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キングダムハーツIIIの問題点XIII選

みなさんは「#絶対に許さないゲーム」というタグをご存じでしょうか。
これはtwitter上で流行ったタグで、「#絶対に許さない映画」とかに近い関連タグとしてトレンドにあがってきたものだと思われます。
おそらくこれは2023/3/7~8あたりに出てきたものでしょう。

実際過去どんなゲームがあったかで盛り上がりもすごく、「あの世で俺に詫び続けろぉー!」みたいにゲーム内でキャラが許さない発言したネタもあれば、「時間を奪った青春」という意味で許さないみたいな、逆にゲーム愛にあふれるものもありました。
・・・が、だいたいはゲームの内容にブチギレてるものがほとんどで、続編モノで前作までがよかった作品ほど恨みの買い方がすごいことになってるように感じました。

正直なところ、自分の予想ではこのタグで上位を占めるものは「某んほぉ事件のゼ〇ティリア」とか、「やっぱつ令和なFF⑮」あたりかなと思い、実際タグを見てみると「NEWなガ〇ダム」とか「サクラの失敗した革命」とかも上がってきて、あとはこのなかにデリケートな話題故に触れづらい「ラ〇ア〇2」の5つで完成する
・・・そう思っていました。
というかスクエニとバンナム率高いなこれ

https://twitter.com/aratos228/status/1633383182786760706

こういうタグにはノリでそっと参加するタイプなので、自分もためしに1作品入れてみることにしました。
だいたいどんな作品にもいいも悪いもあるので基本こういうのは中立的に書き込むのですが、これに関しては「ユーザーの心を裏切った」ということもあって割と即決でした。もう自分の中ではマジでこれしかないです。

で、その結果なんと

な ん か ト ン デ モ な い こ と に な り ま し た
(2023/3/10 19時時点)

こんな伸び方したの初めてだぞおい!?!?
せめて推しツイで伸びてくれなんでこれで伸びてんだよ!?!?

そして話を聞いてくと不満もまだ残ってたり、悲しみもまだ癒えてない人も結構いたりと正直いたたまれなくなりました。
なので、今回はKH3に決着をつけるべく、以下のテーマで書き込もうと思います。

そのテーマがこちら

キンハーといえばXIII機関だからな!
もうこれしかないよな!うん!

※詳細な説明に必要なのと、シリーズ知ってる人向けの内容なので下のほうに行けば行くほど容赦なくネタバレしていきます。その点を注意してご覧ください。



1.プレイにおけるハードルの高さ

キングダムハーツのシリーズにおける問題としてまずこれが上がると思います。シナリオが1から全部つながっている関係上、楽しむための予習もとい下準備に膨大な時間を使うハメになる・・・つまりどういうことかというと


過去に出た作品を全部やってること前提となります










ゲームエイト参照

関連作増やし過ぎ問題

シリーズだけみてもこれだけあるうえ、しかも全部やってないと先の話がわからなくなるというトンデモない予習地獄が待っております。
そしてこのシリーズ、ちゃんと発売された順にやらないとわけわかめになります。しかもハードも違う作品もあるのでごちゃごちゃになるということもあり、当時のファンからはこれはこれですごく不評だったそうです。
(だいたいBBS、DAYS、codedあたり)

ぶっちゃけ今からシリーズ入門するにはすごくやさしくないシリーズです。
やるならじっくり時間をとったうえでゆっくりプレイし、3がどんなむごい結末になろうと平常心を保つ精神的準備もすることをお勧めします。


リマスター版ロゴ

オススメのプレイ順

幸いにも現在はリマスターが出てるのでそっちをやるようにしましょう。
収録リストとオススメプレイ順は以下の通り

1.5リミックス
 キングダムハーツ(以下1)
 キングダムハーツ チェインオブメモリーズ(以下COM)
 キングダムハーツII(以下2)
 キングダムハーツ 358/2(以下DAYS)(※1)
 キングダムハーツ バースバイスリープ(以下BBS)(※1)
 キングダムハーツ Re:coded(以下coded)

・2.8リミックス
 キングダムハーツ ドリームドロップディスタンス(以下3D)
 キングダムハーツ 0.2BBS
 キングダムハーツΧ (以下ソシャゲ版)(※2)

※1:DAYS、BBSはどっちが先でも問題ないです。
   ちなみにDAYSのみムービーなのでゲームで楽しみたい場合は
   DSが必要となります。
※2:旧ソシャゲ版の最古の5人のマスター視点での総集編です。
   こちらもムービーのみだがほぼ全編新規シナリオです。


2.続き過ぎたバッドエンド

本シリーズはディズニー×FFのコラボ作品ということで王道なファンタジーの空気を出しているようだが、その実その派生作品のほとんどがバッドエンドなわけです。
1と2、あとその間のCOMまでは光に向かう主人公と闇と向き合うもう1人の主人公が奮闘するという感じだったのがDAYSあたりから救いのないバッドエンドが続くことになりました。
(DAYSはXIII機関側の話だし、BBSは1から10年前なうえ2の隠しムービーの時点でもうバッドエンドは約束されてたようなものだが・・・)

