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#42 ボストン・ダイナミックス社の倉庫用単一作業ロボット「スポット」(880字程; 2021/4/1, VOA Learning English)

(↑Header image: Nana Smirnova, Unsplash, searched by "warehouse")

(↑英文元記事277words)

1.アメリカのロボット企業 Boston Dynamics社(ボストン・ダイナミックス社)は、先日、新しいロボット「Stretch(ストレッチ)」を公開しました。それはただ一つの仕事をするために設計されています。その仕事は、大きな貯蔵施設、倉庫内で、容器や箱を移動させるものです。

 ボストン・ダイナミックス者の事業開発担当副社長のマイケル・ペリー氏(Michael Perry)は、「ストレッチ」は同社が開発した最初の、一つの仕事に特化して設計されたロボット(単一作業ロボット)です、と述べました。そして、このロボットが開発された背景には、世界中の企業からの要望があった、と付け加えました。

 「私たちは、倉庫業の現場では例外なく、トラックの荷下ろしが最も肉体的に困難で大変な仕事の一つであるという声を大変多く聞きました。そして、ストレッチはそのような状況下で活躍します。」とペリー氏はロイターに語りました。

 ストレッチには、既存の倉庫を改良することなく、狭いスペースで稼働できることを可能にする小さな土台(ベース)があります。また、アームには高度に発達したカメラが搭載されており、さまざまな形や大きさの箱を識別し、処理することができます。

 ペリー氏によると、ストレッチは約23kgの箱を持ち上げることができるといいます。そして、このロボットは1時間で約800個の箱を移動させることができます、と付け加えました。

2.ボストン・ダイナミックス社は、犬型ロボットの「Spot(スポット)」や、人型ロボットの「Atlas(アトラス)」のユーチューブ動画で知られています。

 ペリー氏は、同社の最新型ロボットにとって、家庭へのスピーディーな配送の需要が高まっている今、がチャンスだと述べています。

 専門家は、倉庫業は2020年に力強い成長を遂げたと言います。その成長は今年も続くと予想されています。コロナウイルスによる健康危機の間のオンラインでの購入が、配送サービスの大幅な拡大の必要を押し上げたとのことです。

 ボストン・ダイナミクス社はストレッチの価格を公表していません。しかし、コストのかかる改良や新しい建造物、構造物への投資をせずにシステムを設置することができると説明しています。

以上[880字程; 2021/4/4 4:50 a.m. JST; DeepL無料版,google検索,等利用. 訳出時間1時間10分程.]

Matthew Stock reported on this story for the Reuters news service. Jonathan Evans adapted this story for Learning English. Mario Ritter, Jr. was the editor. (マシュー・ストック氏がこの記事をロイター・ニュース・サービスで報道しました。ジョナサン・エバンスがこの記事を Learning Englishに合うように書き直しました。マリオ・リタ―・ジュニアが、校正・編集者です。[動詞のadapt、および editorを、こういう役割であろうと推測しながら意訳しました。間違いの御指摘有難いです。])

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