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留学先で日本人を避けちゃダメ!?必要なのは、戦略的な人付き合いの仕方です。

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日は、留学先でほぼ100%遭遇する日本人との人付き合いの方法についてです。

英語の勉強のために留学にいくのだから、日本人とは何が何でもつるまないという意気込みの方に時々出会いますが、本当にデメリットよりメリットのほうが大きいのでしょうか?

【設定】
留学先で日本人に出会った。話す?避ける?

【ポイント】
・[5人の法則] を基に、人付き合いする人を戦略的に選ぼう
・積極的に仲良くなったほうが良い日本人のタイプがいる
・快適な留学には日本人から嫌われないことが大切

【ということで】
一緒にいると成長できる人で自分の周りを固めるため、自分が受けたい影響を自分でコントロールする能力を身に着けよう。



1.鍵は自分が受けたい影響をコントロールすること

アメリカの起業家ジム・ローンが提唱した「5人の法則」を聞いたことがあるでしょうか?

あなたの周りの5人の平均値があなたである。

人は自分の周りの影響を受けやすい生き物です。

それゆえ自分の近くにいる人からより強い影響を受けます。その中でも、特に自分と近しい5人からは受ける影響のレベルが大きいので、ほぼその5人の平均値が自分自身になるというわけです。

胸に手を当てて考えてみてください。

今、あなたが一番時間をともに過ごす5人はだれですか?

自分に近い5人にどんな人を配置するかは、留学の満足度だけではなく成果にも多大なる影響を及ぼします。

その中にネガティブな人がいたら、自分までネガティブに染まってしまうことでしょう。

英語の勉強をイヤイヤしている人たちと一緒にいると自分の英語学習のやる気まで吸い取られることでしょう。

英語の勉強しなきゃと思っているのに、ダラダラ過ごすのが好きな人と時間を共にしたら当然自分もそれに流され、留学の成果はでないでしょう。

まさに「流学」です。

あなたが常につるんでいる人たちは、本当にあなたが受けたい影響を与えてくれていますか?

なりたい自分像を描きましょう。その自分像に到達するためには、どんな影響を受けたら良いのでしょうか?

自分の周りの5個のスロットには、戦略的に人員配置をし、受けたい影響をコントロールしましょう。

その5人の質で留学の成功・不成功は決まることでしょう。

ゆえに、出会った日本人があなたにとって良い影響を与えてくれるなら決して避けてはいけないと思うのです。


2.こんな日本人には積極的に絡もう

では具体的にどのような日本人なら積極的に絡んでいくべきなのでしょうか?なりたい自分像は人それぞれだと思いますが、もし下のような人たちがそばに居てくれれば留学はより充実したものになるでしょう。

  ・一緒にいると上昇志向になれる人

もらい泣き、もらい笑い、という言葉があるように感情は伝染します。向上心も同じです。成長することに全力な人がもし周りに居ると、自分もエネルギーを貰えることでしょう。

英語の勉強だけではなく、いろいろなことに挑戦したくなるはずです。「行動に弾み」がつくため、フットワークも軽くなったり、毎日が充実すること間違いなしです。

逆を言うと、一緒にいるだけでやる気が削ぎ落とされるような人とはちょっと距離を置いたほうが良いでしょう。



  ・勉強熱心な人

いわばガリ勉タイプの人です。ずっと勉強していたり、常に手にノートを持っていたり、半端ないほど知識への吸収欲が溢れているのでとっつきにくいと思うかもしれません。

しかし彼らのような人と一緒にいると学びべることも多く、自分の知的好奇心も刺激されていろいろ学びたくなったり、勉強が習慣化されたりすることでしょう。

勉強が苦手な人の多くは、勉強が習慣化されていないからだと言います。習慣的に彼らと時間を過ごすことで、気づけば勉強が当たり前になると思います。


  ・独創的な人

いわば変人タイプです。その発想はどこから来るのか読めなかったり、その人の背景が特殊だったり。本やネットでは聞けないような、深い話が聞けるでしょう。

驚異的な変人は、時として異様な憧れとして目に写ります。それは、彼らがそのものに「夢中」だからです。おもしろいことに、何かに夢中である状態はその周りの人の心に火を付けます。

例えば写真に狂おしいほど夢中になっている友達と一緒に居れば、自分が写真に熱中するのは時間の問題でしょう。

ガリ勉系よりも更にとっつきにくいですが、独創的な人が自分の味方になってくれれば人生を大きく変えてくれる刺激になることでしょう。

ちなみに以前、変人についての記事を書いたので興味がある方はこちらも合わせてお読みください。

変人が変人である理由を知りたい


本当はもっと挙げたかったのですが、字数の関係で3種類だけにしました。このような人たちに出会ったら、日本人であろうなかろうが大事にしましょう。



3.非日常での出会いは一生の出会いになりうる

日常生活とは同じことが毎日繰り返されること。安定しているかもしれませんが、5感+心の感度は低い状態であることでしょう。ゆえに「安低」した生活であるとも言えます。

そのような状態で人に出会っても、意気投合はしにくく、友達に発展することは極めてまれだと思います。

留学に行けば非日常の連続です。5感が反応しっぱなしで、心の感度が極限までに高まっていることでしょう。

だからこそ、留学先の出会いは帰国してからも続く、一生の友達に発展しやすいのです。人と人を結びつける力が、半端ない。

実際に私も、日本にいるときは友達作りに苦戦しましたが海外に来てからは面白いように人とのつながりが増えていますし、離れても連絡を取り合っている人の人数も多いです。

留学先の非日常感は間違いなく特権です、フルに活用しましょう。




4.苦手なタイプの日本人との付き合い方

自分と合いそうじゃない人に出会ったり、嫌いなタイプの人に出会ったときに、そっけない態度を取ることがあると思いますが海外では要注意です。

なぜなら海外の日本人コミュニティーはとても小さく、いい噂も悪い噂も簡単に広がってしまうからです。

言い換えると「炎上」しやすく、そのため言動や行動には細心の注意が必要であると言いたいです。

私はオーストラリアのブリスベンに4年ほど滞在歴がありますが、日本人が集まる場所の数はせいぜい知れていますから、噂はインフルエンザの集団感染並のスピードで広がります。

苦手なタイプ、嫌いなタイプに出会っても表面ではニコニコしておき、不必要な噂が広がらないようにしましょう。


いかがでしたか?

主要な留学都市に行けば、日本人との遭遇は避けられません。付き合い方を間違えれば成果少ない留学になってしまいますが、上手に日本人と付き合えば留学の質だけではなくその後の人生の質まで変えてくれることでしょう。

本記事の内容は単なる私見ですが、どんな形であれ自分なりの「日本人遭遇哲学」を持ち基準化しておくことが流されない留学の第一歩なのかなと思います。


本記事が皆さんの留学の糧になったことを祈って、

それではまた!


PS

先ほど紹介した夢中力に関する記事です。天才と呼ばれる人たちは、何かに夢中な人です。留学先という非日常の世界では感度が上がるので夢中になる状態を作りやすいと思います。


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