見出し画像

わたしの千活2023夏『大江千里 Premium Piano Concert "Door Number"YOU"』-感想文のようなリポート、あるいはエッセイのような感想文

本記事は100%「千活」縛り(大江千里さんにまつわる活動に特化の意)で綴っています♪

 *****

感性のdoorをknock&knock


このたび、初の連続参加をしてまいりました。
大江千里 Premium Piano Concert "Door Number"YOU"
9/2(土)兵庫県立芸術文化センター、3(日)BlueLive広島。
 
どちらも千里さんのステージなのに、いい意味で全く異なる時間の流れを体感。同じ曲であっても、その日その場の想いや会場の雰囲気によって、新しい息吹が吹き込まれている感じ。

昨日と今日、ちょっとずつ印象が違う。
西宮は西宮の。
広島は広島の。

そして、Senri jazzは一方通行でなく、観客であるわたしたちも一緒になって創り上げる。
そんなコミュニケーションが確実に横たわっているから、聴き手が変わればその場の空気感や熱量もまた違う。

ーと、改めてそう感じ入りました。

Blue Live広島入口。あのG7サミットがあったプリンスホテルの対面☺

千里さんの多彩な引き出しから奏でられる音色が、わたしたちのあらゆる感性の扉をどんどんノックしてくれて、体じゅうで心地よく呼応してゆく。
 
「わたしたちもひとりひとりも、この場を創り上げているカケラ、pieceなんだな♡」ーとニンマリ妄想する怪しさも今日ばかりは許されよう…
 
時間の経過とともに、ますますボルテージが上がる。合間に千里さんの小気味良いトーク。大きな大きな渦みたいになって、時に涙したり笑ったり。

40年の軌跡を一緒にたどれるよろびよ


 正直なところ、わたしはJazzどころか専門的な音楽知識を持たない人間なのだけれど、想像を絶するほどの千里さんの努力や膨大な経験値や、ポップス時代から褪せることない類まれな音楽性の高さには理屈抜きにセンサーが反応。(大いに反応!)今回ももう本当に圧倒されっぱなしの2日間。

今回のような大会場からアットホームな会場まで、それぞれのよさを最大限引き出すようなステージを何か所も成し遂げられる変幻自在の千里さん。

今って、ダンスや歌など“完コピ”できたらすごい!みたいな風潮があるけれど、このたびの2日間のライブを経て、真に「正真正銘なもの」は誰も完コピなんてできるわけがないと確信したわたし。
 
全身全霊の演奏、即興性と奥行感、わたしたちを愉しませてくれる千里さんのお人柄、そんな千里さんを包み込む往年のあまねくファンー40年の軌跡のどこかで交差し合って今この場で一緒の時間を過ごせているミラクル。
 
これらが有機的につながってのSenri jazz。
だから誰にもきっとコピーはできないし、唯一無二の世界観に違いない。

avec-仏(~とともに。~といっしょに。)


西宮では、音響のすばらしさが格別で、休憩もなしにほぼ全力疾走。母校である関西学院大学のグリークラブとのコラボも織り交ぜられ、デビュー40周年をhomeでお祝いできたこと、とてもうれしくてうれしくて。
「天気図」、「bedtime stories」「avec」あれもこれも・・ああ書ききれない。最後はステージ上からみんなと記念撮影♪

西宮ではあまり写真が撮れず瀬戸内フォトばかりで恐縮です。

広島では、パンデミックを経て再び降り立てた想い、時に天を仰ぎ、なんとか振り絞って言葉にされる場面が一度ならずともありました。
家みたいにくつろいで!と、アットホームな進行で、「塩屋」他3曲くらいは口ずさんでいらしたかな(しかもほぼフルバージョンで)、アンコールメドレーではエールを送ろうから始まり大合唱!締めくくりはPND。完全燃焼の2時間!

贅沢で濃密な2日間、光をたくさん取り込んで、我が魂は”ぴかぴかのぴかーっ”と再生されたかのようです。

最後に込められた「avec」への想い。
フランス語。英語のwith のように「~といっしょに、~とともに」。

これまでも。これからも。

千里さん、40年間歩みを止めずわたしたちにずっと寄り添う音楽やメッセージを届けてくださって本当にありがとうございます。
Lots of love ♡

*****

さて!ここからはコンサートB面へ go ! 
 
会場ではこのnoteで交流している通称”千友さん”とのご対面がとても楽しみ♪
 
かつて同時期に学生時代を通り抜けたであろうわたしたち。
ただただ純粋にSenriさんがすき!というそれだけでこんなにも安心安全な気持ちで、なつかしささえ覚えて会話が弾むなんて。
 
世代的には、さまざまなライフステージを乗り越えて(またはそのさなか)、七転八倒(!)な人生を波乗り中だと思うのです。(わたし含む😅)
 
けれど、こういう時間がひとときでもあれば即smile♪
“すき!”のパワーってすごい。
だからもっとなんでも思い切って“すき”なことに“すき”ってオープンになっていいのだ、って再確認。
ただその2文字だけでね、人生があっというまにカラフルになる。
 
出会えた皆さま、ありがとうございます♡
これから出会うみなさま、”その日”を楽しみしてます♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?