人生はプロジェクトで溢れている〜プロジェクトマネジメント物語

このnoteはLanderのクリエイティブプロデューサーMutsumiのnoteからの転載です。

プロジェクトマネジメントを味方にすれば、大抵のことは実現できると思っている。Webディレクターが映画も作れるくらいだ。

でもそもそもプロジェクトとはなんだろう?

クリエイティブなどの制作業務は1つの案件がプロジェクトであるから、日頃からプロジェクトに慣れ親しんでいるが、例えばバックオフィス業務や、接客、カスタマーサービスや運転手など、日々の仕事がプロジェクト化していない(ように見える)方もいると思う。

プロジェクトマネジメントを身に着けたいけれどプロジェクトがない、と思うあなた、がっかりする必要はありません。なぜなら人生はプロジェクトで溢れているから。そしてプロジェクト化されていないように見えるあなたの仕事も、プロジェクトとして捉えればいいだけなのだ。

例えばバックオフィスの場合、事務や経理もそれぞれがプロジェクトだ。接客なら、顧客タイプ別売上げアッププロジェクトや月単位の売上げアッププロジェクト、リピーター増加プロジェクトなど、さまざまな切り口で業務をプロジェクト化できる。もしあなたがプロジェクトに携わっていないと感じる場合、自分で自分の業務をプロジェクト化すればいい。

なにより、人生そのものがプロジェクトの集合体だ。

冠婚葬祭、旅行、引っ越し、就職や転職、投資、子育てや介護、相続や裁判...。楽しいことから辛いことまでプロジェクトの連続だ。

プロマネのちからをつけると、人生の辛い局面でも大いな助けになる。相続のリハーサルなんてできないし、裁判の練習もしないだろう。

弁護士の力を借りればいいと思っているそこのあなた、彼らは法律の専門家だが、プロジェクトマネジメントの専門家ではないのだ。そこが大きな盲点なのだ。私は効率よく段取りしてくれる弁護士なんて会ったことがない。

段取りが悪いと、時間や手間が余計にかかるし、何より不安になる。手間がかかればコストも増える。この点を専門家たちはケアしてくれない。自分が手綱を引いて、プロジェクトをコントロールしなければならないのだ。

専門知識もないのにプロジェクトをコントロールできるのかって?

できます。

プロジェクトをマネージする根底の方法論はそんなに変わらない。まったく未知のプロジェクトだとしても、スタートからゴールへ向かい着地させるものという性質は同じなのだから。

ということでまずは、日々の業務や、身の回りのあれこれをプロジェクト化して、自分は今たくさんのプロジェクトをマネジメントしているのだ、という意識環境を作ってみましょう。

次回へつづく

Landerは、映画やWeb、広告やエンターテインメントなどジャンルレスなコンテンツで、自分らしさという星に向かう情熱を呼び起こす、クリエイティブカンパニーです。

クリエイティブプロデューサーMutsumiのロサンゼルスでの活動を辛酸なめ子さんがnoteとハフポストで連載中です。そちらもよろしくおねがいします。 https://note.mu/nameko_la