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山岳救助隊とヘリコプター

私は気を失ったので、下記は友人から聞いた話です。

滑落したところを見ていた登山者が、
「山岳救助隊を呼びなさい!」と言ってくれました。

「呼ぶといっても、、、どこに電話したらいいんでしょうか?」
「119番でいいんだよ!」
「なるほど!」
ということで、友人は119番通報。

電波が途切れる山中でしたが、なんとか繋がりました。

10mの高さから落下、
落ちたのは鎖場の近くだったようです。

途中、何人か登山者が来て
「こんな高さから墜落したら、絶対助からないな」
と言った人もいて、友人は怒ったそうです。


しばらくすると20名の山岳救助隊が駆けつけてくれました。
私の身体の状態を確認をして、傷の処置をしてから背負い、
少し開けた場所へ移動。

警察も到着、友人は事情徴収をされました。

ヘリコプターが上空を旋回しているのが見えるのに、
向こうはこちらを確認できない。
木がたくさん生えているので、わからないようです。

やっと確認できた時にはヘリの燃料が尽き、
もう一台のヘリが到着するのを待ちました。

ヘリが降りられるように、
救助隊の人達は、木を何本か切り倒しました。

「救助隊のチームワークが完璧で、
しかも誰一人嫌な顔をせず動いてくれた」と、友人が関心していました。

ヘリからロープが降りて、
私は救助隊に抱えられて登っていきました。

友人は、残りの救助隊と一緒に下山。
私が搬送された病院へ行くよう警察に指示され、
車を運転して病院へ到着。

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