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あらためて、高垣楓さんのことを考える。

まえがき

こちらではお初にお目にかかります、えーると申します。
普段Twitterでは不定期に呟いているんですが、今回こちらのnoteを使ってみようと、ふと思い立った、いや思い出したんです。

実は、「note登録してから9か月記念です!」みたいなバッジをこの記事書いてるときにもらっていまして。記念も何も、まだここで何も書いていないことに一抹の罪悪感を抱いた次第です。

放置していた理由は、シンプルに「何書けば良いんだ……?」という浅はかなものだったので、とりあえず担当の「高垣楓」さんの好きなところ紹介(ダイマとも言う)を置いておこうと思います。総選挙も開催されましたからね。

美人。
問題は実装当時、天井が無かったという点(2敗)

興味あるとこだけでも軽く見ていっていただけますと幸いです。

「高垣楓」そもそも話

高垣楓さんについての軽いプロフィール紹介から始めていきましょう。

彼女は『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場するアイドルの1人で、モデルという華々しいキャリアからアイドルへと転身した方です。
25歳での転身だったようで、ここからも意外とチャレンジングな一面が見えてきます。

元モデルということもあり、身長は171cm、瞳も青と緑のオッドアイと抜群のプロポーションを誇る楓さん。神秘的な容貌も相まって、どこか雲の上の方のような雰囲気さえあります。

私と楓さんの初対面。この時点で一目惚れしてました。

一方で、無類のお酒好き(種類は問わない)、会話にダジャレを仕込み続けるなど、どこか庶民的……? な一面も。

CVを務められる早見沙織さんの演技も相まって、非常に魅力的なアイドルさんとなっています。
ここからは、楓さんの魅力1つ1つを深掘りしていきましょう。

歌が上手すぎる

もはや言わずもがなではありますが、楓さんの声優さんを務めてらっしゃる早見さんの歌唱力も相まって、ずば抜けた歌の上手さが光ります。

CD音源の方も十分すぎるほどの歌唱力なのですが、ライブでの生歌となるとこれを軽く超えてくる圧巻のパフォーマンス
今年4月に開催された10thファイナル公演での、サプライズ出演での歌声には今までの人生で全くないレベルの号泣をしたことも、記憶に新しいです。


ここからは、もう少し踏み込んだ話をしましょう。
歌の上手さと言っても、実はいろいろある訳です。歌声がよく通るだとか、キャラクター声を崩さず複雑な音階を歌うだとか、ビブラートなど単純に歌唱技術が高いだとか。

私は歌唱についてそこまで詳しい知識がある訳ではないのですが、”楓さん”として歌っているときの一番の強みは「歌への感情付け」なのではないかと思っています。

「こいかぜ」の少し切ない歌声から始まり、最後は伸びやかに新たな希望へと歌い上げる構成。
バージョン違いの「こいかぜ~花葉~」では、原典よりも暖かく優しく。「紺碧」では重く力強い歌声に。
「Blessing」では、これらと対照的に軽快な、踊り出してしまうような歌声で。
「Pretty Liar」では切なさの中に誘惑するような妖艶さも内包した歌声。
そして、それらを総決算したかのような「ココカラミライヘ」ソロの歌声。

『デレステ』メモリアルコミュ第1話より。
「always」に込められた想いは、ここからもなんとなく想像できます。

この他にも、数えきれないほどの曲を歌ってきた楓さん。
これだけ違う表情を歌声1つで表現しているという点は、間違いなく強みだと思います。

プロデューサーとの初めましてで「自己紹介が苦手」と言っていた楓さんが、”歌う”という手段をもって、自己紹介できるようになっていった……という1つのドラマ性も、私が惹かれた部分なのかもしれません。

未だに掴みどころのない人間性

第6回シンデレラガール総選挙で栄冠に輝いた楓さん。
ボロ泣きしてました。

皆さんは高垣楓さんの名前を聞いて、どういうキャラクターだと思われるでしょうか?

"世紀末歌姫"という異名のように自由奔放な人という印象もあるでしょうし、とにかくダジャレを言い続けるという印象もあるでしょうか。それに有名なところだと、お酒大好きな人とか?
実際、どれも合っているのでご安心を。

すました顔で何本呑んでるんですか、楓さん

こんな感じで、結構フリーダムな一面が目立つのが楓さんです。
元モデルで、少し大人でミステリアスな雰囲気から繰り出されるこの無邪気さ……というのがギャップとなって落ちた方も多いでしょう。かくいう私もそうです。

この「一見ミステリアスに見えるが、実は残念な人」というのが第一のギャップとしましょう。
……そうです、楓さんという人はこの他にも"ギャップ"があり、だからこそ6年以上担当を名乗っていても、まだ楓さんのことが分かっていないんじゃないか……? と思ってしまう理由の1つです。

それでは、1つ1つご紹介していきましょう。

意外と負けず嫌いなのかも

自分が楓さんに出会って、まず意外に思ったのは負けず嫌いという一面でした。
これが2つ目のギャップです。

初対面……もとい楓さんのRカード(デレステでもモバマスでも)では「自己紹介が苦手」という一面を出した挨拶をしてくれます。
多分、私を含めた大多数のPは、ここで「ああ、結構控えめな性格の人なんだな」と思われたはずです。
その後に、プロデューサーの寝ぐせのことを考えていたり、夕飯のことを考えていたりと、結構庶民的? な部分も見えて、親しみやすく感じる部分もありますし。

