知らない言葉は使わない。

当たり前のことですが、意外に使っている人が多いんです。
知らない言葉。もしくは、しっかり理解していない言葉。

編集者駆け出しだった25年前、師匠に言われたひと言が今だに、
原稿を書く基本になっています。

そのうちのひとつが「自分が知らない単語を書くな!」です。

シンプルな指示ですし、当たり前のことですよね。
でも、これがとても大事なんです。

つい最近の話。

校閲の方に指摘されて、自分が十分な理解のないままに単語を使っていることが判明しました。意図的に知らないまま使っていたわけではありません。間違って勝手に認識していたというのが正しい表現です。

つまりそれは「自分が知らない単語」を書いていたことに等しいんです。

ビジネスシーンで新しく出てくる横文字ワードとか、スポーツなどの新しい戦術とか技につく横文字名称などは、しっかり意味を認識していないケースがあります。

文字を扱う仕事をしている上では、日々、巷に発生し、一気に広がっていく言葉に敏感でいなければいけないと思っています。

話題のスケボー用語「ビッタビタ」なんかは、今後、通常会話にも使われていきそうです。

そういう意味では、日々勉強ですね。少しでも気を抜いていると浦島太郎状態になってしまいそうで怖いです。

「知らない言葉は使わない。」
フィーチャー? フューチャー?

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