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映像が浮かんでくる文章

「ちょっと素敵な本」とご紹介頂いた
荻原浩さんの「海の見える理髪店」
読み終えました。
 
主人公が海辺の坂道を歩き
理髪店を見つけてドアを開ける頃
すべての情景が目の前に浮かんできました。

潮風を含んだ風
清潔に整った店内
大きな鏡の後ろに写る海と空
店主の表情、口調

まるで匂い付きの映画を観ているようで
そして、すべてを書いていないのに
はっきりと伝わってくるエンディングの意味
本を閉じた時の余韻…
(実際はキンドルで読んでるので閉じてないけどw)
 
こんな世界を創り出せる作家を
心底尊敬します。
憧れてやみません。

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