話をソラにバトンタッチする意味でも主役含め関連人物が退場しないといけないという都合上仕方ないことなのですが、このあたりの追加人物はとにかく救いがなさすぎるわけです。
一応ソラリクカイリがなんでキーブレード持ってるのかーとかXIII機関が闇落ちする前はなにしてたのーとかの疑問にも答えるファンサービスな部分もあったし、ちゃんと3ではこの面々を助けるぞ!という目標も立ったうえ、悲劇としてみても完成度は高いのでまだこの時点ではギリ不満はなかったわけです。

・・・だがこの公式はやってくれやがりました
よりによってゼアノート編完結の3で。


一応DAYS、BBS組は救出されたが・・・

結論から言うとちゃんとDAYS、BBS組は全員救出されました
闇の世界という救出しやすいところにいたアクアから、彼女がすぐに助け出せそうなヴェントゥスと、救出できそうな順から救出が進み、順調そうなスタートを切った・・・のですが

唐突なハートレスの竜巻によって、主人公組は理不尽にも吹き飛んだ



野 々 村 ソ ラ 議 員

しかもいままでなんともなかったソラは某号泣議員のごとく唐突にショックで泣きわめきだし、リクが励ましつつもなんとかしのいだがそれもかなわず全滅というまさかの衝撃展開に。
だが、主人公勢力が全滅したままだとゲームにならないのでソラがウユニ塩湖空間でなんやかんやあって覚醒し「目覚めの力で時間を巻き戻す」というザ・ワールドもビックリな荒業で持ち直すという無茶苦茶な展開に。
なお、この時点でキーブレードマスターが3人いてこの体たらくです。
ぶっちゃけここからリッチ戦あたりはマジでカットしてほしかった


「KH3不遇三銃士を連れてきたよ」「不遇三銃士?」

そこから真XIII機関もといゼアノート勢力との決戦を通じてちゃんとDAY組もテラも救出された・・・のですが、そこでも問題が発生するわけです

・ミッキー、カードに封印されて戦闘はお預けにされる
 (苦戦するとディズニーの沽券にかかわるからだろうか
 しかもこの後が1vs3で敵側にラスボス経験者がいるのマジひでぇ)
・DAYS組、救出までの経緯があまりにも唐突で雑
 (だいたいの救出の経緯がCOM以来久々の登場となるレプリカで解決
 終盤は完全にレプリカ万能シナリオに)
・しかも修行をあれだけ頑張ったアクセルは完全に三下扱い
 (これはマジでキレそうだった
 3Dで活躍しそうだったのにどうして・・・)
・テラの救出の経緯も雑
 (留まりし思念[以下鎧テラ]は出てこないわ、テラの正体が1の
 アンセムの時からいた謎のスタンドだったわ救出までが唐突だわで
 置いてけぼり状態でした。
 しかも救出されたのが最後だったためDLCまで出番ナシという仕打ちも)
・逆に敵側の深堀りはしっかりしている
 (終始勝ち誇ってた若ノートと4以降明らかに出番ありそうなシグバール
 以外はみんなきれいなXIII機関で退場するのがなんとも・・・
 戦闘テンポも悪くするし味方側の扱いの悪さ余計に際立つし、一部の
 機関員はさらに4以降の伏線まで残していきます。なんでぇ!?)

救出までの経緯が!全員!雑すぎる!!!

もう公式も伏線回収する気がないからか「ほら、推しキャラちゃんと救出できただろ?これで文句ないだろ?」と言われてる気がして、せっかく全員助かったのになんか素直に喜べませんでした。
しかも悪役も退場する度に自分語りするので味方よりもそっちに出番もってかれてるというね。
ボスが2体3体同時に出てくることもあって↑の自分語りがいちいち挟まるため、テンポ面でも最悪でした。

それもあってか3のキャラは「リクとXIII機関」以外ほぼ全員ロクな扱いを受けてないんです。リク以外の味方勢力はマジで扱い悪いのなんの・・・
決着編なのになんでこんな光陣営の扱いがこうもよろしくないのかホントわからないです。


そして脚本都合で〇されるカイリ

最後の一振り

ラストでは最後の鍵が足りないとか何とかで、カイリがまさかの一切の見せ場もなくさらわれたあげくゼアノートにブッた斬られて即退場。
なぜ〇した!?メインヒロインにしていい仕打ちじゃねぇよこれ!?

