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日記 すあださんから考えるイマジナリーフレンド

「すあだ」という孤高の動画クリエイターがおる。彼はニコニコ動画時代から現代のyoutube時代にかけて様々なコンテンツを生み出し続けている。

彼の活動は多岐に渡る。例えば自主制作アニメシリーズだけを取っても「ジャスティスボーイ真」シリーズや「さょちゃん」シリーズなどがある。


(さょちゃんシリーズは専用のブログがあったり、個人チャンネルで独立して視聴者参加型の劇場ライブを行っている)

他にも曲制作を行ったり、物作りをしたり、vtuberになったり色々だ。


わんたんマシーンシリーズ


バーチャルおばあちゃん


他にも「五月雨空也」とか「ゴナガナウェイ」とか「SHIZUKA」とか全部紹介してるとキリがないレベルで作り出しているコンテンツの数が多いので割愛する。

さて、すあださんについてここまで書いてきたが、彼を語る上で避けて通れない存在が「いぬわんたん」や「ぶたたん」などのイマジナリーフレンドの存在だ。

左がぶたたん。右がいぬわんたん。


動画上で演じているキャラではなく、日常的に人格を分離させて会話をしている事がこの動画内で伺える。

ここで面白いのが一つ一つの人格がそれぞれ乖離しているということだ。こいつは自己否定をよくする。こいつは自己肯定をしてくれる。みたいな感じで全く同じ思考をしておらず、それぞれの感情があることで一つとして成り立っている。

こういうイマジナリーフレンドはいつか完全な自己が芽生えたと共に消えてしまいそうな気がするけど、消えないで一つのキャラとしていつまでも自分の中で生き続けているのがすごい。

すあださんは全てを自己完結することを体現したような存在だと思う。基本的に表舞台に出たり、誰かと絡んだりすることをしないでただ一人でコンテンツを作り続ける。誰かに求めるのでは無く、自分の中に誰かを作るという事を極め続けて来た。これは動画クリエイターとしてすごい才能だ。

私でも自分のことを客観視して違う視点を持った感情を作ることはあるけど、すあださんは無意識の内にそれをやってのけているからすごい。キャラを作るのでは無く、キャラがもう居る状態でずっと続いているのがどんな感覚なのか気になる。

こういうことを一人でやり続けると何処かでバランスが取れなくなったり、何やってんだみたいな感じでやる気が失せてしまったりする気がする。

でも、そうならずにすあださんが続けられているのは純粋な童心によっていぬわんたんやぶたたんが生み出されているからなのだろうな。

また明日。


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