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ユーザーの心をハックせよ!沼野剛志が語る「サービスリードエンジニア」という仕事の醍醐味

沼野 剛志(ぬまの つよし)
大学時代では「出会いの研究」を行い、実際に出会い系サイトを運営して修士論文を執筆し修了。2015年3月にディレクター兼エンジニアとしてランサーズへ入社。現在はサービスリードとしてランサーズのサービスの企画と開発を担当している。React.js 関連での記事の執筆や、登壇なども積極的に行っている。
Twitter: @numanomanu

「みんなの自社サービス愛」に心を打たれてランサーズへ

 前職はメディアを運営している会社にいて、メディアの SEO 対策のための管理画面の仕組みや、記事の配信システム(CMS)などを作成していました。エンジニアリングだけでなく、ディレクターのように、外部の人と協力してシステムを作ったり、ライターのように実際に自分で記事を書いて投稿したりと、幅広い経験をさせてもらいました。

前職は比較的小さなベンチャーだったので、次はもうちょっと規模が大きい会社に行きたいなと思っていたのと、自社サービスをやっているところに行きたくて、転職先を探していた中、ランサーズと出会いました。

 ランサーズに入社を決めたきっかけは、僕が転職するときに各社に聞いていた「自社サービスのことが好きですか?」という質問に対して、全員が「もちろん!」「自分が作ってるサービスでユーザーが喜んでくれるのが一番やりがいを感じる」とか「自分も将来はこのサービスを使って独立したいから、今必死に開発してる!」などなど、皆さんの会社のサービスに対する愛情に心を打たれたので、自分もそうなりたいなと思って決めました。

 特に代表の秋好の原体験で、「自分が学生の頃に、インターネットで知り合った人に HP を作ってあげて、その報酬が銀行口座に振り込まれていたときに感動した。でも社会に出ると、フリーランスと企業が一緒に仕事できない仕組みになっていたから、この課題を解決したくてランサーズを起業したんだ(沼野意訳)」というストーリーも当時のカウンターカルチャーっぽくて好きです。

ユーザー体験の向上にコミットするサービスリードという仕事

 ランサーズには2015 年の3月に入社しました。入った当初は、ディレクター兼エンジニアというポジションでしたが、社名にもなっているメインサービス「Lancers」のメッセージ機能をモダンな技術でメンテナンスしやすくしようというプロジェクトに参加し、がっつりエンジニアとして働いて以降、本格的にエンジニアとして活動するようになりました。
 
 そのあとは、メッセージをモダンにするプロジェクトの経験を活かして 「pook」という新規事業のフロントエンドエンジニアとして、React、 Redux 、Cordova を使ってアプリを作ったりしていました。

 現在は、非公式ですが、一言でいうと「サービスリードエンジニア」という名目で仕事をしています。テックリードは技術でチームをリードしていく職業ですが、サービスリードエンジニアは、サービス開発におけるユーザー体験の向上など、幅広い面でチームをリードしていく職業です。主な仕事は、ユーザーの行動などを SQL やアナリティクスツールで解析して、そこからサービスの企画をしたり、実際に企画した機能を実装したりしています。

 チームメンバーも5名くらいなので、少ない労力で最大の成果を出すためにはどうすればいいのか?をチームで考えるのが好きですし、Lancersという巨大なシステムで、いかに副作用なく機能を分割してリリースしていくかというところに、日々工夫をこらす毎日です。素早く小さな仮説検証を繰り返すことで、より多くのユーザーに価値を届けたいという思いでやっています。

 Lancersは CakePHPで書かれているのですが、新機能開発の裏で現在進行中のバージョンアップなどの状況も踏みつつバックエンド側は API 化して、フロントエンド側は React で作るなどして、CakePHP との依存度を下げる工夫を行ったり、Firebase の CloudFirestore などを使うなどして、小さな機能を素早くリリースする仕組みを作って、仮説検証のサイクルを早く回せるようにしています。

