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【番外編】続縄文土器づくり

🍵宮川香山を推すnoteにようこそお越しくださいました🐉
🍵ごゆっくりご覧くださいませ。
🍵毎週木曜日に更新しています……と言いたいのですが、度々ずれています。ごめんなさい🙇週一を目安に更新しています。

では、今日も目次からどうぞ🎎

今日のひとり言

太陽系と宇宙の起源の解明に向けて
小型月着陸実証機「SLIM」

https://www.jaxa.jp/projects/sas/slim/index_j.html

JAXA公式ホームページより

SLIMという月面探査機をご存知でしょうか。
前より軽く小さくても、ピンポイントで着陸したい所に着けること、そしてもっと月や他の太陽系の星のことが分かるように、探査システムの重量を軽くして観測装置に回して、いっそコストも軽くして沢山行けるようにしよう!
という取り組みのようです。

実はこのSLIMの変形型月面ロボット(LEV-2)のカメラ部分の設計に、
宮川香山の末裔の宮川眞さんが関わっているそうなのです。
このカメラは、今回の月面探査で求められる画像解析の能力の他に、
コスト減、軽量化、などの制約があり、
スマホで使われる部品を基に、たったの250gに求められる性能を集約したそうです。

この取り組みは大成功!!
でして、今もその成果は更新されていますので、
ぜひJAXAの動向をチェックしてくださいませ。

アインシュタインは子どもの頃、父から与えられた方位磁石を見て磁力の不思議に感銘を受け科学の道を志したと逸話にありますが、眞さんは中学卒業の時、自分にはしたいことがある、それは機械や車だという気持ちが決まっていたそうです。

実は、この眞さんの月面探査に関わっているというお話は、取材時に、よそで話してはいけないよと釘を刺されていました。
しかし講演会でがっつりその話題が出たので、
喜色満面で今この記事を書いている次第であります。

眞さんは今、もはや国も越えこの星の先端で、ご先祖の好奇心と先見の明、そして飽くなき探求心を携えて、眞葛の精神を歴史に刻んでいらっしゃいます。

余談ですが、眞さんの妹さんの名前は香と書いてかよさんと仰るそうです。
お名前を聞いただけで、感動しました。

縄文土器づくり二日目と三日目

もうこれは写真を見ていただくのが早いです。
二日目三日目は、ひたすら成形していました。

ろくろはあくまで成形の補助に。早く回転させるのはNGでした。
資料の図面と現物の縄文土器を見ながら、できるだけ忠実に形を作っていきます。
下が小さく上に向かって口径が大きくなるので、安定性が不安です。
成形が終りました。
「潰し」と「磨き」といって、
表面と内部を滑らかに、土の密度も上げます。


手作りの縄を両親指で押し付けながら、縄文をつけていきます。
生物学者のE・S・モースさんが貝塚を発見して以後70年以上この文様が
どうやって付けられたのか分かりませんでした。
考古学者の山内 清男(やまのうち すがお)さんが、それは縄文だと、発見するのです。


これは装飾部分の説明を、先生がしているところです。


私も、へたくそながら、なんとか形になりました。
このあと、上部の波模様がどうしても気に入らなくて、翌日(三日目)作り直します。
見本の縄文土器は押し付けて圧着しており、この波模様が所々剥げているのですが、
私は剥げるのがイヤでしっかりくっつけてしまいました。
技術も再現するのが研究には必要だそうで、私はその制約を破ってしまったことになります。

2024年3月16日は縄文土器の野焼き、体験最終日になります。楽しみです🎶

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