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2022年4月17日(日)|とつくにことば夢に見るかも

 外国に留学にしてしばらくすると、その国のことばで夢を見るようになる、という話を聞いたことがある。日常的に外国語を使うようになったことで、夢のなかの言語もかわるということだろう。

 昨晩、なぜか英語で夢をみた。

 まだ僕は日本にいるし、日常会話も日本語でおこなっている。にもかかわらず、夢のなかで必死こいて英語をしゃべっていた。

地元に帰省して散歩をしていると、大はしゃぎしている男性の集団が目に入った。近づいて見てみると、なんとアメリカのYouTuberーーDude Perfectではないか。Ty, Cody, Cory, Coby, Garrettと、メインプレイヤーの5人がそろっている。そういえば日本ツアーをすると言っていたような気がする(夢のなかでなぜかそのような前文脈が作り上げられていた)。にしてもまさか、自分の田舎で収録をしているとは。せっかくの機会なので、話しかけてみることにした。するとノリノリで迎えてくれて、そのままのノリで僕も収録に参加することになって、はしゃぎ散らかした。ちなみにDude Perfectはトリックショットをはじめとしたさまざまな動画を投稿している人たちで、とにかく騒がしく、叫びまくる。気持ちいいほどにおおはしゃぎする。そんな彼らの収録に参加するのだから、僕もはしゃがずにはいられない。はしゃぎすぎて、近所のひととモメたほどだった。収録がおわると、地元の居酒屋にいき、打ち上げをした。ノリノリのまま飯を食べ、酒を飲み交わした。夜もふけ、おひらきに。彼らは宿に帰らねばならないが、タクシーがつかまらない。実家の車があるから宿まで送ろうかと、家まで歩いてきてもらったが、よくよく考えたら酒を飲んでしまっているじゃないか。飲酒運転はダメだ(夢のなかでもその程度の倫理はたもっていたらしい)。まったく惜しいことをした、せっかくのチャンスだったのに・・・

 などと思っていると目が覚めた。いままでみた夢のなかで、トップクラスに陽気な、気持ちのいい夢だった。そしてなにより、記憶にあるかぎり初めての「英語でみた夢」だった。

 妻によると、僕はたびたび英語で寝言をいっているらしいのだが、当の本人は記憶にない。だからこれを記念すべき1回目として記録に残す、ことにする。

春かぜにはやる心のせきあへずとつくにことば夢に見るかも

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