最終的にはゼアノートも倒し、(描写は完全にDLC頼みだが舞台裏で)「目覚めの力」のインチキ時間遡行を使ってなんとかカイリを救出、なんかスッキリとは到底言い難い終わり方だがなんとか大円団っぽく終わりそうな感じなのですが、さらにここでトドメの追い打ちが待っていた・・・


ソラ「俺、消えっから!」

ソラ「俺、消えっから!」

なんか唐突に代償の設定やらなんやらが生えてきたあげく
エンディングの最後の最後で主人公消滅という最悪の結末に
↑で〇されたカイリソラを消滅させるための舞台装置になりましたとさ。
おまけにDLCでは救出のために1年かけて光陣営全員が総力を挙げて捜索に追われ、カイリも心の方面から捜索をするため1年間ほぼ眠りっぱなしに
しかも(4まで引き延ばす関係上)成果は0という救いのなさである。

もうなんなんだろうね
ソラになんか恨みでもあるのかな3のスタッフ!?
そう思うくらいにはなんかソラの描写があまりにもひど過ぎました。

はい、つまるところ3はBBSとかが比じゃないレベルの過去最悪のバッドエンドとなり、これがキングダムハーツIIIの評価を著しく下げる最大の原因となりました。
スクエニはPS2あたりから定期的にバッドエンドまみれのゲームを出すことに定評があり、実際それでなんとも言い難いゲームも結構輩出されてきたのですが、ソラメインのナンバリングタイトルでこれをやられるとは思ってもいませんでした

なぜハッピーエンドで1回綺麗に幕を下ろさなかった・・・
マジでこれだけは本気で問い詰めたいです。


3.意味不明な設定増えすぎ問題

キングダムハーツもシリーズが進むにつれて世界観も壮大になり、ややこしい設定も増えていきましたが、あくまでベースとなるのは「心」「光」「闇」の3つで、そのなかにたまーに「虚無」が混じるぐらいで、さすがにディズニーのゲームなのでそこまで複雑な設定はあまり追加されるということはなかったわけです。

ソラの代名詞でもある「繋がる心が俺の力だ!」というように、とにかく心に関する鍵をめぐる物語としてみれば、ある程度の展開は理解できるようになっているわけです。

だが、3Dからなにかがおかしくなった


時間遡行ってなんだよ

問題の発端となったのは3D版、本作からようやく2の後日談が語られてシナリオが進むことに。
本作の目的としては「1と2でラスボスを倒したことで体と精神が合流し、ゼアノート(BBSで散々やりたい放題したラスボスハゲ)が復活するから大いなる闇に備えて昇格試験を行う」というもの。
ことあるごとに若ゼアノートなる謎の存在の妨害がありつつも、なんとか夢の世界で鍵を開けて試験をクリアしていく・・・のだが、ラストでついに問題が発生した。

このあたりからようやくゼアノートが試験に介入した理由と、1からずっと裏で暗躍してた内容が語られることとなる。

どうやら時間遡行をして過去の自分自身に干渉し、闇の導き手になるよう誘導し、過去現在未来すべてのゼアノートと共謀してたというのだ。
つまり増えるゼアノート
その時間遡行にも制約があるようで

・最初に時間を超える為には、肉体を捨てなければならない。
・時を超えた先にその時点での自分自身が存在してなくてはならない。
・時を超えてからは流れに沿って一定にしか進めない。
・その時間で起きた出来事を変えることはできない。
・最終的に元の時代に戻る時、時を超えていた時の記憶は失われる。
(ただし、記憶は失っても心に標[シルベ]として残るらしい)

唐突にこんな説明されても???だよ!

スクエニの悪い癖の1つである「パルスのファルシのルシがコクーンでパージ」がここで発動。説明できない設定を説明しないor説明不可能なまま突っ切るのでもうこの時点で「もうついていけない」と思った人も多かったのではないでしょうか。

しかも制約もヘビーなように見えますが、後述する目覚めの力の悪用も含めあらゆるものを踏み倒して自分は使いたい放題使ってきます
悪サイドなのに1人だけなんかインチキすぎる・・・


目覚めの力ってなんだよ

で、これも3Dから唐突に生えてきた設定で、いわば「心を目覚めさせる力」で、3本編ではこの力を習得してヴェントゥス(BBSの主役の1人)の復活に役立てるというのがソラの本来の旅の目的でした。

3D時点ではソラはゼアノート陣営の妨害に合った結果、習得の失敗にあうどころかそれが反動になってLv1まで弱体化。
3ではまたレベル上げの旅が始まることに・・・となり、さすがに終盤あたりでアクア(BBSの主役の1人)と合流したあたりから力の使い方を体が思い出し、なんとか使えるようにはなるのだが・・・
ここでもまた力の制約とかいうわけわかめなものが増えました

で、これがどういったものかというと

・あくまで本質は「心を目覚めさせる力」である。
・心を媒体に「ポータル」を作り心にもぐることも可能。
 (これは「心を介して世界に入る力」とも表現されてる)
・やろうと思えば「現実を介して心の世界を飛び回る」ことも可能
・↑の方法を悪用すると時間干渉することも可能
 誰かがタヒんだ事実すらなかったことにできるレベルの強力な能力。
 (若ゼアノート曰く「間違った使い方なので代償が発生する」らしい)
・↑の悪用を連発すると世界から消滅するという代償付き。

なお、若ゼアノートは同じように現実を介して心の世界を飛び回ってでもソラに嫌味を言いに来たため、おそらくこいつも代償を踏み倒してる可能性が高いです。
(代償があったらあんなハゲジジイになるまでご存命なはずがない)


これを聞いたうえで正直に言ってください。

訳わかんねぇだろぉ!?!?
著者ももうわけわかんなくて思考停止したぞおい!?



