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芯からじんわり…

ギックリ腰になる直前、虫の知らせだったのか、Soupstock Tokyoで「鶏肉とトマトのシチュー」をなぜか「ラージ」でテイクアウトした。

その後ギックリになったので、買い物に行くこともできず、このシチューがどれだけありがたかったことか。

トイレにはハイハイでほふく前進、立ち上がれたとしても、お能の舞いのようにソロソロと歩く。痛くて堪らないんだけど、自分の置かれたシチュエーションがおかしすぎて、ククッと笑ってしまう。

寝たきりでやることがひとつもないので、スマホでネット三昧。息子からいつになく沢山のメッセージがきて、日頃の想いを聞かせてもらった。彼はとても繊細なので、社会と折り合いをつけるのが、とても難しいようだ。
友人からも温かいメッセージをいくつももらって、腰は痛いけど、心はポカポカ。

大切なあの人からは唐突に「最近変わったね。前はその時の気分で物を言ったり、自分中心な発言が多かったけど、今のゆみさんの方が、大人の女性らしくて素敵だよ」とお褒めの言葉をいただいた。

…なぜだろう? 何が変わったのか、自分では全くわからない。夏に大きなケンカをして、心が離れている時期があったけど、そのあとから、お互いに何か、変わっていったように思う。

なんだかくすぐったい。少しづつ私たちの距離が縮まっている。

ギックリで不自由な体になって、色んなことをゆっくり考えることができた。温めたシチューがポカポカで、体の芯からあったまったのは、私のまわりの素敵な人たちのおかげだ。

歳を重ねると、こんなことを素直に感じとることができるのかもしれない。くすぐったいけど、あったかい☆ ほんとポカポカ。

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