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私の音楽ヒーロー② David Bowie

かつてはロック界のカメレオン、現在ではロック界のマイルス・デイヴィスと称されているようです。
彼の音楽的貢献を考えれば後者がより妥当と思います。

未だに日本では大いに誤解されていますが、「Blackstar」リリースによる文字通り最期の功績を通じて世界的な再評価が進みました。
どうしてもシアトリカルなライブパフォーマンスや70年代の中性的な出立ちにフォーカスされますが、天性のメロディーセンス、常に同時代的なアレンジ、力強いボーカルこそが彼の音楽的チャームの源泉です。

彼が演じ続けたペルソナ達は、言わば優れた音楽の才に対する照れ隠しみたいなものだと受け止めています。
「Blackstar」のラストトラックでは、アウトサイダーの救済に捧げられた彼の半生が振り返られています。

ここでは70年代のエッジィな楽曲ではなく、90年代以降のリラックスした作品を紹介します。
ボウイの音楽に出会ったのは高校時代、未だに憧れの対象です。

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