太古の時代ってなんだよ


ソシャゲ版まで追うと設定がさらに増えて収集がつかない地獄が展開されることになります。
時系列は世界が分断される前にまでさかのぼり、KH3ですら結局回収しきれなかった「キーブレード戦争」関連の設定はここで全部回収されることになったからです。

じゃあ見たからと言って理解できると、むしろ見た後だからこそ???になることになるのがこのいにしえの時代編の困った所。

Χ(キー)時代は5人の予知者が唐突に消失したマスターオブマスターと、予知書に記された滅びの予言と裏切者の存在をめぐって身内間で疑心暗鬼になり、最終的には犯人不明のまま5ユニオン間で殺し合いに発展するうえ、バックカバーを含む全部を見たところで「どうしてこうなった」しかないわけです。

UΧ(ユニオンクロス)は世界分断後の話で、3にも登場してる意外なキャラの過去の姿が出てたり、ここ限定シナリオのシュガーラッシュ編があったりと結構盛り上がったそうですが、真なる闇とか13の闇とかが出て「いやこれどうなってるん・・・?」となってしまうわけです。
(このあたりから7つの光と13の闇をすごく引っ張るようになります)

おまけにどっちのシナリオも(救いは残るが)バッドエンド側の内容
ソシャゲ版すらこの結末なんかい!!!

ダークロード編でも「秩序」なる新概念が増えたり、3つ全編通して話が進むにつれてなぜか設定が増えていくというトンデモ状態になるため、マジで1話1話をメモして考察しないとホントに混乱するかもしれないです。

これくらいなもんだよ・・・親族関係図と解説本とシナリオアーカイブが欲しくなるディズニーのゲームなんて。
伏線回収しきる前に設定のメガ盛りするのは新規の人にやさしくないからいけません!あーいけません公式様!あー!!!あー!!!



4.ゼアノート、なぜか改心して退場


到底許されるべきEDではないと思います

これもエンディング周りの問題で出てきた不満点なのですが
今作は妙にゼアノートの過去をプッシュしようとしてくるんです。

2のロクサスみたいにそれが本編となにか接点を持つというわけでもないし、結局こいつが散々やりたい放題してBBS組やその先の世代のキーブレード使い全般に多大なる迷惑をかけた事実は変えようがないし、こいつは相当むごい仕打ちを受けるぐらいしか3での役割はないわけです。

では、こいつが3でやらかしたことはというと

・メインヒロイン〇害
・Χ(キー)ブレードというシリーズ最凶の奥の手を使っておいて敗北
・しかもここまで多大なる迷惑をかけた理由が
 「世界をリセットしてきれいな世界にしたかった」から
・なんかエラクゥスからもBBS組からも許された感の空気に
・ラストはなんか満面の笑みでエラクゥスと共に成仏

なんか許された感の空気出してるけどBBS組にした仕打ちを考えればマジで許される終わり方じゃないからなこれ!?!?
そして後日、ゼアノート主役のダークロード編が後日ソシャゲ版で追加実装されることになり、こいつがどうユニオンクロス(第2期ソシャゲ組)世代と関わってくるのか、なぜこいつが闇落ちしたかがある程度は語られました。(完結済)
昔はいいやつだったジャイアンムーブも限度はあるからなさすがに!?
お前の若いほうが最後に「お前は・・・この世界から・・・!」と勝ち誇った顔で改心もせず勝ち逃げしたの忘れてねぇからな!?

なお、ダークロード編ではマジで人望もあって知的だがいい奴だった模様。
マジでハゲるまでになんでこんなに歪んだんだこいつ・・・


5.黒い箱ってなに!?あの子って誰?

エンディングというかキーブレード墓場あたりからずっとひどい展開続きでしたが、これのもう1つの問題はBBS~3Dまでの伏線はほぼほぼ回収せず、4に向けて新たな伏線をバラまきだしたということ

仮にもダークシーカー編最終章、ゼアノート編決着という大事な節目のシリーズ集大成でやっていいことじゃないです。
2でも言ったように、その影響で救出までの過程が雑になり出番も食われるというBBS組とDAYS組がマジで割を食うハメに。

で、ここまでやってバラまかれた伏線は以下の2つです

黒い箱


Χバックカバーからずーっと引きずってる謎の黒い箱
おそらくこれが4への伏線となるのでしょうが中身のヒントが一切ないので「こいつ何のために引っ張ってきたの?」感が強いです。

しかもこれと予知書が目的となってユニオンクロスのほうで出番があった関係でマレ様が3ではすっかり空気に
当然これはいにしえのキーブレード側の話の根幹のアイテムとなるので本筋のゼアノートとは一切関係なし
いや、マジでなんのために出したこれ!?


