2人をつなぐ2つのハート

コミュニティで知り合った友人から、オーダージュエリーの依頼を受けました。「お母様とペアで付けられるブローチ」「ハート」というリクエストでした。

デザイナーの千村君はしばし考えたのち、おもむろにスケッチを始めます。ふたつのハートをそれぞれ別につけてもいいし、カチッとペアにすれば、一つのハートになるブローチ。真ん中にはお気に入りの石を配置するようになっています。

なぜ瞬時にこんなデザインが思いつくのか、本当にすごいなぁと感心するばかりでしたが、友人も嬉しそうにニコニコ顏。今回は石選びも一緒に行いました。

オーダージュエリーの醍醐味はこの笑顔の瞬間から始まり、商品が出来上がるまでのあいだも、極上のご褒美を待ちわびる楽しみがあります。そして、品物を手にしたその日から、大げさにいえば、未来永劫その満足感は続くのです。友人はもとより、お母様も、とても楽しみにされていたことでしょう。

そんな時、去年の暮れのこと、お母様が吐血され、病院へ運ばれたとの連絡が入りました。意識がなく、朦朧とした中、「おかあさん、もうすぐブローチができるよ、千村君が一生懸命作ってくれているよ」と声を掛けると、お母様は、ゆっくりと頷いたそうです。

「ブローチがなかったら、お母さん、あのまま逝っていたかもしれない」

そう話す友人に、昨日、完成したブローチを届けて参りました。お母様の容態も回復され、今はお話もできるようになり、これからブローチを見せにいくのだと。

私も付けさせてもらったのですが、このブローチ、本当に美しくて、画像では十分に伝わらないのが残念でなりません。画像も十分に美しく撮れていますが、石とデザインのパワーが、どうしても100%伝わらないのです。

「本物と偽物の区別ってどうしてこんなに明確なんだろう?」とビックリする私に友人は一言、「本物は本物だからでしょ」とバッサリ笑。

私が千村君を支持しているのも、ここにあります。イケメンだからでは決してないことを、声高らかに宣言しておきたいと思います。


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ありがとうございます。ご飯の会など開いて、皆でワイワイおにぎりや鍋やら食べたいです。

今日一日楽しいことだらけでありますように☆
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杉本 ゆみ

ジュエリー

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