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イメージを写真に

みなさん、こんにちは。
Laskey@カメラマンです。

前回に続いて、Sarinaちゃんを
モデルにしたArt portrait 写真です。
一枚の写真がその時、その前後の
ストーリーを醸し出せるか。
ハウツーみたいな動画はやはり撮れ
無かったので^^;、すこーし、解説
付けました。

Model Sarina

実際に見えている色等とは違うと
言う事は分かるでしょう。
ですが、自分の脳内のイメージを
写真に落とし込むとこうなります。
目先のものに惑わされずに、仕上がり
を想像して、色温度、ライティングや
レンズをチョイスします。
ストーリーは語らずとも、見た人が
想像した数だけのストーリーが生まれ
たら嬉しい。

見た感じに近いなら

二枚目が見た感じのままに近くて
コレもアリですけど、今回の自分の
イメージとは少し?違います。

写真的な解説すると、上の写真は
1灯ライティングです。
左から太陽の光が差していて、髪に
ハイライトを作ります。
モデルさんは木陰になるから、本来
はもっと暗くなってるのをソフト
ボックス付けたストロボで暗部の
影を起こすんですけど、ストロボ使って
無いように見せるのに、当てたい
ところだけに当たるよう、グリッド
を付けて、画角ギリギリの近くから
芯を外して弱く焚いてます。
当てたいのは顔の左半分の髪の影に
なってる部分。
左から太陽光が周り混んでるように
見せたかったワケです。
鼻筋に軽くハイライトが入って、右顔
がややシャドウになるので、顔に
立体感も出てくれます。

2灯ライティング

こう言うシーン。どんだけ闇抱えてん
だよ?と思われるかもだけど、根は
至って明るい。(笑)
とある映画のワンシーン。と思って
貰えるといいかな。と。
で、コッチは分かり易い2灯焚き。
ワンオペでやるので、シーン変えの
移動中なんかにライティング、
モデルさんの立ち位置なんかはおよそ
検討付けて、自分が先に行って
ライティングセットしてモデルさん
に入って貰います。
走ったりするから、ストロボとかは
たまに落として壊しそうになるので
丈夫なのが好き。(笑)

太陽代わりの1灯焚き

上の写真。
光の方向性がしっかりしてると
人工光でもそんな違和感は出ない
ようにも出来ます。

と言う感じで、自分のイメージが
アウトプット出来て表現できると
ハマります。
もちろん、まだまだパーフェクト
なんかじゃありませんけど。
素直に面白いし、モデルさんも
ただ写るのとは少し違うんじゃない
かなぁ?と。
すまし顔のポートレートもいいけど
こんな感じの変化球もまたモデルさん
の一面が出て好きですね。

ポートレートに何か変化欲しい。
と思ったらチャレンジしてみると
いいと思います。
お約束の宣伝で、こんな練習が
出来るのはコチラ。m(_ _)m

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