「あの子」

下手するとこれは存在すら知らないまま終わったって人も多いかもしれないです。本編では改心した(というかこいつも光側の裏切者説あるが)サイクスからポロッと語られたぐらいで、アクセルとサイクスの過去に関係がある以外でマジでヒントがないので何者なのかが一切わからないです。

しかもこれバトルポータルしっかり攻略してレポート集めないと、ホントこのサイクスの発言しか言及ないからな・・・
ホントあの子の存在知らないプレイヤー結構いたんじゃないかなこれ。

一応女の子という情報だけはあるので、一説では「これアヴァ様じゃね?」
(いにしえのキーブレードマスターの1人)
という話も出回ってましたが、まぁこれも4で登場したときに誰なのかお楽しみというヤツなのでしょう。
というかアクセルの中の人もういないんですがどう回収すんのこれ


6.なんでソシャゲを本編に関わらせた

これは時系列としては全滅後にソラが目覚めの力を時間遡行に使うインチキムーブをかまし、改めて闇の勢力と決着だ!というあたりの話です。
こいつはいにしえの光に呼び寄せられ、唐突に現れました。




エフェメラ

誰だこいつぅぅぅぅぅ!?

おそらく本編だけ追ってた人は誰もがそう思ったことでしょう。
一応解説すると、ヤツの名は「エフェメラ」
実質的なソシャゲ版の主人公の1人で、Χ(キー)、UΧ(ユニオンクロス)双方で活躍
ソシャゲ版プレイヤーと共にキーブレード使い同士で戦うユニオンの仕組みや予知書といった世界の謎に挑み続け、UΧでの箱舟的な存在であるダンデライオン結成のきっかけになったり、最終的には伝説のキーブレード使いになるレベルの偉業を成し遂げたりと、本当の意味での伝説の存在にまでなったすごいキャラだったりします。
なんなら今後のソシャゲ展開などで彼の血縁が関わる予定

とまぁ、彼がしたことを知ろうにも完全にソシャゲ版の内容になるし、なにより全部シナリオ見るとなるとすごく長い
しかももうそのソシャゲもサービス終了してるし!

なので過去作だけ追ってから3をプレイした人からすると「マジで誰?」な人なうえ、説明も絶対不可能なレベルの情報の塊なのでそもそも介入させるべきではなかったし、さらにこの後ゲーム展開史上最悪なスマホ連動要素を見るハメになる・・・


ソシャゲ連動企画

ゲーム史上最悪のソシャゲ連動

なんとソシャゲプレイヤーのキーブレードを連射するという謎の展開に。
どうやら過去にゲーム内に参加できるコラボがあったようで、その時のキャンペーンを反映させた結果こうなったのだとか。

いやマジで余計なことしたなこれ

正直説明がないと本当に置いてけぼり食らう展開ですし、なにより当時そのイベントに参加した人以外は一切理解もできないし得もしないわけです。
・・・据え置きはやっぱりソシャゲとはどんな形でも関わらせちゃダメだわ
それを改めて痛感した一例になった気がしました。


7.FFキャラ・・・いる?

結構これも不満点にあがってたのですが、3ではそもそもFFキャラがほぼほぼ出てこないんです。
まさかの出演0、今までは1シリーズには最低でも1人は出てたのに。
(実はすばこのがゲスト枠だった3Dも正直グレー)

ただこれについては「もう必須じゃないのでは」とは思いました。


2時代に受けたFFキャラの仕打ち

確かにここからFFシリーズを触るきっかけになるかもしれませんし、KHならではのFFのカッコよさも見れるしでいいことづくめのように見える
・・・のですが、2でのFFキャラの扱いを見ると一概にそうとも言えなくなるんです。

・セッツァー(FF6)は完全にヘタレチキンに
・ビビ(FF9)はサイファー(FF8)の腰巾着状態
・ユリパ組(FF10-2)はデフォルメ化したあげくただのコソ泥に
・逆にクラウドは出番の優遇がエゲつなく、KH2でFF7ACをやりだす始末
 
(当時FF7関連作を売り込んでた関係もある)
・1で出てたFF10組は逆に一切出てこない
 (セルフィ[FF8]はちゃんと出たのに・・・教えはどうなってるんだ教えは!)

この扱いを見てまだFFキャラ続投を願うのは相当な勇者だなぁと思いました
(著者が単にFFに思い入れないのもあるかもだが)

なお、後日レイディアント組(スコール、シド、エアリス、ユフィ)
がDLCでちゃんと出たため、FFキャラ0人ということはなくなりました。
それでも出番はあってないようなもんだが。

