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ゴルフ侍「ひゃく斬り!」

今、個人的にゴルフが楽しくなりつつある。
ゴルフをやり始めたのは2000年、30才過ぎくらいの頃。会社の先輩からの勧めで、半ば強制的に始めた。週末になると、4人乃至8人集まってラウンドを楽しんだ。ゴルフ場までの往復もドライブ感覚で、いろいろなおしゃべりをしたり、途中のサービスエリアでご当地グルメを食べたりととても楽しかった。

しかし、肝心のゴルフのほうは全く上達しなかった。練習しなかったので、当然ではある。アベレージは110から120くらい。このアベレージがどんな感じかというと、一言で言うなら、1ラウンド18ホール⛳️回ってきたなら、くたくたである。楽しかったというより、なんとか終わって良かったという気持ちが先に立つ。

なぜなら、広いフェアウェイがあるにもかかわらず、そこでプレーすることが殆どない。だいたいが、右側の林の中を彷徨っている。さらに酷いときは、林を越えて隣のコースにいっちゃうこともある。お馴染みの、「ふぁぁああああああ〜〜!!」である。走っていって、ボールを探し、プレーをしている人がいたなら帽子をとって丁重にお詫びし、自分の元のホール目掛けて打つ。しかし、林越しなので、1打で無事に戻れることは稀である。

やっとのことで、カップのあるグリーン手前までやってくる。しかし、真の戦いはここからである。残念ながら、微妙な距離を調整して打ち分ける技術はない。勢いよく転がったボールはそのままグリーンを通り過ぎていく。最悪、反対側のバンカー(砂場)に入ってしまう。ここに入ったら最後である。出ない出ない。砂は飛ぶがボールは飛ばない。力を入れて満ブリするとカッシーンと大当たりしボールが飛んでいく。グリーンをはるかに越えて、そして反対側のバンカーに入る。

グリーン上で待ちぼうけの3人の、哀れみの眼差しがとても痛い。これを18回(ホール)繰り返す。

こんな谷越えや池越えもある。一人だけ谷底行きとかになると、心が折れる。

そもそも、ゴルフ⛳️って面白いのか?と疑問にさえ思ってしまう。しかし、そんな力量であっても10回に1回くらいは、胸のすくようなまぐれ当たりのナイスショットが出る。結局のところ、その感触が忘れられず、続けるのである。

しかし、だんだん、そんな悠長なことを言ってられなくなってきた。若いときは、ミスショットをしたらスロープレイにならないよう、クラブを数本持って皆より先に走っていったが、もはやそんな体力もない。また、年下の人と一緒に回ると気を遣ってくれ、先に走っていってボール探しをしてくれる。とてもありがたいが胸が痛む。何より、スコアも上回らないよう調整してくれているような気もする。

それら諸般の事情により、これまでの自己流のゴルフを脱却し基本に忠実なスイングを身につけ、一念発起、「スコア100切り」を目指すこととした。あえての有言、実行(予定)である。
こうやって書いてみると、出来そうな、根拠の無い自信が湧いてくるからオソロシイ。

さて、次のラウンドは、1月29日(土)である。「やればできる!」

最後までお読みいただきありがとうございました。