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あとみよそわか

フリマサイトで長い事売れなかった本がやっと売れたんですけどね。さて送ろうと思ったら、どこを探しても見つからず。いつも出品した物を置いておく場所があるのだけど、そこには無いし。私の本だから、私の部屋にずっとあったのだけど、もしかしたら背ヤケを心配してどこかに仕舞ったのかもしれません。

3巻セットだから、ひとまとめにはしておらず。そのままの形でどこかにあると思うのだけど、見つかりません。もしくは3cm厚以下の何とか便で送れるように箱や封筒に入れたとか?でもそれだと本が歪んでしまうし、雑な扱いはしていないと思うのだけど。

ずっと探していたら、すっかり疲れて腰が痛くなりました。中腰の姿勢が続くから、腰に来るのね。

私の本は一体どこに行ったのか。隅々まで探すとなると、大掃除の続き的な事になり。やらなきゃいけないけれど封印していたような、見たくなかったものを発見したりもするから、こんなに疲れてしまうのかもしれません。

既に売ってしまったのでは?と、データを見ても売った形跡は無く。捨てるはずもないし古本屋に持ち込んだ事も無いので、私の部屋かリビングかのどちらかにはあるはずなのだけど、どうしてこんなに探しても見つからないのか本当に不思議です。

困って若い頃に買った、ダウジングの水晶まで持ち出してみたものの、どうも本がある場所というより、私が未整理で罪悪感を感じている場所に反応を示すらしく、ただその場所が片付くだけで、本は見つかりません。

途方に暮れて、ネットで捜し物の見つけ方を検索。普通の事しか書いていなかったけれど、おまじないや願掛けの類まで書いてあったので驚きました。

「はさみさん」なんて初めて知りました。【あとみよそわか】という仏教由来の言葉も、探し物に使われていたのね。『もういいと思っても、もう一度よく確かめなさい』という意味なのだそうで。

夫がまだ見つからないの?とやって来たので、おまじないを紹介したんですけどね。ヨーロッパの呪文のようなものまで書いてありました。

『ロケス、ピラトス、ゾトアス、トリタス、クリサタニトス』

妖精の名前なのだそうで。それらを読みながら、もう一度、こんなところにあるわけないじゃん、というところを見てみたら!!!

コピー用紙の束の下に、綺麗にOPP袋に平たく入れられた本を発見!そういえば、立てたまま置いていたから歪んでしまい、平らにしようと重いコピー用紙の下に入れた事を思い出しました。

これはもしかして、夫に読み上げた呪文のお陰?夫はそんな事で見つかる訳ないと冷笑していたけれど、効果があったのかもしれず。

「あとみよそわか」

本当にその一言に尽きると、勉強になりました。探し物は、ついでに大掃除する気持ちで、隅々まで整理するのが秘訣なのかもしれませんね。

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