「北陸応援割」は今やる事なのか?

なぜかって?2次避難している被災者を追い出す形になるからです

そうだよ、公費解体がほぼほぼ0件なんだよ。


そんな状況で「震災? そんなものはなかった。北陸新幹線敦賀延伸ばんざーい」とばかりにホテルに殺到するとどうなると思いますか。つまりもう被災者はこの時点で見捨てられたということだな。

1人20,000円を上限に半額を国が負担する」ってどこかで聞いた金額だと思いませんか。そうだよ、『GoToトラベル』の時の奴だな。

3月17日にはブルーインパルスを飛ばします。1月1日の被災状況のままですよ。被災家屋が野ざらしのままです。

それ、今やる事ですかね? それとも嫌がらせですかね?


3.11→4.14→1.1と年月が経つたびに劣化していきます。そもそも重機が何で足りないのでしょうか。

石川県ってコマツという重機の企業城下町(小松市)があるくらいなのに。国がまずやるべきことはコマツの工場をフル稼働させて重機を投入し家屋解体・道路復旧をすることじゃないんですか?ひどすぎませんか?

ある意味で石川県はラッキーです。コマツ能登工場なる物を作れば実は復興するのです。そこが福島沿岸部や三陸との違いです。しかしそんな動きは財界で全く見られません。

七尾に至ってはプレストレスト・コンクリートで有名なピーエス三菱七尾工場があります。なぜここに公費を投入しないのでしょう。橋梁に使うコンクリ工場なのに。

能美市には小松マテーレという大企業もあります(※小松市でないことに要注意。また能美防災は能美市とは一切関係ない大阪のサブコン大企業という事にも注意)。意外かもしれませんが能美市では碍子というものも作っています。日本ガイシという大企業の工場があるからです。

これらの石川県を代表する企業が能登復興の先端を担うべきじゃないでしょうか。間違っても観光業支援じゃないしブルーインパルスでもない。

さらに、中川さんは今回の割引キャンペーンについて、3つの問題点を指摘。 1つは被災者の2次避難所と受け入れを行っている施設と、そうでない施設との不公平感について。「例えば20部屋ある旅館が2つあって、片方は20部屋確保して、もう片方は0の場合、キャンペーンでは善意で受け入れている施設に全く恩恵がない。協力に対して報酬があるからいいという考えかもしれませんが、被災者がいなければ宿への支給はありません」。 2つ目は実施のタイミング。「石川県からの受け入れの要請が3月31日までで、被災者が滞在する時期とキャンペーンが重なるのは把握できているはずです。避難で能登から人を遠ざけている状況だと思いますが、そんな中で大々的に『来て』と言うことに矛盾を感じます」。 3つ目は、避難者が滞在する宿泊施設に、クーポンを使って観光を楽しむ旅行者が同時にいること。「相反する気持ちの方々が、同じところに集まってもいいのかなと。要請を発している自治体は、その状況についてどのように考えているのでしょうか。もちろん、キャンペーンとは関係なしに仕事や旅行があって来られる方については違和感はありませんが」。

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要はね……リア充観光客を連れて来て暗に「被災者はホテルから出ていけ」ってやりたいわけ


だからブルーインパルスも嫌がらせだと思うよ。天然ボケじゃなくて確信犯。でも能登の被災地域は65歳超が50%を超える限界過疎地だから反抗する余力も無い。やりたい放題である。そして「今だけ・金だけ・自分だけ」の連中が首都圏から大量に来るというわけである。3月16日から。

ちなみにビジネスによる旅行・宿泊は「北陸応援割」の対象外ですのでさらなる嫌がらせなのは言うまでもない。普通、逆じゃないんですかね?

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