暮らしの面において、今後AIの進化は想像以上に密接に関わってきます。
そして、その暮らしを整え快適へと導く整理収納アドバイザーという仕事は、モノを介して人の暮らしを、人を介してモノとの関係を快適へと導く仕事ですから、AIの進化は他人事ではありません。

AIの存在と同じように、この仕事自体、私の子供の頃には存在しない仕事でした。
20年前の大学生時代でも、存在していませんでした。

それが職業として存在するようになった背景は、暮らしの中の便利さが成長期をさらに過ぎて、過剰になったから…常に溢れる便利さに身を置いた時に、自分の暮らしにおいて、何を選び取れば良いかが分からなくなった人が増えてしまったから…だと私は思います。

AIの進化は人の暮らしの便利さへ確実につながることは大前提です。
そうなるとこの整理収納という概念は、AIの発達した未来において、密接な関わりが確実にあると予想できます。
または整理収納の概念を違う形に変化させ、価値を提供できるようになるか、もしかしたら概念のみが残り名前は消える可能性もあります。

10〜20年後には、今の仕事の47%が機械に取って代わられる、なんて話しはよく耳にします。

この先の未来において、整理収納というツール、また整理収納アドバイザーという仕事と、進化して暮らしの中に便利さを提供するAIがどのように関わっていくことになるか？

この仕事を続けていくならば、常にアンテナを張っている必要があるのはもちろんのこと、AIがさらに普及した家庭内を快適にするためには、多くの人の暮らし方を解決に導く力が備わっていなければ、AIに振り回され仕事を失うであろうと私は考えます。

その理由とは、