見出し画像

スマホ遍路日記(242:八十五番八栗寺〜八十六番志度寺)

【2023年12月21日(木曜日) Day 257】

 札所八十六番志度寺の名前にもなっている志度はかつての志度町の名前。平成の大合併で志度町は近隣の5町で合併をしてさぬき市になっている。

 すぐ隣は海だが、境内は海端だとは感じさせないほど木々に覆われている。四国札所の中でも7世紀に開創された古刹だ。五重塔が印象的だがあまりにも木々が生い茂りすぎて境内に入ると五重塔があまり見えない。

 個人的な感想でしかないがこの寺は行くたびに荒れているように思う。木の枝もあまり払っていないし、掃除も行き届いていないように思える。そのくらい敷地一帯が森のようになりつつあるように感じられる。このように行くたびに荒れてきているなと感じる寺は他にも数ヶ寺あるのだが、志度寺はその筆頭に上がるように個人的には思える。

 特に夏場に行くとこの寺で蚊に刺されない事がない。それが余計なお世話かも知れないが気になって仕方がない。

 かつては本堂と廊下で繋がったお堂に納経所があったが、今は新しい納経所が独立している。その辺りを境にこの寺の荒れ具合をどうしても感じてしまう。

 ただ、最後にこの寺を訪れたのがだいぶ前の話なので今は違うのかも知れないし、是非そうであってもらいたいとも思う。基本的には独特なお堂の配置、五重塔などとても気に入っているお寺の一つだ■

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?