という衝撃のニュースをお知らせします。実は90年代後半の日本経済新聞で日本はＧＤＰ世界シェアを５％を割り「日本は経済大国として消滅する」という予言をしてたんですよ。山一と拓銀が潰れたときにね。それが現実になったのは2020年で予言成就しました。それからわずか３年でなんと4.0％を切ってしまったのです。この場合オーストラリアとオランダを入れてＧ８になって日本を退場させた方がよっぽど「先進国首脳会議」になります。残念なことにね。それでもＢＲＩＩＣｓ（インドネシアも入ってます）のＧＤＰ合計額には勝てないけどね。いよいよ西欧中心社会は終わりを迎えています。

そう、2022年の日本のＧＤＰ世界シェアって4.2％なんですよ。

もうＧＤＰ世界シェア3％台の国をＧ７に入れることに意味あるんですかね？　それでも英国とフランスよりも日本の方がＧＤＰの世界シェアは大きいって？　でもね……国民平均所得や１人当たりＧＤＰでは英国やフランスの方がはるかに大きいんですよ。だって、「先進国」首脳会議ですからね。Ｇ７にインドがなぜ入ってないのかよく考えるべきですよね。

つまり完全に日本は先進国から脱落しちゃったわけ。申し訳ないけどＧ７の座はオーストラリアにとっとと譲るべきだと思う。

単位（百万US$）

オーストラリア1,707,548　+　オランダ1,080,880＝2,788,428
日本＝4,409,738　しかし円安でさらに下がる

それといよいよ世界は民主主義国家に「敗北」を突きつけてると思う。伸びてるのは名ばかり民主主義のインドと建前上は共産主義の中国に独裁国家ロシアに腐敗政治のブラジルとインドネシアですからね。これらの国々に共通するのは「身分制社会」であることです。インドネシアの場合だと報道の自由が認められておらず無宗教と宣言したらその場で逮捕です。そしてインドネシアには相続税制度が無いので貧困層が這い上がるのは極めて困難です。相続税が無いので富裕層は半永久的に富裕層になれるのがインドネシアという社会なのです。これを「親ガチャ」と言います。インドネシア社会というのは生まれた瞬間に人生の勝ち・負けが決まってしまうのです。これが封建主義国家じゃなかったら何と呼べばいいのでしょうか。さすがにインドネシア政府もそれにはさすがに気が付いていて日本の逆累進制度の公的健康保険制度をとり入れかつ貧困層は無料で健康保険に入れ医療費はほぼタダです。でもそれはインドネシア国内において簡易的な医療を受けられるというだけで「生きている」だけという意味にしかならないのですがね。じゃないと経済成長出来ませんからね。中間層を増やさないと。なんちゃって中間層ですがね。

世界は共産主義でも資本主義でもなく「封建主義国家」つまり身分制国家の時代に逆戻りしてるだけなんだと思う。インドなんていまだにカースト制度の国だし中国だって共産党員じゃないと上層部になれないからね。世界は新しい「中世」暗黒時代に突き進んでるんだと思う。悲しいけど。自由主義と民主主義と資本主義の行き着く先は衆愚政治という破滅だったということだよね。アメリカのトランプの姿が全てを語ってるよ。

21世紀の世界は身分制封建主義の世界にまで落ちる。日本の政治体制だと幕末以前かな。だって「上級国民」という言葉が全てを語ってるよ。ちなみに上級国民はよっぽどの犯罪を犯さない限り犯罪のもみ消しまで可能です。残念ですが日本はそういう次元の国へ落ちているし三権分立も機能していない国にまで落ちたので先進国とは社会面でもとても言えません。機能してたら自民党の裏金作り連中を脱税でとっとと逮捕しないと。でも上級国民は無罪ですよね。それ、ブラジル並みの腐敗国家と同類ですよ？