【ジャニーズ雑感17】       メンバーカラー センターの矜持

  

ジャニーズ事務所所属のグループにはメンバーカラーというものがあります。各メンバーに決まった色が割り当てられ、衣装やグッズなどはその色を使うことがほとんどです。
ファンの間ではメンバーを指す隠語にもなり
「昨日のテレビで青がこんなこと言ってたね」とかいう会話があったりしますし.
何かものを買うとき多色展開されていると推しメンの色を買ったりもします。
最近、御年55歳の錦織一清氏が赤いジャージを着てインタビューに答えていた動画がアップされ、
「きゃー赤着てるー」「やる気出してきたんだわー」「赤を着てくれて嬉しいー」などと
ファンがネットで騒いではりました。それくらいメンバーカラーってそのメンバーを象徴しているのですね。

わたしはそれなりに色彩心理だのカラーセラピーだのを勉強したりしました。ですが、たぶんジャニーズのグループのメンバーカラーは直感で決められているようで、あまり理論が見えてきません。しかしその中で不変の法則は(ジャニーさん的に)
赤=王子様キャラ
というものです。そしてほぼ100%メンバーカラー赤のひとがセンターになります。
青=不良
黄色=ふつうのかわいいお兄ちゃん(boys next door)
みたいなイメージのことも多いのですが例外もたくさんあるので、
王道が赤=王子様=センターかなあと思います。
また赤のサブ的な存在としてピンクもあります。

20世紀デビュー組の赤
●シブがき隊 本木雅弘
●少年隊 錦織一清
●光GENJI 山本淳一
●SMAP 木村拓哉
●TOKIO 長瀬智也
●V6 森田剛
●KinKi Kids 堂本光一
●嵐 櫻井翔

こうやってリストアップすると明らかな傾向があって
7人中、月みずがめ座が5人月いて座が2人。(櫻井翔氏は生まれ時間が早いと月やぎ座)
ここにピンクの光GENJI諸星和巳氏を足せば月みずがめ座は6人になります。
(ちなみにSMAPのピンク担当中居正広氏も月いて座)
光GENJIは山本淳一氏より諸星和巳氏のほうが
圧倒的なセンター感がありますね。なので例外的にカウント
※本木雅弘氏と森田剛氏が月いて座



21世紀はちょっとバラけてきて大所帯のグループが増えたり、衣装やコンセプトにいろんな人が関わってきたりしてるのがカラーの選定やセンターのフォーメーションなどからもわかるなあと思います。

西洋占星術における月星座は素の自分を表し、対して太陽星座は目指していく方向性を表します。
月星座が本音の部分や感情、太陽星座が建前の部分や理性ということもできます。
これだけの人間の素の部分に共通するものを見出せるジャニーさんはやっぱりすごい。

みずがめ座は風のサインの星座と言われていて、情報や横のつながり、そこから来る客観性などを表しています。クールだったり合理的だったりと言われるのも判断基準に自分の損得を持ち込まず常に相対的にものごとを見ているためです。透明感があるとか生活感がないとかいうイメージもあると思いますが、これらのワードに共通する非日常性がアイドルとしての適性だと思います

また、少し専門的な分類として「3区分」というものがあります。
おひつじ座かに座てんびん座やぎ座=活動サイン=何かをはじめる
おうし座しし座さそり座みずがめ座=不動サイン=何かを維持する
ふたご座おとめ座いて座うお座=柔軟にサイン=何かを調整する
みずがめ座は不動サインです。
軸がしっかりしていてブレないということがセンターの資質なのでしょう。
また風のサインの相対性ということもプラスすると、グループ全体のバランスを見定め軸を動かさないようにしていることが求められてるのだなあと思います。

いて座は火の星座で、情熱やガッツ、勢いなどを表します。そして柔軟サインなのでその情熱を調整することに使う。メンバーのやる気を鼓舞し、全方向につなぐことができる


圧だけで選ばれたセンターは誰もいず、グループの求心力を保つことがアイドルの偶像性とリンクしている。このちまちま書きためた文章たちはすべて「ジャニーさんすごい」が結論になっちゃうのですけど今日も書きます「ジャニーさんすごい」

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