Motoki Nagashima (from LargeBoys)

私たちは巨大ものづくりアート集団です。 5歳児の発想×大人の技術力であらゆるものを巨大…

Motoki Nagashima (from LargeBoys)

私たちは巨大ものづくりアート集団です。 5歳児の発想×大人の技術力であらゆるものを巨大化します。 作品づくりで感じたこと、役に立ったものづくりのノウハウについて書いていきます。 https://www.instagram.com/large_boys/

最近の記事

3Dプリンタでペットボトルのキャップを巨大化したら機能的な植木鉢になった

初めは帽子にするつもりだった ある日ペットボトルのお茶を飲んでいるときに何気なく手にしたボトルキャップを見て、僕はこんなことを思った。 "cap"には"蓋"以外に"帽子"と言う意味がある。ペットボトルのキャップを巨大化すれば、蓋から帽子へと存在形態を変換することができる。 何よりペットボトルのキャップを被ってみたい。  その耐え難い誘惑に駆られた僕は、早速創作に取り掛かった。周りは幸せな家庭を築いたり、キャリアアップを真剣に考えていると言うのに30も過ぎて僕は、いったい何をや

    • 作品紹介|FRISKケース #03

      解説 Maker Fair Tokyoの出展作品として製作。 LargeBoys結成のきかっけとなった思い入れの深い作品である。 その時のエピソード詳細はこちら|なぜ巨大ものづくりアートをつくるのか(1) |  LargeBoysの製作は毎回が新たなチャレンジだ。さらに、作るものが巨大なので労力も材料費もバカにならない。大きな失敗はできる限り避けたい。 そこで、製作のファーストステップではミニチュアサイズのサンプルを作り、様々な問題点を確認しながら製作を進めていく。  F

      • 作品紹介|ポテトケース #02

        作品解説 ”ここから先に入らないで下さい” ”長時間のご利用はご遠慮下さい”など街は注意書きで溢れている。世の中マナーが良い人間ばかりでは無いので、注意書きが必要な理由は十分に理解できるが、人に指図される事が嫌いな僕はこの手の注意書きが好きでは無い。  TechShopで働いていた時、不要になった木材を整理するための収納ケースを作ることになった。当時の廃材置き場は木材が雑然と置かれていて、スタッフが定期的に同じような形の木材を選り分けて整理していた。 なんとか利用者に廃材

        • 作品紹介| IKEAバッグ #01

          作品解説 ダイニングテーブル1台が入るくらい巨大なIKEAバッグを作って買い物に行く様子をyoutubeにアップしたいと言うくだらない思いつきから製作しました。実際にIKEAに買い物に行った様子はこちらです。 店員さんに怒られるかと思いましたが、皆さん暖かく迎え入れてくれました。  僕たちは懲りずに2回来店したのですが、最初に買い物に行った時の様子が社内報に載せられていたと店員さんが言っていました。IKEAの皆さまありがとうございました! どのように作ったか本体  先ずは

        3Dプリンタでペットボトルのキャップを巨大化したら機能的な植木鉢になった

          なぜ巨大ものづくりアートをつくるのか(2)

          この記事は、なぜ巨大ものづくりアートをつくるのか(1)の続きとなります。 今回は、LargeBoysの結成エピソードについて書きたいと思います。 LargeBoys渋谷に登場→即退散 巨大FRISKケースの出来栄えに気を良くした僕は、もっと多くの人に作品を見てもらいと思うようになりました。 そして、当時良く見ていたBeastieBoysのPVを思い出し、LargeBoysと言う巨大アートを製作するグループのイメージを閃いたのです。  僕は思い立ったらいてもたってもいられな

          なぜ巨大ものづくりアートをつくるのか(2)

          なぜ巨大ものづくりアートをつくるのか(1)

          皆さま初めまして。巨大ものづくりアート集団LargeBoysのpotetoです。この記事ではLargeBoysの簡単な紹介と、巨大ものづくりアートを作るようになったきっかけについてお話します。 LargeBoysとは何者なのかLargeBoysはNagashima,t.t,タカサッキーの3人からなるグループです。 営業やプログラミング、心理学などそれぞれが異なる専門性を活かしながら日々創作活動を続けています。 LargeBoysの中で僕は巨大ものづくりアートの製作全般を担当

          なぜ巨大ものづくりアートをつくるのか(1)