私がフラスタを出さなかったわけ

資金難による断念

今回、小原好美のココロおきなく第二弾イベントに、企画だけ立てたものの、結局企画倒れになってしまい、5月を目前にして中止という選択を取りました。まぁ、締め切り一週間を切ったところで見つかる花屋さんなんてないんですが、ましてやこのゴールデンウイークまっただ中で。
結論から言うと、フラスタを立てるのに必要な金額が口座に入っていなかったから、というのが今回フラスタ企画を中止した最大の問題点でした。給料日は末日、それまでに収入があるわけでもなく、賛同者の方々の援助を受けても1万。とてもではありませんが、手が届きませんでした。

コネクションの弱さが露呈した企画

まぁ言うても、フラスタのレギュレーションが発表されたときに真っ先にミンサカで企画を立てたのは俺でした。誰よりも早く企画を始め、周りが始まる前にスタートを切れば、いくらかは賛同者が増えてくれるのではないかと。
その考えは非情であり、非常に浅はかなものとなりました。最初に手を挙げながら、最終的に集まったのは両手で数えられるだけの人数。kazuさんやkaguyaさんの足元にも及ばないものでした。賛同者が増えれば、それだけ資金も増え、やりたいことも増えていきます。パネルなど装飾も凝ることができます。
一方。飲み会のメンバーからは外され、メールも読まれない人間に対して、「どういう人なんだろう?」と理解してくれる人が自分の周りにどれだけいるのか。考えただけで吐きそうになります。

最初のフラスタは昨年頭のまちカドまぞくのフラスタでした。あそこが始まりで、いろいろな意見が飛び交ったものの賛同者の方々も多かった時期です。そしてこはらのへや春では、のぶちぃさんという強力な助っ人を得て、等身大ここはらちゃんをフラスタで表現することができました。
そこからです、凋落が始まったのは。賛同者は減り、その一方でイベント全体のフラスタの数が増え。誰がどのフラスタを応援しようか、というのはさながら企画者の人気投票の様相を呈していたようにも感じます。
一方で、仲の良い数人で話し合って一個のフラスタを作る、というのも始まってきました。もうこうなったらフラスタ三国志待ったなしです。あちこちでフラスタが乱立し、楽屋花も出てくるようになってきました。

フラスタを出す必要性

先述しましたが、今回はkazuさんとkaguyaさんがフラスタ企画を立てていて、結果第一弾のイベントよりはるかに多くの数のフラスタが出ていたことになったのは、現地参加された方々ならばおわかりになるでしょう。ざっと両手で数えられるかどうかです。
応援を花に変えて喜んでもらう、それがフラスタの趣旨だと個人的に思っています。それには作曲者が必要で、それが企画者に当たるもの。編曲はイラストパネルに当たるでしょうか。それを音楽としてまとめるのがお花屋さんです。参加した皆さんは、さしずめ曲を演奏する音楽家、といったところでしょうか。
有名指揮者のところには、もちろん有名な音楽家たちが集まり、それが輪になってさらに広がる波及効果が生まれます。一方、寂れた指揮者には、過去の栄光を提示して音楽家たちを集めるしかすべがありません。
今回の会場となるサイエンスホールに足を運んだことについて、今回が初、という方はそれほど多くないと思います。いろいろな声優さんがあそこでラジオイベントをやっているので。自由に使える空間が少ないのも、わかるかなと思います。
それもあって、あえて今回は身を引いて正解だと思いました。キャパ的にあれ以上フラスタを詰め込んだところで、間隔が狭まって一つ一つのフラスタに集中できなくなってしまいます。

次の舞台は神田明神ホール

次はこはらのへや2024夏イベントです。こちらでは、賛同者の方が20人を超えたら、フラスタを2つ作ろうかなと思っています。おそらくこちらでも多くのフラスタが飾られると思いますが、場所的には広いスペースが取れるはずなので。今回出せなかったフラスタ案も含めて、出せるよう頑張っていく所存です。

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