キャリアプランを書いたら、スタートです。
はじめに、個人的な人生経験。
昨年12月に大きな手術、今年5月には大腸ポリーブ切除を経験しました。
ジョブ・カード活用ガイドにあるライフラインチャートを見るたびに、「命と時間は、直線で進む。」と改めて感じます。
「資源は有限、アイディア無限。」という昔の職場の先輩が言っていたキャッチフレーズを思い出します。今の私なら「命は有限、」となりそうです。
生まれてから今現在の自分が立っている場までの直線、そして今の場から命が燃え尽きるまで時は、遅延もなく一直線に進みます。
生きているうえでは、山あり谷あり(上下)、そして紆余曲折(左右)の立体空間がありますが、命と時間は遅延もなく一直線に確実に進んでいくと思いました。
1,キャリアプランを書いたら、スタート、始まりになります。
ですから、今が大切、と言われます。
キャリアプランを書いたら立ち止まっているのではなく、その実現に向けて歩み始めることです。歩むとは「思考と行動」をすることと考えています。
「思考と行動」をすることで初めて、自分に見える景色が変わることになります。そうすると今まで思考していたことと現実を照らし合わせ、思っていた通りのこと、想定していなかったことや、想像していたこととの違いなどに気づきます。
この気づきに基づいて「選択と意思決定」をすることになり、キャリアプランを現実化することができます。「選択と意思決定」で大切なのは自分の「価値観」にあると思っています。自分はどう生きていきたいのか、何を大切にして生きていきたいのかということです。
2,「思考と行動」を感じる、宮古市でマスコミに最近取り上げられた、「自らのキャリアを自ら歩む女性」の生き方をご紹介します。
東京大学医学系研究科博士課程(中退)を経て2006年千葉大学医学部卒業。東京の榊原記念病院勤務時に東日本大震災に遭遇、テレビなどで津波の映像を見て衝撃を受け岩手県に来ることを決意。2011年6月に宮古病院へ。2016年より同病院循環器内科科長として働いている方のお話です。
以下、6月11日付の岩手日報の記事の引用
インタビューで語った腑に落ちた2つの言葉。
3,まとめ。
前川さんは離任後、地元に戻っても地域医療に携わっていくということです。
「思考と行動」、「選択と意思決定」についてお話に関して、このニュースを引用させていただいたのは、正に「クランボルツの計画された偶発性(Happenstance Approach)」のアプローチそのもの、お仕事を探されている方のアプローチのひとつのロールモデルと感じたからです。
最後に、クランボルツの著書「Luck is No Accident(その幸運は偶然ではないんです!)」の「第3章 目を覚ませ!夢が現実になる前に」の9つの項目と私が「行動を重視」することと通じるものがあると考えておりますのでこれをご紹介して結びとします。(※参考資料)
夢が破れた時はほかの道へ進もう
決めるのは簡単だが、実現することは難しい
夢を試そう!一歩ずつ
悪い選択肢には固執しない
アドバイスには耳を傾け自分で決断する
状況の変化に応じて優先順位を再評価する
情熱は行動によって作られる
職業目標とは“結婚“はするな
人生のほかの選択肢にもオープンになる
以上
≪参考資料≫
「その幸運は偶然ではないんです!」J.D.クランボルツ+A.S.レヴィン著、花田光世+大木紀子+宮地夕紀子訳:ダイヤモンド社刊
・・・R5/07/10・・・