あと、一応グミシップワールドで星座として出番はなくはないです
完全に設計図用のオブジェクトだけどな!
それに一部強い設計図もあるので探す必要もあるという・・・


今後実装できそうなFFキャラ

ちなみに「もし仮に今後FFキャラを実装できそう」となるなら、自分は以下のように考えてます。

・FF1~6までのキャラ+FF9
 ディシディアでお祭り感は出した後なのでおそらく出る可能性は0%
 セシルとかフリオとかバッツとかは出せそうだが出すメリットがないし
 なによりセッツァーみたいなキャラ崩壊のリスクもあるので・・・
・FF7
 もう2でほぼ全部出し尽くしたうえ、クラウドは中の人問題で
 出しづらくなったのでこっちも登場の可能性はほぼ0%
 おそらく次出るときはFF7リメイクの続きが出た時だと思う
・FF8
 スコール・セルフィ・サイファーが出たのでたぶん可能性は低め
 そもそもヒロインが子供っぽすぎて人を選ぶので・・・
・FF10
 1と2でほぼ出し尽くしたので可能性はほぼ0%
 しかも扱いもそんなよくなかったほうこれもきっとアルベドの仕業
・FF12
 影が薄い主人公+主役すら食いかねない自称主人公がいるせいで
 かえって出しづらいし役割持たせるのも難しいような・・・
・FF13
 パルスのファルシのルシがコクーンでパージ
 まだ登場キャラ0なので誰かはしれっと参加してそうではある
・FF15
 正直ノクティスが一番現実的なゲストかなと考えてる
 というかこっちでルーナと幸せにやってほしいまである

こうしてみると「じゃあ誰出すの?」になるからチョイスにも困ってそうなんだよね・・・本筋に絡ませるわけにもいかんし
それにキンハー固有キャラも増え過ぎて内部キャラだけで話を回せるようになったし、最悪FFがらみのゲストは今後ないかもしれないです。



8.アトラクションフロー

とまぁ、ここまでボロクソ言ってきたのですが戦闘面においては歴代最高峰で、操作感最高でガードも回避も攻撃も自由という完璧すぎるアクションゲーではあるのです。

その中でも本作の特徴と言えるのがシチュエーションコマンド
特定の条件を満たすと勝手にコマンドが増えていき、一定時間内にそのコマンドを使うことでいろんな必殺技がボタン1つで飛んでくるという、ホント演出面でも性能面でも最高のシステムでした。

2でも出てきた連携関連はもちろん、本作はキーブレードが変形するので戦闘スタイルの変更から必殺技でのトドメまで何でもできるし、初期装備の必殺技はなんとKH2時代の完全再現。
魔法を連発すればガ系の最上位魔法までセットできたり、KH2では邪魔者だったアンチフォームも実践レベルのものに強化されたりと、ホントいいことづくめなシステムでした。


アトラクションフロー

ただしアトラクションフロー、テメーはダメだ

しかも初期から使えるので「なんで使えるのかがわからない」謎強化
これが追加されてる経緯が一切描写されてないため、井上脚本で唐突に出てくるライダー強化アイテムぐらいにはホント謎の存在でした。
目覚めの力は不完全習得じゃなかったんか・・・?

ただこれにも結構メリットはありまして

・発動中はひるみ完全無効
・ダメージを1/4までカット
・威力も高くて扱いやすい

と、かなりのユーザー有利なシステムであるため、高難易度であればあるほどやっぱ「あって助かる」システムであり、一切損はないわけです。
これがvsアクア戦以降のドシリアスな場面で出なければいいんですけどね!やっぱこれ話が割と暗いKH3向けじゃねぇよ!


9.不評なミニゲーム

ミニゲームも結構豊富で、やりこみ要素としては楽しかったです。
どう見てもゲーム&ウォッチなクラシックキングダムに、前作のXIIIキノコよりは攻略もしやすくゲーム性も向上したセブンプリンズに、さらには料理も作れたりと、ちゃんと真面目にやりこめばまぁ楽しいものでした。

カリビアンなところではついにあのブラックパール号に乗れたり、おもちゃステージではロボットに乗り回したりと細かいところでの遊び要素満載なのはよかったです。


タマゴが割れない系主人公

ただタマゴ割りフローズンスライダーはマジで苦痛しかない・・・!
前者は繊細な操作をスティックで要求するのでタマゴがとにかく無駄になりやすく、後者はマップの広さもあって全部やりこむと地獄でしかない。
しかもスライダーの完全攻略はオリハルコンにもかかわってくるので攻略が必須という・・・何なのこの地獄は。


なお、これよりも地獄なのは幸せのミッキー探しでした。
おそらく本作一番の苦行はこれだと思います。
これも当然オリハルコンが関わってくるというオマケつき。
そのせいで今作マジでアルテマウェポンが作りづらいという・・・


歴代最凶性能

その分性能も歴代最凶性能だけどね!

それでもどの道二度とやりたくないけどねこれ!!!
こういうのは些細な特典程度にしてもらいたいものです。


10.トワイライトタウン関連

これは自分はDAYS組推しだからこその意見かもしれないんですが
なんか今作のトワイライトタウン狭くね?

