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ミリオネア・マインド

お金持ちになるためにがんばりたい!あなたなら?

勉強をがんばっていい大学を卒業し、有名企業に就職する

or

要は頭の使い方次第。学校の成績や就職先は関係ない



【ワンポイントレッスン】

何事もやってみる!



お金持ちには2つのタイプがあります。



実家がお金持ちで、二代目、三代目を継いでいる人。もう一つはゼロから資産を形成し、お金持ちになった人です。



そして、どちらのお金持ちにも共通することがあります。何だと思いますか?



それは「頭がいい」ということです。



ただし、ここで言う「頭の良さ」は、学校の成績がいいとか、大卒であるとか、そんなことではありません。だいたい、お金儲けの仕方は世界中どこの学校でも教えてはくれません。




かなり昔の話です。



ある人の父は大卒のインテリで、卒業後は当時の花形軍需企業に就職しました。



しかし、第二次世界大戦の敗戦によってその会社は倒産。父は仕方なく和歌山の実家に戻り、祖父の経営していた家業を引き継ぎました。



ところが家業には向いていなくて、事業に行き詰まり、最終的には夜逃げ同然で母の実家の近くに引っ越しせざるを得ませんでした。



ある人の父の例を見ても、学校の成績と成功、もっと言えばお金持ちになれるかどうかは直接結びつくものではないとわかります。



ある人の父は勉強ができるという意味では頭が良かったのかもしれませんが、お金持ちにはなれませんでした。お金持ちになるには、それとは性質の違う頭の良さが必要です。



では、お金持ちになるための「頭の良さ」とはどんなものでしょうか?



この問いにヒントを与えてくれるのは、世界三大投資家と呼ばれる人たち(ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス)の生き方です。



3人はいずれも中産階級以下の出身です。



ほとんど資産ゼロの状態から始まって、今では一生どころか「三生」かけても使い切れないほどの資産を手にしています。



●要は頭の使い方次第


私は彼らの伝記を何度も読み込みました。それでわかったのです。



彼らは、お金儲けを「体験」を通じて学んできたのだと。それは若いときの職業体験の場合もあれば、誰かの言葉や書物から「ハウツーメイクマネー」を学び取る場合もある。



いずれにしても、体験から自らのハウツーメイクマネーの方法を編み出しているのです。



もっともわかりやすいのが、アメリカ人の大投資家、ジム・ロジャーズの生き方です。



彼は若い頃、ウォール街でアナリストの下働きをしていました。そこでの経験から学びを得て独自の投資理論を編み出し、今や世界的にその名を知られる投資家となったのです。



要は、お金持ちになれるかどうかは「頭の使い方次第」ということです。



ロジャーズと同時期に似た境遇にあり、同じような仕事をしていた人は大勢いますが、彼ほどの資産家になれた人はいないからです。



お金持ちになれる人は、経験を積み、あらゆることから学びを得ることができる。それが「頭の良さ」なのです。



本気で頭を使った人だけが、頂上に登りつめることができるのです。



MLGSI(メリルリンチのアメリカ国債を専門に取引する部門)で教育係だった「ポール・ニューマン」氏がおもしろいことを言っていました。



「ミスター、われわれの商売はここを売るのだ」。



そう言って、自分の頭を指差したのです。



ウォール街で働くには金融、経済の勉強だけでなく、歴史、地理、哲学、世界情勢など、あらゆる分野に精通していなければ生き残れません。



なぜなら私たちが相手にするのは、アメリカ社会の中でもっとも知的水準の高い富裕層だったからです。



「私はスタンフォードを出ているが、ウォール街での勉強に比べればスタンフォードなどキンダーガーデン(幼稚園)」とも彼は言っていました。



お金を稼ぐのはお遊びではできません。死ぬほど頭を使わなければできないのです。

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