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【お花見企画】小説noteでお花見!

桜もそろそろ見納めの時期ではありますが、
偶然こんな企画を見つけました。

桜との風景を小説のワンシーンにして、
お気に入りの桜の写真を記事にする。

noteで一緒にお花見って素敵!

そう思って遅ればせながら企画に参加させて
いただくことにしました。

確かに春といえばお花見!
でも、このご時世ですとなかなかできないですよね。
なのでnoteでお花見というのは
素敵な企画だなと思いました。

小説は書いたことありませんが、
昨日、桜の花びらを見て感じたことがあったので、
それを採用して作ってみました。

よかったら見ていってくださいね。

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風がひとひらの花びらを運んできた。
私は、髪に付いた桃色のそれを指でそっと摘む。

もしかして、お別れの挨拶をしてくれてるのかな。
ふと、今日のお昼時を思い出した。

講堂の窓を開けると、いつも見ない景色。
桜の花びらが私を迎え入れてくれた。

今まで、この窓から桜の花びらが迷い込むことは
ただの一度もなかったのに。

今年に限って、何度も、何度も。
まるで何かを伝えようとしているかのように。

今年でここの桜も見納めになる―

そんな思いから帰り際、
桜に挨拶をしに行くと、
桜の花びらが、はらり、はらり。

あの時から、伝えてくれていたのだろうか。
さようならを。
またいつか、を。

もう見どころは過ぎたのに、
まるで満開かのような桜吹雪で、
私を鼓舞してくれているかのようだった。

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桜は私が大好きな花。

またいつか、見に来るからね。
そう思いながらシャッターを切る。

最後に目に焼き付けておこう。

そう思い、見上げた今年の桜と、
数年前に写真に納めた満開の桜を眺めた。

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どうでしょう。
小説っぽくなっていましたか?

「いい話だなー」
と思っていただける方がいらっしゃったら嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。



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