16記事目-自己分析

ゼロから個性を作り戦闘力に変える3ステップ。個性を守りつつ、個性で攻めるには?

こんにちは、ゆうです。今日は平凡すぎる人生経験の手札からきらめく個性を作り出す方法についてです。

もしかしたら、

「私は他の人と変わり映えしないな...」と落胆したことはありませんか?

「人の山に埋もれて最近輝けてないな...」と心の奥で気づいていませんか?

その気持ち、分かります。私も個性について心が割れるほど悩みました。自分の思う個性は、本当に個性と呼んで良い代物なのか?苦悩していました。

思い返せば、人格や個性について悩むことに一生の半分以上を費やしました。今日は自分なりの発見を基に「こうしたらいいんじゃないかな」という提案をしていこうと思います。

日常にモヤモヤ感のある人、自分探しにつまずいている人、留学に行こうと思っている人には特に読んで欲しいです。



1.2019年、なぜ個性は大事なのか

終身雇用に続き年金が崩壊し、集団の中より個として生きれることが問われる時代。言い換えると、従来の枠に守られた生き方ではなく、革新的な点として突出できるかが問われる時代。


こんな価値観の攻守交代が起きている今、個性を作り保ち続けることができるか否かは、死活問題と言っても過言ではないでしょう。


個性とは持ち株のように、持っているだけでプラスを生み出し続ける人格資産です。お金が時としてあなたを守ってくれるように、それはあなたを守ってくれるセーフティラインになり得ます。また、お金が購買力をつけてくれるように、個性は生存力を与えてくれます。


点として、凛として、これからの時代を強く生きるためには「個性を守りつつ、個性で攻める」ことが大切なのではないでしょうか。


2.自己分析で自分の手札を確認する

個性は持ち札に例えられます。なぜなら「組み合わせ」を最適化することで、勝率を最大化するからです。

どういうことでしょうか?

誰でも少なからず1度はトランプで遊んだことがあると思うのでトランプにたとえてみます。

  ・ジョーカータイプの個性

ジョーカーは単体でチート性能を誇り、それゆえうまく使えばゲームを制することができます。これを、個性に例えれば遺伝で生まれ持った強さではないでしょうか。

遺伝的に恵まれていない人は土俵から降りるしか無いかと言うとそんなことは無いです。トランプも人生も、ジョーカーや遺伝だけでは決まらないのです。

複数の手札をうまく組み合わせれば戦況を変えるほどの力を発揮することがありますし、ジョーカーを上回ることすらあります。

これが「手札の強度」で勝つという発想で、私たち99%が大事にしたい戦略であります。


  ・手札の強度タイプの個性

「弱い手札」と「強い手札」。

「手札の強度」はどのように決まるのでしょうか?

ゲームを理解し手札の組み方を熟知することで獲得できるスキルだと思います。言い換えたら、後天的なもので本人の努力次第で可能性をぐいぐい上げることができるのです。

ところがもし、自分が強い手札を持っていることを認識できない場合、持っているカードを活かしきれないという残念な状態に終わってしまうことでしょう。

それゆえ、どんな手札を組み合わせたら良いかを知る前に、まず自分にはどんな手札があるか、つまりどんな「強み」や「経験」を持っているのかを知る必要があると思います。

これを可能にするのが自己分析です。方法については昨日記事に書きましたのでご覧いただければと思います。

どんな手札を秘めているか発掘してみる


3.最強の手札の組み合わせを考える

さて、自己分析が一通り済んだら何と何を組み合わせたら、攻撃力と防御力ともに最大の個性が誕生するかを考えます。これを私は「個性式」とよんでいます。

ポイントは次の二点です。

・珍しい組み合わせを考える
・多くても3項目のかけ算にとどめる


   ・珍しい組み合わせを考える

直感で選んでみてください。この中で一番強い組み合わせはどれでしょうか?

・「ノーマルカード」×「ノーマルカード」
・「ノーマルカード」×「レアカード」
・「レアカード」×「レアカード」


きっと多くの人が3番目の「レアカード」×「レアカード」を選ぶことと思います。

このように他の人には無くて、自分だけしか持っていないユニークな経験を複数掛け合わせるのです。

さて、「3×3」や「7×12」など掛け算には答えがあるものです。あなたが選んだレアカードをかけ合わせていったら最終的にどんな答えが出るでしょうか?ここで算出された答えがズバリあなたの個性です。


   ・多くても3項目のかけ算にとどめる

そろばんを習っていた人でない限り、4項目ある掛け算はすぐに答えが出ないものです。3項目がギリギリ暗算で出来る範囲だと思います。

これは人生経験やスキルセットの掛け算になっても同じです。

掛ける項目が多すぎると往々にして答えは出ないものです。ゆえに理想は2項目の掛け算です、シンプルにして強力なあなただけの式を作りましょう。ガリレオ・ガリレイが言うように「シンプルさは究極の洗練」です。


ちなみに筆者の場合は

食×人格=語学教育

という式です。この式の意味とは?参考にプロファイル記事を用意しました。どういう手札があってこの式が生まれたかの誕生秘話です。

「個性式」の作り方を分析してみる


4.やる機会を与えてもらい個性を戦闘力に変える

内界を熟知した後、外界にアプローチするステージです。個性は人に認めてもらって初めて個性だと言えると思うのです。(そうでない場合は、言葉が強いですが、うぬぼれです。)

個性の単純所有は武器の単純所有と同じです。一発も撃っていない銃は本来の役割を遂げることができないばかりではなく、錆びつきもします。

武器は戦闘力に変えてなんぼなのです。


その一番いい方法は誰かの悩みを解決することです。

それもなるべく最初はボランティアで行いましょう。というのは、誰にも認められていないうちは誰もお金を払ってくれないからです。

よくボランティアを嫌厭する人がいますが、ボランティアは自分の能力を認めてもらえる絶好のチャンスだと表地ます。もしたまたまその場に影響力や立場のある人が居て、目に止まれば昇進や抜擢に繋がります。

たとえ気づいてもらえなくても、経験値として溜まっていきます。

武器は『使用→慣れ→手入れ』のサイクルを繰り返すことで洗練されていき、個性をシャープに仕立て上げる原理もこれと全く同じだと思っています。

私の場合ですが、昔から「教えること」が上手だと言われていたので、オーストラリア滞在中に日本語を教えて生計を立てようと考えました。しかし当時、日本語を教えた経験は皆無で、ちゃんとした先生だとは認知してもらえませんでした。

そこで、図書館のミーティングルームを借りて週4で無料の日本語クラスを開催しひたすら教えることにしたのです。そのうち、1人また1人と認められ、約半年後にはお金を取って教えられるようになっていたのです。遂にはみんなが紹介をしてくれるようにもなりました。


このように個性は外に発信していくことで、人生を守ってくれる盾としても、攻めの人生を送るための剣にもなり得ると思っています。

いかがでしたか?

平成の終わりまでは集団の戦闘力を高めていけば良い時代でした。しかしこれからは個の戦闘力を高めていく時代だと思っています。

そんな時に、個性があるかないかは死活問題だと思うのです。

本記事が自分がない...自分がない...もうダメだ、、、と思っていた方の後押しになったのであれば筆者の本望です。

PS

今日の記事に関連する記事を集めてみました。どれも本記事と同じくらいの長さなのでサクッと読めます。

どんな手札を秘めているか発掘してみる


信用力という個性の産物が重視される時代の英語学習法とは?


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