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まるで掘り出し物市 !? 「海外に来た感」がすごい、ブリスベンの水曜限定マーケットの歩きかた

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日はオーストラリアのブリスベンで毎週水曜日に開かれるマーケットの紹介です。

普段スーパーで売られていないレアなアイテムがずらりと並ぶので、帰国する時のお土産を買う場所としても実は秀逸だったりします。

地元情報を現地レポート・写真多めで紹介していきますので、これからブリスベンに行くという方や思い出に浸りたい方は参考になるかもしれません。


1.「海外に来た感」を味わえる水曜市とは?

日本でもイオンの火曜市など「●●市」が定期的に開催されていますが、豪州のマーケットと決定的な違いがあります。

日本ではいつも店舗がある所で●●市を催しますが、オーストラリアでは普段何もない場所にその日だけ●●市が出現するのです。

ブリスベンの水曜市はカジノと図書館の間に広がる広間で開かれ、普段は何もありません。しかし水曜日になると、店が立ち並びいつもと違った光景を見せてくれるのです。

それゆえ、同じ街なのに違った表情を楽しむことができ、得した気分に浸れるのです。

と言った所で水曜市の詳細を箇条書きでまとめてみようと思います。

日時:毎週水曜日 (祝日なら水曜市はありません)
時間:朝8時から夜6時まで
場所:266 George Street Brisbane (ブリスベンスクエアと言います。)

市の中心街にあるので、アクセスはとても良いです。この辺りに語学学校が集中しているので、朝授業の前に行くこともできますし、放課後に友達と覗きにいくのもアリだと思います。

扱っている商品は、雑貨から食料品、色々な国の料理やらデザートと幅が広いです。国際都市であることを伺わせますし、なによりも「海外に来た感」を味わえる特別な場所でもあります。


2.マーケットをフォトウォークで楽しむ

マーケットに関しての基本情報はこのくらいにしておき、ここから現地リポートを本格的にしていこうと思います。

笑わせるつもりはとくにありませんが、マーケットの入り口には呪いの人形の等身大バージョンを思わせるような「ワラ人形」が立っており、なんだかそこだけオーラが違います。

木にくくりつけられた.....死......不吉なので言いませんが、違和感が半端ないです。30分くらい歩いていましたが、誰もこの人形の横で記念撮影をしている人は見かけませんでした。

右手に歩いていくと果物屋さんがあります。マーケットは買うだけではなく、見て楽しむのも1つの方法です。パイナップルの展示方法が「豪快」です。

普段何気なく生えている木の近くに店を陣取り、パイナップルを植毛するかのように枝の中に埋め込む展示は、ワイルドなオーストラリアならではなのでしょう。

展示に眼を見張るのは八百屋さんだけではありません、スムージー屋さんも負けていません。

芸術なのか、というくらいに果物が掘られています。まだ新鮮だったので、おそらくマーケットが開店する前に掘ったのでしょう。(ちなみに私が居たのは朝の9時です。)

色々なお店が乱立する中で一番種類が多いのは野菜・果物屋さんです。どのテントに売られているのも新鮮でおいしそうです。



少しテントの中に入ってみましょうか。

写真中央下の果物、何に見えますか?

そう、日本の柿です。今オーストラリアの季節は春ですが手に入るようです。



左奥にある野菜はなんでしょうか?

ゴーヤです!!

ゴーヤは普通のスーパーでは売っていないので、超レアな野菜です。南半球でゴーヤチャンプル作ってみませんか? (ちなみに私は日本から島とうがらしを持ってきたので、かけて食べています。)



そして南国らしく、マンゴーやドラゴンフルーツも売られています。夏になるとマンゴーが1つ2ドル以下になったりするので、毎日食べられます。日本では考えられないお値段で、「安く贅沢」ができるのです。


ちなみに色々見て回った中で一番私が気に入ったのは、「はちみつ専門店」です。

オーストラリアでは日本よりも蜂蜜が安く買える気がします。マーケットでは若干値段が張りますが、スーパーでは見かけられないようなレアな品種がそろっているので「お土産」の候補の中に入れてもいいかもしれません。

個人的に良いなと思ったのが「マカダミアハニー」です。あまりにも気になったので試食してもよいか聞いてみました。

あのマカダミアナッツの味がほんのりと感じられ、なんとも上品なハチミツです。

オーストラリアのお土産でマカダミアチョコを買う人は多いと思います。私も買っていましたが、日本が真夏のときに買っても、オーストラリアが真夏のときに買っても溶けたりしてどうしても品質が下がってしまいます。

しかしハチミツならその心配はありません。小さいし、溶けないし、マカダミアハニーならオーストラリア感もある上に、レアだから喜ばれることでしょう。お値段も$10と良心的です。


他にも、雑貨屋さんがあったり、


パスタやパエリア、麺などの屋台があったり、



まさかのお魚屋さんがあったりします。冷凍庫まで完備しているので、展開している店舗の中で一番装備量が多いと思います。

街の中では肉屋は多いのですが魚屋は本当に少ないので、マーケットの魚屋は新鮮な魚を買えるレアな機会だと言えるでしょう。


という感じでオーストラリアなりの「おしゃれさ」がいっぱい詰めたのがマーケットであると思うのです。

最近日本では自動精算機が増えていますが、オーストラリアはその遥かに前から取り込んでいた国でした。店員と話したり目を合わせたりすること無く買い物ができてしまうのです。

マーケットは違います。とても「人間的」な買い物ができる場所です。店員さんもみんな陽気です。(入り口のワラ人形からは想像できませんが。)愉快にチャットしながらみんな買い物しています。

こういう気さくさも「海外に来た感」に繋がると思うので、もしマーケットに行ったらちょっと英語で話してみましょう。なんだか人間的な温かい気持ちに包まれるはずです。


いかがでしたか?

オーストラリアのマーケットの魅力、伝わりましたでしょうか?

日本ではなかなかこのようなタイプのマーケットはないと思います。オーストラリアに行ったら是非とも1度はマーケットに足を運んで欲しいです。

今回の記事の例はブリスベンでしたが、基本的には他の都市でも似たようなマーケットが開催されていると思います。

普段映画でしか見れないような光景が、ある日ポンと街の中に現れる....それがこの国のマーケットなのです。

ポンと現れるから、フラっと行ってみる。

そんな寄り道もいいではありませんか。


本記事が皆さんのオーストラリアライフの糧になったことを祈って。

それではまた!

PS

オーストラリアとブリスベンにちなんで、合わせて読むのをおすすめしたい関連記事を2つほど紹介しようと思います。


1つ目はオーストラリアの魅力についてです。お金よりストレスがたまってしまう日本の生活から、息抜きをするのに最適な国である理由を10個挙げてみました。


2つ目はブリスベンの魅力についてまとめた記事です。オーストラリアといったら、シドニーとメルボルンだけじゃない...隠れた良さをもつブリスベンの紹介です。


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