優しいドラマが昔の傷をえぐる…

久しぶりの投稿になります。
個人的にいろいろあって本当にもう。
逃げ出したくなることばかりが起きた
2023年夏。
秋になって少し落ち着いたので
またnoteに戻って来ました。

先日視た「いちばん好きな花」。
今季楽しみにしているドラマです。
silentの脚本家さんなんですよね。
言葉の使い方、空間のニュアンスがとても素敵。
感性の感覚が合う気がします。
癒されるなぁ…と思うシーンがたくさんある。

今回の夜々ちゃんのターン。
凄く切なくて心臓が痛い。
最近の私の悩みの一つ、母親との向き合い方に
通じるものがあって電話のシーンは泣きそうになりました。
早朝ウォーキングの休憩中に「TVer」を
スマホで視聴していたんだけどね。
周囲に人がいなくてよかったわ。
59歳おばちゃんが涙するのはさすがに。

ドラマの二人みたいに穏やかな会話で済めば
私と母もここまでこじれなかったんだろうな、と。
でもそこはやはり令和の美しいドラマだよね。
我々なんかは罵り合いですから。

私は夜々ちゃんみたいに「女の子」を押し付けられる
ことはなかったけれど
「お腹の中にあなたが出来た時
絶対男の子だと思ってたから
女の子が出てきたとき困ったわ。
何も名前の候補考えてなかったから」
ふーん。私は勝手に男にされていたわけね。
道理で
自分が女性であることが苦手なわけだ。

私もよよちゃんと同じで
恋愛対象や心身の一致とかは性別通りだけど
小さい時から野球や飛行機、ドライブとか
比較的男性が好むとされるものに
興味があった。けどコスメやアロマも好きだから
カテゴライズの必要はないかなと思ってる。

ま、でも昭和の若者だからね。
刷り込まれた洗脳みたいなものはあるな。

先日教員をしている息子と話していて
ハッとした。
教育現場では、男の子だから髪の毛を短くしなさいという
指導はしないらしい。男だから、女だから…
「多様性」という言葉の乱用もあまり好きじゃないけど
「人間」であることは確かだよね。

年相応とか
旦那さんの職業は?とか
孫がいるか?とか

共通の話題作りのために
当たり障りなくそれとなく聞いてくる人もいるし
私もそういうきっかけ話したりするけど
考えてみればセンシティブなことですよね。
私自身は他人様のことにはまったく興味がないし
自分もそういうこと聞かれた時は
それとなく話題をそらして来たかもしれない。
「はい。私毒親育ちなんで」なんて
いきなり相手に言われたら困ってしまうだろうしね。

ま、今は友達いないから楽ですよ。
知人くらいの人には込み入った事情は話さなくて済むから。
中学の時に当時の仲良しに相談したけど
言わなきゃよかったな、と痛感したことがあって
それ以来親友はいないし。
今は旦那が親友というか、同志みたいなものです。

今のところは何も困っていないから
私としては平和です。
正確には
平和を取り戻した…ということかな。
それに関しては折々に。



気に入っていただけたら幸いです。よろしくお願いします。