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7/3の妄想。・・・令和細雪計画の兆し

今一旦止めて書き進めているのは6月〜9月にかけての第一波のこと。
その最後は『令「和」服』の4通りの制/制作、令和細雪計画のほぼ完成で終わっている。そして、その兆しが体調を崩していたこの日の妄想にあったことが判った。

7/3 16:06
寝っ転がって身体を休めていながらも、創りたいものへの妄想が止まりません。
この間、展覧会に来てくださったお友達との話の中で、西陣織の織元が、思い切って織機の幅を広げたら、海外のハイブランドから内装材や服地として注文が引っきりなしになった、という話を聞いて、確信になりました。
着物の場合、あの織機の幅があるからあの反物になり、あの形になる。
というか、着物のあの形にする為、あの幅になっていて、反物がああなる、と、言える。
で、恐らく服地で着物を作る人がいたとしても、ガッツリ着物型のものを作ろうとすると、わざわざ折角広い幅があったとしても反物の幅に切って作ったはるんだと思うんです。
で、私が何を妄想しているかというと、タイとかカンボジアの巻きスカートみたいなものと、上を組み合わせて、何故だか(それはもしかして反物の幅の布で作るから⁇)たいがい結果がダッサくなる2部式着物みたいなもののカッコいいものが作れないかなぁーということです。
簡単に作れて簡単に着られてカッコいいやつ。
前から漠然と創ってみたいと思っていたのですが、お友達のお友達からよそ行き的な服地をいただけるかも…となり、それで何を作るか考えた時にそれを具体化させようと思い。
それはいただければラッキー!なものなので、例えば麻とダブルガーゼを裏表にしてリバーシブル(ちゃんと縮ませてからならあり得る?)にして習作を作ってみたらいい感じじゃないかなぁと思ったり。
着物に見せようと思えばここに縫い目!だったらそこに敢えてステッチ、という手もあるし、それって幅由来なものだから、本当に要る⁇とも言えるし。
そういう観点で言えば、所謂着物や帯の幅でも「接いだら」いいんじゃないの?とも言えるし。
ちょっと色々考えて、色々遊んでみたいと思っています。
「着物に見せる為の要素」って何なのか?ということです。
また、反物の幅、という制約から自由になったら何ができるのか、ということでもあります。
夏休み?中に四姉妹分全部作って細雪にしようか⁇
実は、この間、縞々の服を創った時、購入したサテンのリボンが結構余りまして。リボンを編んで?バッグを作ろうと、iPhoneの画面で「多分合うはず」と思った色の適当と思われる幅のもの選んで、あの生地に使われている他の色のグログランリボンを幅色々取り混ぜて注文しました。
きっとこの、当てもなく作ったモチーフの持って行き場としてたまたま家にあった色とりどりのワイヤーを使ってバッグを作ってそれに括れば可愛くできるはず、と、思って作ったらできた!みたいにできるはず。

ここで寝っ転がりながら巡った妄想が、2ヶ月後には全て形になっていました。

いや、

寝っ転がりながら巡らせた妄想を、2ヶ月後には全て形にしました。

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