『デレステ』メモリアルコミュ第1話より。
控えめなように見えて、意外と行動派かも? という片鱗にも見えます。

しかし、モバマス版特訓前のLIVEバトル時には「…負けないわ」という台詞が出てきます。
ここまでの楓さんのイメージとはそぐわない、明らかに勝負を意識した台詞となっています。

このような感じの勝負を完全に意識した台詞は他では見られず、特訓後では「ふふっ、勝負よ」ともう余裕を感じるものになっています。
アイドルというポジションに就いてから、他の子にセンターを渡したくない! とかの理由で闘争心メラメラなら分かるのですが、楓さんだけは何故か逆。アイドルとしての意識が少ないはずの、特訓前でしかこの台詞が出てこないんです。

信念の強さが見える台詞は色々あれど、“負けず嫌い”とはちょっと違いますからね。

自分はここからずっと、その台詞に引っかかりを覚えていました(初期特有のキャラぶれ? と言ってしまえばそれまでなのですが)。
この負けず嫌いな性格はどこから来ているんだろうと。

そして、ここに1つの答えを見出し、切り込んだと思われるのが『デレステ』のイベントコミュ「Pretty Liar」でした。

「Pretty Liar」で得た物

このコミュは、「ミステリアスアイズ」というデュオユニットを組むことになったアイドル「速水奏」さんとのぶつかり合いを経て、楓さん自身にとって大きなターニングポイントとなったコミュでした。

モデル時代の自分の振る舞いに納得できず「ありのままの自分を見てほしい」という理由で、アイドルの道へと飛び込んだのがデレステ版楓さんのお話。
そこに、「ありのままの自分を見てほしい」という部分に嘘があるんじゃないか? という重い難題が突き付けられたのが、このコミュです。

『デレステ』ストーリーコミュ47話より。
このスタンスに投げかけられた問いは重いものでした。

最終的に楓さんが見出した答えは「私が望む私を見せる」……これ、自分なりに言い換えるならば、"自分の在り方を他者に決めさせはしない"という凄まじく強い決意表明なんじゃないかと思っています。

このコミュ、実はデレステ3周年記念イベント「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」後一発目のイベントとして出されているんですよね。
10周年楽曲総選挙でも1位を取った人気曲ですが、その歌詞の中にも「夢は他人に託すな」というフレーズが出てきます。

「ありのままの自分を見てほしい」という本来の願いを、他人に託すことなく、自分で叶えるという道に至ったことが「私が望む私を見せる」という答えに凝縮されているのではないのかと思います。

というわけで、今の楓さんは自分に確かな自信をもってアイドル活動をしていらっしゃるんでしょうし、自信があるということは、それはつまり誰にも負けないという確信もあるからなのだと思っています。

「誰よりも」という言葉はここが初めてだったかも。

まあ、カードによってはこんな感じにハッキリ明言しているんですよね。私は誰にも負けないぞって。
そして、楓さんが確かな自信を得たのは、さまざまな経験、そして私たちプロデューサーと歩んできた道があるからだと言ってくれているわけです。

負けず嫌いに見える、という一面がここまで広がった話になるとは思いませんでしたが、そんな自分の一面も受け入れた上で、今もアイドルを続けている楓さんが好きという話でした。

大胆に行くときは行く

では、直近の楓さんはどうなっているの? という話なのですが……大胆に来ることが多くなった印象です。
ある意味、3つ目のギャップと言えるでしょう。

天井の甲斐はきっとあった(遺言)

こちらは直近でデレステに実装された楓さんのカードなのですが、直球でドキっとするような発言や行動をしてくるんです。
「ハートのチョコを特に食べてほしい」と言ってみたり、「あなたを独り占め」と言ってみたり……。
こんなのを続けられたら心臓がいくつあっても持ちませんが?

「ガールズ・パワー」の3人もかわいいんですよね……これ……。

こちらは直近の「シンデレラガールズ劇場」に登場したときの楓さん。
撮影中に他のことを考えているのは相変わらずなのですが……Pのことを誘う話まで考えていたんですか!? 本当に!?

本人も言っているとおり、人を誘うのは結構珍しいはずなのですが、プロデューサーとの確かな信頼関係があるからこそ、最近はより踏み込んでくるといった行動が多いように見えます。
楓さん担当の私が、ずかずか墓を建てている理由もなんとなく分かっていただけたのではないでしょうか。

あとがき

『アイドルマスター スターリットシーズン』にもDLCで出てます(小声)

ここまで、楓さんの好きなところを要点絞ってご紹介してきました。
微力ながら、この魅力の一端が皆様に伝わりましたら幸いです。

10年という歴史の中で、さまざまな経験を経て今の楓さんがいるわけですが、楓さんはご紹介のとおり、今もなお成長しようと飛躍し続けています。
楓さんの今からの成長に付き合える、そして”今の楓さんに出会える”のも、拙作を読んでくださった貴方だけなのかもしれません。

いよいよ開催となった、今年のシンデレラガール総選挙となる「Stage for Cinderella 2022」含め、少しでも楓さんにお力添えいただけると嬉しいです。

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