中央街はレミーのレストランが出たことでにぎわっており、当時からあった電車も健在・・・と一見変わってないように見えるのだが

・ナミネの謎屋敷までのルートに変な通路が増えた
・中央街以外全マップ消失。ストラグル会場も時計台もナシ
・しかもプーさんステージも手抜きミニゲームのみ
ランダムポストから低確率でオリハルコン
・バイト関連も消滅でマジで料理以外やることがない

ここまで劣化することある・・・?
せめて時計台ぐらいはいけるようにしてほしかったです。
EDでも採用してるから重要なことは公式も分かってるはずだろうに・・・


11.ボッタクリ価格のDLC


Re:Mind

と、ここまでさすがに評価がボロボロだったこともあってか、本作を補完する目的での追加シナリオ「Re:Mind」がDLCにて販売されました。
その価格、まさかの3800円(税抜き)
割と強気な価格設定である。

なんで強気だと思ったからだって?
そのDLC自体に致命的な問題があって、明らかに値段と釣り合ってるか怪しいという意見があるからだよ!
そう思うにもちゃんと理由があるわけです。


キーブレード墓場完全使いまわし

なんでこれが割高に感じるかのだいたいの理由がコレ
あくまでRe:Mindはキーブレード墓場あたりのシナリオの補完を目的としたもののため趣旨としては間違ってないのだが、やってることが本編終盤の(特に不評な部分の)焼き増しなので全く同じことをやらされてる気分になる
一応シナリオ補完自体はできてるのだが、できたところで元々が-10のものが-5になった程度なうえ「そもそも最初からいれとけよ」という内容になってしまうのも問題かなとは思いました。
Re:Mindのお楽しみ要素として他キャラが操作できるというものがありますが、ぶっちゃけ強くないので縛りプレイになる関係上、ソラでやったほうが楽という演出もなにも台無しになるという事態に・・・

後半は内容もガラッと変わり、ようやくここでテラさんにも出番が回ってきたり、ほぼほぼ回ることができなかったスカラアドカエルムを観光できるというお楽しみ要素もなくはないのだが、結局終盤の焼き増しであることは変わりないので、クリアしたところで事態がよくなるわけではない。
・・・そういう意味ではホント罪深いなと思いました。


ガード不可や最大HP削りが鬼畜

こっちはどっちかというとやりこみ面での目玉要素で好評寄りな内容のものですが一応紹介。
ようやく実装されましたリミットカットXIII機関

ラスボス経験者が多いうえ、一部のボスはガード不可や最大HP削りまで引っ提げてくるため難易度も過去最高レベル。
やりこみ勢のお楽しみ要素としては待望の追加ボス・・・なのだが、これにもある最悪の問題が1つ紛れ込むことに
これについては12で説明します。


後になって追加された約束のお守り

約束のお守り

キングダムハーツには歴代恒例のシリーズを象徴する武器もあり、キーブレードの原点「キングダムチェーン」に、ミッキーも修行時代に愛用してた「スターシーカー」、FFでも最強武器としておなじみの「アルテマウェポン」と、何本かはそういう武器があったりします。
プレイヤーが使えない武器では「マスターキーパー」「ウェイトゥザドゥーン」などが有名でしょうか。

↑の武器もその1つで、カイリとの絆を象徴すると言える「約束のお守り
最強武器とは言えないが中盤以降の武器としては十分強い武器で、下手するとラストまでお世話になることもある、シリーズを代表とする「光の剣」であり、対の存在である闇の剣「過ぎ去りし思い出」と共に、ファンならだれもが知ってる武器となっています。
ロクサスというキャラがこれの二刀流がデフォになっているため、そういう意味でも有名な組み合わせかもしれないです。

まぁ、これ3では未実装だったんですけどね(!?!?)

もう耳を疑いましたよこれ・・・これ入れない時点でもうスタッフに作品愛は微塵もないんだなと思いましたし、カイリの扱いの悪さをさらに加速させたような気がしました。
さすがに(本編でロクサスが二刀流で使ってた関係で)モデル自体はあったのでしょう。後日無料パッチ経由でちゃんと実装されました。

なお、入手条件は
・約束のお守り:幸運のミッキーコンプでゲームクリア後
・過ぎ去りし思い出:クリティカルでゲームクリア後
(最高難易度でクリア自体が困難)

使わせる気すら0ってマジかお前!?
しかも幸運のミッキーコンプってもうだいたいの人はアルテマウェポン手元にあるからマジでファン向け装備じゃねーかこれぇ!?

・・・どこまで作品を貶めれば気が済むんでしょうね。
自分はこの時もうアルテマウェポン持ってた関係で自動的に入手できてたので気づかなったですが、改めて条件見ると余計に怒りがわいてきました。


12.ヴェルサスの思念

そしてDLCでの一番の問題はこちら
といっても、これ自体がリミカXIII機関を全部倒してること前提なので知らない人もいるかもしれないが・・・

本作にも鎧テラさんみたいな最強の裏ボスというものはちゃんと用意してあり、今作はさらにヤバいことにガード不可を平然と混ぜてくるうえ、こっちの武器もアイテムも奪ってくるというトンデモ仕様の、まさに理不尽そのものといっていい相手でした。

が、問題はそこじゃないんです。
裏ボスだから強いのは当然で倒せなくてなんぼなのですが、これの問題はそこじゃなかったんです。




皆さんは「FINAL FANTASY Versus XIII」という作品をご存じでしょうか?
これは当時、3つの世界それぞれで展開するFF13内でのプロジェクトである「ファブラ ノヴァ クリスタリス」を形成する作品の1つでありました。
FF13本編とは別に、その世界観をベースとした物語が3つ同時に展開されるというもので、当時誰もが楽しみにしてたと思われます。

