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6周年突破したし、一旦サウナの未来を予想する

こんにちは。
LAMP支配人の野田クラクションべべーです。

2019年2月8日にオープンして、気づけば6年目に突入です。すごいことだ。
年々、サウナは増えるし、サウナの相談もたくさんくるので、どうなっているんだサウナ市場は…と驚かされるばかりです。

個人的な感覚に基づくサウナの未来をかきます。
誰のためのなんなのかはわかりませんが、誰かのなにかになるかもしれないので。

サウナの未来を考える

これからのThe Saunaが目指す未来をMARIKO KUMAKIさんに描いていただきました

人の価値(優しさ)はこの先1番必要なこと

サウナを運営して、プロデュースをさせてもらって6年経ちますが、サービス業というのはつくづく奥深く、面白いものだと実感させられます。
なぜ、時代は進むのに、時代に逆行しているようなお店は愛されるのでしょうか。人はないものねだりなところが多いと思う部分も強いですが、そういうお店に共通しているのは強烈な愛(接客、世界観)があると思っています。サウナを作ることは、ある程度書籍も施設もあるし、うちだってきてもらって写真撮ったりしてもらうのは別にお断りもしてません。ようは箱は作れる時代になっているよね。ってことす。

サウナをやりたい人は「運営」から目を逸しちゃいけない

んで、大事なのはその先の運営。
運営に関してはいろいろな考えがあると思いますが、自分が一人でやれる範囲とメンバーと一緒にやっていくのかということ。どちらも大変なことですが、マネジメントというスキルが必要不可欠になってきます。サウナをやっていくという目標にしちゃうとかなりゴールが狭くなってしますので、もっと先の理念やカルチャーを深く考えながら形にしていくのが大事だと最近思います。
そのゴールを描きながら、今何をすべきか、すぐにできること、できないこと、できることはとにかくすぐにやる(これ大事)、できないことはいつまでにやるのか。すごい細かなことですが、ここを考えるのはとてもとても重要なことです。

高単価高付加価値な世界線は免れない

誰も予想をしなかった「コロナ」という事象。
その他にも地震だったり、大雨だったり自然災害が多いのも事実です。観光業はとてもとても考えさせられるきっかけになった人も多いのではないでしょうか。そもそもオーバーツーリズム的な盛り上がり方というのは、本来の目的を見失うきっかけを作ってしまう可能性があり、皆さんしたくないはず。ただ、そうなると単価設定をしっかりしないと営業ができなくなる……

ただ、本来の目的をぶらさず達成させるためにから料金設定を決めないと継続が不可という一つのアンサーなんじゃないかなと(もちろんこれが全てではない)。物価の高騰、円安の加速など…いろいろと考えても高単価高付加価値のコンテンツを考えていかないと施設の存続は難しくなってしまう。ということは常に考えてがんばっていきたいですね。

ただ〜〜〜! ここ重要!
なんでもかんでもやればいいとうことではない。足し算足し算して単価を上げることではない。お客さんが何を求めているのか、それをやる側はワクワクできているのか、ここが本当に重要。100点のコンテンツをやっていて、120点を目指そうとして、なにかとりあえず新しいことをしたら逆に80点、60点と減点されることもあります(本当に難しい)。
とはいえ、メンバーのやる気とか意思とかも尊重しないといけないので、ここは思想とバランスが肝になってきますね。

個人戦ではなくチーム戦総合力がめちゃくちゃ重要

サウナ施設を運営するというのはつくづく難しいものだと感じています。
時代が便利になり、IOT化していくことで人的リソースを減らすことは容易にできるにようになりました。その分空いたリソースを有効活用してやれることにコミットして生産性は高くなってきたと思います。LAMPも雇用は増えつつ一人当たり売上は年々上昇しているということは、一人一人の生産性が上がっていることがわかります。
ただ、それだけじゃダメでもっと余白、無駄なことに対して本気で取り組めるか。そこが結構キーな気がしています。またそういったところから新しいなにかが生まれることがあると思うし、そういう時間を意図的に作っていかないとサービス業は成立しない。1番風呂に入って、ご飯食って、コーヒー飲んで、お酒飲んで、ボーリングして、バッティングセンターいって、映画見て、、、みたいな人のほうが人間として面白くないですか。もっと余白のなかで旅して遊ぼう。そのために、IOT化して生産性を上げたい。で、これは個人じゃ厳しいみんなでやらないと難しい。みんなでやればできる。

生きるためにインプットをしアウトプットをできる人間になる必要がある

さぁ、長々と書いてきましたが、ここからはLAMPとか関係なく個人的に大事なことかな?と思っていること。
昔は右向け右で働いていれば給与も上がるし、生活が保証される〜みたいな時期があったかもしれないですが、ここから先の時代はそうもいかないのかな?と思っています。
普通に生きる(ここの定義も広いですが)ためにも最低でも、自分の頭で考えて行動していかないといけないということ増えてしまったのではないかと。
そのためには学ぶ、多くのことを学ぶ、そしてそれを実践する、実践したことを否定しないコミュニティに属することが本当にこれからの時代に大事なことなのではないでしょうか。

具体的に、LAMP、The Sauna、野田クラクションべべーとしてどうするのか

まず、LAMPとしては3年前くらいから構想している環境配慮型パブリックサウナ施設をアップデートしたようなサウナをやるべく密かに動いております。2年後くらいかな。なぜこれをやりたいのかというと、The Saunaをきっかけにサウナを好きになってもらいたい…という想いの次は、The Saunaをきっかけにサウナをきっかけに自然を考える場所にしていけたらな…と思っています。あとは、営業するしない別にしてスモークサウナを建てたいですね。いい土地を探して。その他も今いるメンバーがサウナを作るきっかけを常に考えていて、ブレストなんかもしたりしています。

野田クラクションべべーとしては、サウナプロデュースがおかげさまで2025年あたりまで埋まっていて、サウナを作る機会がたくさんあるので、今はとにかく成長チャンスだと考えています。あとは、サウナ以外にも熱中できるなにかを見つけられるといいな〜とは思っています。信濃町に住むと東京にいたころみたいにフットワークは重くなりがちなので、そんな中でも没入できることなのか、なんなのかはちょっと知りたいですね。

LAMPのことをもっと深く知りたい人は代表のマメさんインタビューがオススメ

終わり