 自分たちが作っているLancersというサービスが、ユーザーの生活を支える一つになっていたりするので、いろんな人に影響を与えることができて楽しい反面、緊張感もあってヒリヒリしてます。笑

 また、実際にランサーズを開発するだけでなく、Lancersというサービスを使って仕事を依頼したり、仕事を引き受けたりしてドッグフーディング(自ら自社のサービスを使いながら改善していくこと)したりできるのも、この会社と、この仕事の面白いところだと思ってます。

コードを書くのは手段。「課題解決」がエンジニアのミッション。

Lancersというオンラインで仕事を得るためのサービスの仕様上、コンペ、タスク、プロジェクトなどの依頼形式や、ロゴ制作、WEB開発、オンラインアシスタントなどの様々なジャンルの仕事があり、それらの組み合わせで構築されているため、様々なインサイトで仕事を依頼したい人や、仕事の依頼を受けたい人がやってきます。

 そういった人たちをシームレスにマッチングしてあげるにはどうしたらいいか?最適な仕組みでそれぞれのユーザーの願いを叶えるにはどうすればいいか?など、今現存するWEBの仕組みの中でも、たくさんの変数があるサービスがゆえに、答えが見つかりにくい分野であることが、今もぶち当たってる壁です。

 エンジニアという仕事はプログラムを書くだけではなく「課題を解決する」ということが本質だと思っています。なので、単純に言われた仕組みを実装するだけではなく、どうしたらもっとサービスがよくなるか?ということを常に考えながら仕事に取り組むことで、自分自身が成長できていると感じています。

 特に、ユーザーの行動をデータから解析するだけでは、曖昧な仮説しか浮かばない時があります。そういったときは、実際にユーザーにインタビューしたり、自分がユーザーになって仕事を受けてみたりすることによって、課題の解像度が上がってより良い仮説を立てるきっかけを掴めたりします。そうやって一生懸命考えて仮説が見つかったときは嬉しいですし、さらにそれを実装してみて、思うような結果が出たときはもっと嬉しいです。

 でも、だいたいが思うような結果が出なくて壁にぶち当たってるんですけどね…。それこそがサービスをリードするという上で成長につながっているところかなと思います。

人の心をハックしたい!という人と一緒に働きたい

コードもサービスも、ハックするのが好きな人と働きたいです。サービスを作るというのは、単純に開発することだけでなく、人の心をハックすることも含まれていると思ってます。そういうことに関する議論を一緒にしながら、実際の実装もして、ユーザーに価値を届けてくれる仲間を募集中です。

ーー今後チャレンジしたいことはありますか?

LOY(Lancer Of the Year) にランサーとして出て表彰されたいですね。笑 

 年に1回、Lancers で活躍しているランサーさんを表彰するLOY(Lancer Of the Year) というイベントがあるのですが、そのイベントがなかなか大規模なイベントで、全国各地から最高レベルの人たちが集まって来ており、毎年皆さんがどうやってクライアントとリモートワークで仕事をしているのかや、普段の生活では会社の時間に縛られずに、サーフィンしてから出社してるよだとか、生のフリーランスの声実態が聞けるくのが毎年楽しみです。そこで表彰される方々は、本当に素晴らしい方ばかりなので、自分もそういった方達のお手伝いができていると思うと、誇らしいですね。

 世の中の流れ的にも、正社員やフリーランスの境界は曖昧になって来ているので、新しい働き方が増えていくと思います。「自立とは、依存先を増やすこと」という東京大学の熊谷先生の言葉が好きなのですが、自分自身もいろんな組織や案件に携わって、新しい働き方を体現していきたいですね。

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沼野の渾身の一作「誰も教えてくれない。エンジニアのためのブログライティング入門」はブログを書いてる/書きたいエンジニア必見です!

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(取材・文:宮田千春、編集:西村創一朗

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つながる!ランサーズ編集部

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