え?FF13は3部作で出てるけどこんな作品知らないって?
そりゃそうです。こんな作品1度たりとも世に出たことがないんですから。

じゃあこのプロジェクトはどうなったかというと、プロジェクトの名残は残しつつも全く別物の内容に変更せざるを得なくなりました。
 FF13アギト→FF零式
 FF13ヴェルサス→FF15
そう、まさかのあのやっぱつ令和のFF15になりました。
まだ面影を残っていてかつ好評だった零式と違って、こっちはノクト以外のキャラもコンセプトも全部が面影も何もなくなり、完全に「田畑のFF15」と言っていいレベルの変貌を遂げることになり、事実上ヴェルサスは開発中止と言っていい状態になりました。


それを踏まえたうえで次の画像をご覧ください



左:ヴェルサス 右:KH3

これは何の画像かと言いますと
 左:ヴェルサス時代の旧ノクト
 右:KH3のヨゾラ(裏ボス)
も は や 完 全 一 致 で あ る

はい、ここでついにやりやがりました。
ヴェルサス時代の当時のPVとヨゾラ戦後のエンディングと内容をここでシンクロさせにきました。
KHと関係ないこれを無理くりブチこんできたあたり、やっぱこれ野村Pまだヴェルサスに未練タラタラなのかなと思いました。
VERUM REXあたりから仕掛けてきてるので、最初からヴェルサスねじ込む気マンマンだったのでしょう。

だったらこだわり捨ててでも納期守ればよかったのでは・・・
やっぱ日本でゲーム作るとこの問題にブチ当たるし、最悪こうして怨念として残るんだなぁと思いました。
もう旧FF13の呪縛はこれ以上ないと信じたいものです。


13.続編の素材使いまわし音ゲー

そんなボロクソな評価でKHシリーズの信用を地の底まで落としておきながら、その次に作ったのが「KINGDOM HEARTS Melody of Memory
つまりは音ゲーでした

今作はシナリオも一切用意してない音ゲーで、シリーズごとの音楽を解禁しつつリズムよく進んでいく、よくあるタイプのファン向け音ゲーでした。
ノーツとリズムがあってないとか、3の曲が少ない(というか3自体アレンジ曲が多いのでしゃーない)などの問題はあるが、ファン向けとしては及第点・・・となるはずでした。

ここでもまたブチこんでしまったのです・・・!
今後のシナリオ展開に関わるシークレットムービーを・・・!

つまりはこの短いムービー1本のためにファンは買わざるを得なくなり、さらにその内容も本編で出てきたネームレススターの少女関連のもの。
しかもこれ12で説明したヴェルサスの思念が関わってくるうえ、今後の展開を決める意味でも重要なムービーになっており、ぶっちゃけRe:Mindはせめてこのムービーでエンディングにすればまだ怒りは収まったんじゃないかレベルの内容となってました。

隠しムービーはファンを釣る釣り餌じゃないんですよ・・・!
というかこれ最初から3に入れておくべき内容だろおい!?


14i.総評


やはりソラメインのナンバリングぐらいは綺麗に完結してほしかったし、こういう重要な作品こそ、いつものバッドエンド癖を出すのはやめてほしいと思いました。

バッドエンド系の作品が悪いとは言わないです。
DAYSも悲劇だからこそキャラが懸命に生きる姿がすごく輝いてたし、DoDもそれでカルト的人気が出て、今やスクエニの新たな看板となるNieRシリーズができるまでになったので、それ自体が悪いというわけではないです。
ラジアータみたいに反感しか買わないヤツもあったけど

ただKHシリーズではBBSからここまでずーーーーっと悲劇を見せ続けられ、似たような悲劇の展開にしたFF15もスベってしまう始末ですし、そもそもディズニー作品でバッドエンドにすること自体おかしな話なわけです。
せめて最後ぐらいはみんな幸せで終了でもよかったのでは・・・と今でもこれだけは疑問として残り続けると思います。

ちゃんと評価すべき部分もあり、シチュエーションコマンドは簡単でハデなアクションを出せるし、キーブレード変形はクオリティと面白さが比例した最高レベルのシステムだし、ミニゲームも滑り台以外はほぼ完璧だったので、ちゃんと遊べるゲームだったからこそ、なんでシナリオだけ・・・と本当に惜しまれる作品だったと思います。

では、最後に公式へこの疑問を問いかける形で終わりたいと思います。
ここまでのご閲覧、本当に、本当にありがとうございました。


な ぜ ソ ラ を 消 し た ! 言 え !!!




PS:最後に思い出したのでこれだけ

Q:ディズニー要素には一切触れてないようですが?

A:ディズニー要素については80点だからいいんだよ!

トイ・ストーリーとベイマックスとモンスターズ・インクは特に公式番外編にしていいレベルで完璧でした。
それだけにキーブレード墓場どうしてこうなった・・・

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