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常識と固定観念

殆んどの人がこれに囚われている気がします。

自分は昔から普通という言葉がキライで、家族や友人に“フツーは~でしょ!”とか“それはフツーじゃないでしょ?”に、反発してきました。

“じゃあ聞くけどフツーって何?”
“人と違っちゃいけないの?”と。
嫌われるタイプですかね(笑)?

小学校一年の時の体育祭の練習中のこと。
行進の練習をしている時、ふと大好きな漫画『北斗の拳』の(オープニングだったかな?)あるシーンが頭に浮かびました。言葉では表現が難しいのですがケンシロウみたいに堂々と、オラオラな感じで歩いてみたくなりました。
そして実行しました。
ソッコー隣の組の怒りんぼ先生が飛んできて、“何だその歩き方は!みんなと一緒にやれ!!”と怒鳴られました。確かに自分が悪かったです。

この話は極端でしたが、私たちは何も疑いもせず小、中高校と生活していました。
学校教育と先生、親の言うことが全て正しいと!

世間では個性的な人材が求められている!!
他人と同じではダメだ!!
大人やマスコミはそう言っていました。
しかし、学校内では人と違った行動をすると怒られます。
服装、髪型、態度、言動。
少しでも違うと落第点を付けられます。
さらにはそれがエスカレートすると【落ちこぼれ】という勲章が授けられます。

じゃあ個性って何なの?
大人は子供に何を求めてるの?

答えは簡単。
それは尖った人材より平均点を取れる云わば当たり障りの無い人間を求めているのです。大人や上司の言うことに“ハイ!”と言える人間を。

最近よく聞く話題の1つに企業の終身雇用撤廃というのがあります。
そもそも企業側は契約時に終身雇用など約束しません。それなのに大企業=終身雇用=安定した人生。
という図式が日本では浸透してしまっています。

年金問題もそうです。
誰も年金で老後暮らせますなどと言ってません。
年金という制度が100年安心(続けられる)ってだけです。云わば年金は保険です。

リストラや年功序列もそう。
リストラはむしろポジティブ!!
企業を活性化させるには絶対必要だし、リストラされた側だって自分にあった仕事を探せるわけなんだから! ただ時間だけ過ぎて、何となく役職について、給料だけが上がって仕事はろくに出来ない。そんなジジイ邪魔くさいだけでしょ??
本当に優秀な人材に適正な給料を払うべきでしょ。
“若いのに生意気だ!”なんてこと言うやつをソッコーリストラすればいいだけ。

みんながお金を使えば店は潤い、店が潤えば企業が潤い、企業が潤えば国が潤う。
経済は食物連鎖と一緒。
銀行やタンスに貯金しても世の中潤わないっすよ!

言い出したらきりがないけど、これら全てが自分たちが持っている常識と固定観念だと思います。

当たり前の中で生活していても何も変わらないですよね。ただ時間を浪費してるだけ。

しかしながら頭で理解していてもなかなか行動に起こせないのが人間です!リスクデカいし…。
って発想が今までの学校教育で受けてきた傷痕なのかもしれませんね。

自分はビリヤード場を経営(と言っても店番してるだけ)していますが、常に新しいことは出来ないかと考えています。
お客様の意見やアドバイスも聞きたいです。
年齢を言い訳にしたくないと思ってます。
なので、自分も今自分の中にある常識と固定観念を疑って生きています。

人生に正解はないです。
目の前のことに全力で取り組んでいる人は素敵です。

“ビリヤードやダーツのプロになって何かメリットある?”
“賞金安いし飯食えないやん!”って言葉良く耳にしません?
確かにプロ活動だけでは厳しいでしょうからメリットと言われると正直何とも言えません…。
ただ彼らはお金以外のものを見ています。

自分も全力で取り組める生きがいに出会いたいなぁっていう、そんなお話でした(笑)。

常識を疑え!!

良い言葉ですね。

www.srash.info/

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