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ブルーアーカイブと楽曲の魅力


 TVアニメの放送も始まり、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのブルーアーカイブ。
 私もTwitterにおいてはほとんど青春記録の拡散龍(ブルーアーカイブリツイートドラゴン)と化している。
 硝煙と陰謀に満ちた重厚な世界観が主だった(偏見)中韓系美少女アプリゲームに一石を投じた、透き通るような世界観、個性豊かで魅力的なキャラクター、緻密で奥深いストーリー、過酷、覚悟、その他もろもろのキャッチーなミーム。
 オタクが好きな要素が丁寧に、それでいててんこ盛りに詰め込まれており、これがヒットしているのもさもありなんと思う。
 
私もリリース前当時、ディザーPVを見てこう思った。

めっちゃKawaii Future Bassやん―と。 

 そう、ブルーアーカイブのBGMは基本的になんか理由は分からないけどオタクが本能的に好きになれる感じのクラブミュージックで構成されていたのだ。 
 筆者は、学生時代よりゲームセンターでbeatmaniaIIDXをプレイしていた影響で、それなりに(それなりに)クラブミュージックのジャンルというものに見識があった。
 不思議なことに、一見水と油に思えるオタクカルチャーとクラブミュージックには何故か強力な親和性がある。本当はこの点も詳しく解説出来たら本望なのだが、勉強不足故に具体的には何も分からなく申し訳なく思う次第だ。

 兎にも角にも、このPVで流れていたミツキヨ氏の「Constant Moderato」に一気に心を鷲掴みにされたのが、私とブルーアーカイブを引き合わせた一番の切っ掛けであることは今でも疑いようがない。
 その後もゲームをプレイする中で様々な名曲に出会うことになった。2rdPVの「Glitch Street」晄輪大祭の「Goal Wo Nerae!」学漫同人物語の「OTKPARA!」……
 又聞きした話だと「Unwelcome School」はオタクカルチャーの対極とも言える(偏見)tiktokでの公式配信もあり、ブルーアーカイブのBGMと知らずに耳馴染みがある人も多いという。ミームとしての定着がすごい。ついLet's go!って言っちゃうよね。
 
ブルーアーカイブにおける名曲は枚挙に暇がなく、近年のタイトルとしてはコンシューマーやPCのタイトルを含め、間違いなくサウンド面に力が入っているタイトルだと思う。そして、今年の1月、ブルアカのBGMは1つのコンテンツとして確固たる強度を持つと思い知らされる事になる。

 上記配信の4:00:00頃からのDJステージである。
良い、本当に良い。良すぎる。
 これはBEMANI系を主としたサブカル系DJイベントに共通することだが、作曲者本人が多くの人を前にプレイする楽曲にはとてつもないエネルギーが込められている。更にはこの日のために作り直した通常とは異なる音源がかかる曲も少なくない。物によってはかなりハードなアレンジに仕上がっており本当にバキバキである。かなりIQの低い表現になってしまうが、これはマジである。

 2日目の4:35:20~の15分近いブチ上がり名曲ラッシュを見て欲しい。マジで良いとしか言いようがない。総力戦ラッシュの所が特に良い。もっと筋道を立ててブルアカ楽曲の良さを語ろうと思ったのだけれど、このように限界化する程の良さがあるとしか言えない。

 先月末のAnimeJapan2024においても有難いことに、ミツキヨ、Nor、KARUTのメインコンポーザー3名によるDJステージが開催された。規模としてはブルアカふぇすよりは小さくなったものの、現地の満足感としては全くそれに引けを取らない程だった。
 もし、この記事を読んでいる中に多少なりともブルアカのDJに興味があるものの、現地に行ったことがない、という先生が居たら今後の機会があり次第、都合がつくなら是非足を運んで欲しいと思う。きっとブルーアーカイブを今後更に楽しめるきっかけになると思う。

最後に、KARUT氏とNor氏は私が出来る限りは一生やっているであろうゲーム、beatmaniaIIDXにも楽曲提供している。 これもまた名曲なので是非聞いて欲しい。



KONAMIさんはよミツキヨに依頼出して、やくめでしょ。

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