毎日の生活の中で、
音楽だけ聴く時間はありますか？

私は大人になればなるほど、
「音楽だけを聴く時間」
少なくなっていきました。

仕事に打ち込み、SNSで情報発信して
色んな記事や本を読んで…
自分が好きな音楽だけを聴くことはほとんどありません。

でも、音楽ってすごく不思議で、
どれだけ心に余裕がなくても、
ある日いきなりするっと心に入ってくる。

音楽が心に沁みる瞬間があるんです。

今回は
「音楽が心に沁みる瞬間」について
お伝えします。

１．音楽が心に沁みる瞬間

私は、例えばこんな時、音楽が心に沁みたと感じます。

✓ 自分が肯定された時
✓ 力強く背中を押された時
✓ 記憶を蘇らせることができた時

年齢を重ねるにつれて、
人に相談しづらくなる話、増えませんか？

仕事の話はもちろんですが、
家庭の話、育児の話など、
一人で抱え込む悩む方が多い印象です。

自然と、誰かに励ましてもらえる機会、
大人になると減るんですよね。

そんな時、音楽から流れてくる歌詞に
心打たれたり、救われたりすることがあります。

✓ 私は私のままでいいんだ
✓ 一人じゃないんだ、私も頑張ろう

と素直に自分の存在を肯定することができます。

また、「懐メロ」と親しまれている
昔なつかしの歌や楽曲を聞くと、当初の気持ちまで
思い出すことができます。

記憶ごと呼び起こすというと大袈裟に聞こえますが、
実際にその時の出来事や気持ち、思い出しませんか？

思い出すと共に、自然と笑顔になれる、
前を向ける瞬間を音楽がくれたりします。

音楽に救われる瞬間、思ったよりたくさんあるかもしれません。

２．音楽が心に沁みる理由

でも何故、音楽が心に沁みるのか。
自分なりに考えてみました。

考えた結果、その理由は、

自分と関わりのないところから予告なしに言葉が届く

からではないかと結論づけました。

人に話を聞いてもらっている時、
動画や映画を見ている時、
少なくとも人の話に耳を傾けている時、

私達は、「きく」ことに注力しています。
だから、言葉を無意識的に予測できてしまいます。

人に話を聞いてもらっている時、
おおよそ自分で心に答えをもっているものだという話、
聞いたことはありませんか？

人はある程度、自分の中に答えをもっていて、
話を聞くモードのときは予測機能がついているんじゃないかと
私は考えています。

また、話をしている人と何らか関わりがあれば、
予測機能は精度を増します。

この人だったらこう言うよな…。
こう言われたらこう返答すればいけるかな…。
単なる言葉のやりとりになることもありますね。

でも、音楽を聞いている時はそのモードに入っていない。
いわば、言葉に対して無防備な状態です。

しかも、本当に落ち込んだ時って
中々他の人に話を聞いてもらおうと思えないんです。
割と、一人で抱え込む人が多いです。

そんな時に、耳から自分を励ますエールが届く。
その時に聞いた音楽は心に沁みます、これ以上ない位に。

もちろん、言葉だけではありません。
歌手が思いを込めた歌から力をもらうこともあれば、
旋律に心打たれることもあるでしょう。

色んなハードルなんてないかの様に、
心の一番柔らかい部分にダイレクトに届く音楽。

心に響かないわけがありません。

３．そばに音楽のある生活を

私は、そばに音楽のある生活をしています。
単純に音楽が好きだから、というのはもちろんですが、
常に気持ちをリフレッシュさせてくれるからです。

私は話を聞くことは多くても、話すことは少ないです。
もちろん必要なことは話しますし、
仕事では積極的に人と交流しています。

うまいことやっているつもりですが、
それでも心が疲れることは誰にでもあって。

そんな時の特効薬の１つが音楽を聞くことです。

私は音楽の道に進みたいと思った時期があって、
その道を自ら閉ざす選択を選びました。

だから、音楽を聞いて苦しんだ時期もあります。

それでも、それ以上に、音楽に救われました。

仕事や趣味では救えない自分の中の感情が
「音楽」によって救われる。

全く面識のない人と音楽で繋がれる。

こんな素敵なことはないと私は思うんです。

４．最後に｜音楽のススメ

いかがですか。

今回は、「音楽が心に沁みる瞬間」やその理由について
普段私が考えていることをお伝えしてきました。

人によっては、これが絵画だったり文学書だったり
するかもしれません。
（私は絵画も文学書も大好きです）

私にとって、一番身近で、魅力があるのが音楽。

音楽を聞きながらサイクリングするだけで、
普段見える景色がいつもよりキラキラしてみえます。

めちゃくちゃ落ち込んでいても、
耳から入ってくる言葉に、
なぜか背中を押されたような感覚になります。

音楽は私にいつも前を向く力をくれます。

音楽好きだけど、最近聞いていないな。

という方がいたら、久しぶりに音楽、
聞いてみてはいかがでしょうか。

どんな音楽でも構いません。

聞きたいなと思う音楽を少し聞く。

それだけで、少し目の前にある景色が
キラっと輝いてみえるかもしれません。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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