2021年アルバムベスト10

どうも。らすてゃらです。
年の瀬ということで、今年リリースでよく聴いたアルバムのランキングを発表します。
アルバムと銘打ちましたがApple Musicの集計の都合上EPも含まれてます。
それでは、カウントダウン形式でお送りして参ります。

第10位:tella『PTRD』

梅田サイファー、Japidiot、We La WorksのtellaさんのEP。
癒される曲からハードな内容まであり、すぐそこにある幸せを見落とさないように生きていきたいと思いました。
『GUN  FINGERでこんにちは』はめちゃくちゃ食らいましたね。人生で一番希死念慮が強かった頃のことを思い出しました。
戻ってきてくれて、また曲を書いてくれて、ステージに立ってくれて、本当に嬉しいです。
先月リリースされたEP『ira rira』も素敵でした。


第9位:星野源『不思議/創造』

星野源さんの12thシングルですが、Apple MusicさんがEPって書いてるからEP扱いでいいか、ということで。
ドラマ主題歌の『不思議』、スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングの『創造』、昨年の紅白歌合戦で披露された『うちで踊ろう(大晦日)』と、話題の曲満載です。
バナナマン好きな身としては設楽さんと娘さんのエピソードを歌った『そしたら』が収録されたのは嬉しかったです。
一番聴いた曲は『創造』でした。サウンドもMVも情報量が多くて好きです。初めて聴いた時のワクワク感が何回聴いても薄れません。


第8位:hokuto『plums』

ビートメイカーでありプロデューサーでもあるhokutoさんの2ndアルバム。
hokutoさんのビートはなんと言いますか、いちいち性癖に刺さりますね。
客演陣も豪華で聴き応え抜群の一枚です。
『Echo feat. peko & テークエム』は去年の華金の配信で観て以来ずっと音源化を待ち侘びていたので特によく聴いてましたし、テークエムさんのリリースパーティーでも披露されていて一層思い入れ深い曲になりました。
余談ですが、先日のTOBARIで初めてhokutoさんを肉眼で確認できました。MPC捌きめっちゃカッコよかったです。


第7位:Base Ball Bear『DIARY KEY』

スリーピースバンド、Base Ball Bearの9thアルバム。
3人だけの音とは思えない多彩な楽曲達で、全く聴き飽きそうにないです。シンプルが故に地肩の強さがよくわかりますね。
『生活PRISM』の「24/7 その気になってみれば そばにあるよHeaven」のダブルミーニングがとても好きです。
今年は約2年振りにライブにも行けたのですが、お三方が向かい合って楽しそうに演奏している姿を見て「いやぁ、バンドって本当にいいもんですね〜」という気持ちになりました。
結成20周年を迎え、ますます脂が乗ったBase Ball Bearから目が離せません。


第6位:テークエム『LABEL MUSIC』

梅田サイファー、Japidiotのテークエムさんの2nd EP。
リリース前に華金で全曲披露しておられてクソヤバかったのでめっちゃ楽しみにしてました。
ちょうどラベリングすること、されることについて考えていたので自分としてはとてもタイムリーでした。
前作『"XXM"』よりも内観的な印象を受けました。
『BEAST』の「俺もシラフじゃ暗いやつ だからまたお酒に逃げるんですね もっとちゃんとしろ テークエム」がとても好きです。
韻もワードセンスもフロウもいいけど結局は人間性が魅力的なんですよね。


第5位:テークエム『THE TAKES』

テークエムさんの1stアルバム。
名前の一部を冠しているだけあって、テークエムさんの強さも弱さも優しさも繊細さも内包した一枚になってます。
曲同士や今までの楽曲との結びつきが強くて、アルバムを通して聴くのはもちろん、過去作も聴き直したくなりますね。
リリースパーティーは大阪場所もオンラインライブも圧巻のパフォーマンスでした。でらラップ上手い。
変えようがない所は受け入れ、変えられる所は変える努力をしながら生きて、俺も自分の人生を愛せるようになりたいと思いました。


第4位:Creepy Nuts『Case』

Creepy Nutsの2ndアルバム。
一昨年、昨年のミニアルバム『よふかしのうた』『かつて天才だった俺たちへ』が内容的には全くミニじゃなかったので「まだ2ndでしたっけ」という印象。
タイアップ曲の多さからもCreepy Nutsの大躍進ぶりが伺えます。
ここまでブレイクしたからこそ書けることが詰まっていて、でも、環境が変わろうと変わらない部分も感じました。
リリースツアー大阪城ホール公演に伺いましたが、デカい舞台でしっかりブチかますお二人は超絶カッコよかったです。
これからもイカれた土産話を山のように作っていってほしいですね。



第3位:梅田サイファー『ビッグジャンボジェット』

梅田サイファーの4thアルバム。
メンバーの皆さんがEP『トラボルタカスタム』以上の作品になってると仰っていて相当ハードルが上がってましたが、そんなハードルを余裕で翔び越えてくれるクソヤバい一枚でした。
アガれる曲にクールな曲に笑える曲に泣ける曲、とにかく振り幅がすごいです。推し曲が決められません。
リリースライブは配信と味園ユニバースで拝見しました。どれも楽しくて幸せな時間でした。
『いつかまた』を横並びで歌っていたのがとても印象に残ってます。


第2位:teppei『Arrhythmia』

梅田サイファー、Japidiot、We La Worksのteppeiさんの1stアルバム。
独特なトラックも好きだし、スキルフルなラップもカッコいいし、赤裸々なリリックに心を抉られた後で生きる気力を貰えました。
『Patchwork』はアルバムの締め括りとしては最高の一曲だと思います。MVも素晴らしいです。
リリースライブは重くなり過ぎないよう工夫されていて非常に面白いバランスでした。
『hanging』でおしりをフリフリしていたお姿は決して忘れません。
「ツラいことを一回受け入れて、横に置いて一緒に歩む」という言葉は大事にします。


第1位:KennyDoes & Cosaqu『NEVER CHANGE』

梅田サイファーのKennyDoesさんとCosaquさんのダブルネームアルバム。
お二人とも引き出しの多さがとんでもないなと改めて思わされました。
序盤は曲がシームレスに続いていく感じが心地よく、後半はグッとくる曲の連続です。
「考えすぎ」は俺の人生にずっと付きまとっていた言葉だったので『考えすぎは良くないぜ』は心にぶっ刺さりました。
リリースライブはMC少なめでブチかましまくってましたね。
中でもアルバム聴いた時からめっちゃ期待してた『RUN!』がマジでクソヤバかったです。


後書き

KennyDoesさんとteppeiさんのツーマン前に鬼リピしてたのがかなり効いてました。自分でもビックリするくらい聴いてました。
teppeiさんしかりテークエムさんしかり、やっぱり一発目のパンチは重いですね。
梅田サイファー沼にハマってから推しが激増しましたけども、以前から好きなアーティストも変わらず好きなままです。
皆様、本当に素敵な楽曲をありがとうございました。来年のご活躍も楽しみにしてます。

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