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はじめての皮膚トラブル①これまでちゃんと考えたことが無かった「保湿」というアイテム




「保湿」ってよく聞くけど、これまでほとんど気にしたことが無かった。
「乾燥しますか?」と聞かれれば
「しません」と答えていた。


自分では「しない」と思ってても実は「してて」
そういうこともあるかもだけど、実際に例えば
「カサカサする」とか
「突っ張る」とか、なかったもので。
それに、そんなに肌はカサカサのシワシワではないし。


10月の初めのころ、
「あれ?」
「いやに唇が乾燥する感じ」


一度経験のある口唇ヘルペスかな?と思ったけど、
それとは違う。



そのうちに、唇の周りに、赤いカサカサが出来た。


「あれ?」
「なんだろ?これ」



家にあった塗り薬、主人が使ってたと思われる軟膏。
ググるとステロイドが5段階中、下から2番目の軽さで配合されたクリーム。

それを「ほんの、ほんの、ちょびっと」塗ったら次の日、消えた。



不思議だったのは、
「消える」のだけど、
1週間くらい経つと
「また出てくる」



「あれ?」



そうしてるうちに、顎のあたりにも一か所、同じような小さなカサカサが!


「これってもしや、自分の中で、うつってる?」



そうしてるうちに今度は耳の後ろに・・・・


ギョ!!




どのカサカサも、
そのクリームを「ほんの、ほんの、ちょびっと」塗ると翌日には消える。


この「すぐに消える」のも不気味だった。



そうこうしてるうちにいろいろググってると、
こう書いてる。



「ステロイドの入った軟膏は」
「顔に塗るのは医者に相談しましょう」



そうなのか。


医者に相談・・・・・いやだな。



とにかく医者と縁がない。
と、いうか、
あんまり信用してない(笑)
なので、全く医者に行かない。まあ、健康体に感謝ですが。


これは・・・皮膚科だよな。

皮膚科と言えば、生涯でたった一度行ったぞ。
口唇ヘルペスが出来た時。


随分長く待合室で待って、
やっとこさ順番が来て、
先生の前に座って、
「ここに・・・・」と唇を見せて。

先生が、発した言葉は、二言だけ。


「口唇ヘルペスってどういうものか知っていますか?」

私は
「水疱瘡のウイルスが残ってて・・・・」と言いかけたら

先生は
「はい、ちがいまーーーす」


これだけ。
その後、看護婦さんが「口唇ヘルペスについて」というパンフレットをくれて、飲み薬が出て、
はい、終わり。


そして、帰宅して、その飲み薬を飲んだとたん、
蕁麻疹が!


蕁麻疹が出来たのは、これが、たったの一回。


私の、この皮膚科の先生に対する評価は「最悪レベル」


ヘルペスって知ってますか?と先生は問い、
私は「確か水疱瘡の・・」と言い、
その時の先生の心の中の言葉、私には聞こえたのです。



「ふん、シロウトが」
「何も知らないくせに」



患者はシロウト、
先生はプロ。


「何も知らない」シロウトさんに、
「わかりやすいように、その人がわかる言葉で」丁寧に説明すること、
それが、プロだと私は思う。

私のピアノの生徒、
主人の塾の生徒。
みな同じ。

相手が「4歳の、何も知らない子供」には、
その子供がわかる「言葉で」教えないといけない。
それが出来ないのなら教えるプロじゃない。



そんなわけで、皮膚科の先生に対する疑問がありまして・・・・


でも、今回、「行ってみよう」と思った。

前の病院ではなく、ググって、近所で、ネットからの予約オッケイな、小綺麗な皮膚科さんへ。



ネット予約はいいですね。
皮膚科なんだから重病ではない。
早いのがイチバン。
ほとんど待たなかった。


様子を先生に伝える。

「市販の薬を使ってもいいのでしょうが」
「皮膚トラブルが起こったことがないので」
「こういう場合どうしたらよいのか、お聞きしたかったので来ました」



先生は、とっても簡単に、こうおっしゃった。


「乾燥です」




乾燥なのかーーーー!

唇の周りにつけるお薬と、
首の周りにつけるお薬の2種類を出してくれた。


私は先生に聞く。


「乾燥を防ぐには?」


「保湿です」と先生。
(当たり前のことなんでしょうけど私には新鮮)

「それでは、保湿には、先生は何を薦めますか?」

これ、聞いておかなくちゃ。
そうしないと、私はきっとググる。

「保湿」
そうするとおそらく、星の数ほど製品が出てくるはず。
安いのから、バカ高いのまで。
そうなるときっと私は迷う。
これまで「保湿」なんてキーワードは私の中になかったので免疫が無い。
一本1万円する化粧品でも「抜群に保湿します」なんてのを、クリックしちゃうかもしれない。



先生は、迷うことなく、こうおっしゃいましたのよ。


「ワセリン」

わ・・・わ・・・・わせりんなのか!



実はワセリンは持っていた。

赤ちゃんでも塗れるってんなら良いだろうと






たまにリップクリーム替わりに塗ってた。


でも、唇がえらく乾燥する感じになったので、
私は、これじゃだめなのかも・・・と思い、リップクリームを買いあさった。





この中ではニベアが一番よかったかな




それでも事態が改善しなかった。



ワセリンでよかったのか・・・・・



病院から帰り、
処方された塗り薬は一度だけ、うすーーく、塗った。


唇用と、首筋用







その一回だけで、赤いカサカサは消えた。



よし!
このあとはワセリンだな。



ワセリンって、お安いのですね。
高い化粧品に手を出さなくて良かった。



王道のやつ






こわけすると良いと書いてるので



小さな瓶に、いろいろ、分ける





顔に塗るやつはチューブ式のほうが良さそうなので、




ワセリンにもいろいろ種類があるのね







処方された塗り薬は一回のみで、
その後は気になるところにワセリン。


これで・・・・


防げているのですよ!

と、いうことは、
先生の見立て「乾燥です」はビンゴだったってわけだ。


そうなのか、そうなのか。
何だか新鮮でした。


秋は乾燥するシーズンらしい。
今まで乾燥しなかったのは、身体から充分な「なにか」が出てたのだけど、
加齢によって(常套句)
外から補ってやる必要が出てきた、ってことなんだな。
妙に納得。


と、いうことで、
しばらくは今までのケアにプラスしてワセリン、
やってみようと思います。

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