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3万円台で3泊4日の旅行をする

4月中旬に3泊4日で名古屋と三重に行ってきました。
今回の旅の目的は伊勢神宮へのお参りでした。

お伊勢さまに対しても色々書きたいことが多いのですが、それは別の記事で。
今回は、安く旅行するための工夫について書きたいと思います。ライフハック的な記事です。

わたしの旅行感

わたしは本来、旅行があまり得意ではありません。
自分のテリトリー(家と近所)の安心できる環境でダラダラするのが好きです。

わたしが旅行に行くときは、観光ではなく一つの目的を持ってその場所に行きます。
旅行というより、その場所に行くために移動している感覚に近い。
できる限り旅費を節約して旅行します。
世間の旅の平均予算が分からないので、なんとも言えませんが、
わたしがよくやる旅の手段を今回はシェアします。

今回の旅行にかかった総額

Money Tree」というアプリを使って、日々の買い物の金額を記録しています。

交通・宿泊費込み、3泊4日の旅行にかかった総費用は
36,885円
でした。

一度に支払った金額の最高価格は3500円(伊勢神宮のお札代)。
お土産を自宅に送ったりする郵送費も込みで、その4日間に支払ったお金を記録しています。
ここからは移動手段や宿泊先について説明します。

移動手段

高速バス(東京〜愛知)

東京から中部地方(愛知県・三重県)へ行くために高速バスを予約しました。
東京駅発、名古屋駅前着で3,300円。移動時間は5時間ほど。
夜行バスは苦手なので昼〜夕方にかけて予約し、車内では昼寝したり本を読んだりして過ごしました。

事故やコロナの影響もあってか、最近の高速バスは飛行機より乗り心地がいいなと感じました。
揺れも少ないし、換気が行き届いていて過ごしやすいです。
中部地方くらいまでは高速バスで全然行けるなと思いました。
流石に九州らへんは遠すぎるからLCCが良いと思うけど。

電車

現地に着いたら電車移動です。名古屋駅から伊勢市駅まで1740円。
二時間くらいでつきました。
タクシーとか十年くらい使ってない気がする……。

宿泊手段

1日目ゲストハウス(2620円)
2日目ゲストハウス(3500円)
3日目ビジネスホテル(3500円)

何泊するのか分からず、あらかじめ1日目と2日目だけゲストハウスを予約しました。
余裕があったら大阪とか行っちゃおうかなと思いましたが、体力が尽きてしまい3日目はその場で安いホテルを探して泊まりました。

ゲストハウス

わたしの旅は80%くらいゲストハウスです。みなさんゲストハウス泊まっていますか?
一つの部屋に天幕つきのベッドが貼られていて、数名の人と相部屋で寝ます。これをドミトリーと言います。

ゲストハウスはギャンブル要素が高く、同室者によって居心地や寝心地が変わります。
安旅慣れしたバックパッカーや不思議な体験がしたいサブカル系が多く、基本的にみんなマナーをわきまえて静かにしているけれど、ほんのたーまに変な人がいてちょっと怖かったりします。
昨年、神奈川へプチ旅行に行ったんですが、男女兼用ドミトリーを予約したら変なおじさんと相部屋になっちゃいました。こういう人も来るんだな、と思いました。
女性は女性専用のドミトリーが絶対おすすめです。

わたしはサバイバル気分でゲストハウスを使用しています。
どんな人と一緒になるか分からないし、けっこう気を張り詰めています。
被害に遭ったことはないけど盗難も怖いし(たいていのゲストハウスは金庫ついています)。

気を張り詰めていますがゲストハウスの繭みたいなベッド空間が好きです。古民家風のゲストハウスはお金をかけていないので、空き缶とか針金とかを利用して花瓶とかタオルおきにしています。そういう生活の知恵を見るのも好きです。
以前、ゲストハウスに泊まったら、同室の台湾から来た人と友達になりました。

基本的にゲストハウスはめちゃ楽しいです。楽しいサバイバルです。

ビジネスホテル

3日目はビジネスホテルを使ったけれど、刑務所っぽくて性質に合いませんでした。
泊まった場所がアレだったのかもしれませんが、体調崩しました。そのときのホテルの感じや体調がおかしくなった感じはそのうち書きます。
良いビジネスホテルに当たるといいかも知れない。3000円代のビジネスホテルは必要最低限すぎて堅苦しいなあ、と感じる。

食事

地元民が使う店

名古屋の「モーニング文化」に興味があって、最近自宅でもつぶあんにハマってずっと食べていたので、あずきトースト食べて続けていました。
名古屋といえば味噌カツだろうと思ったので「矢場とん」に行って、意外とカツ高ぇなと思って一番安い定食を食べました。美味しかったです。

あ、伊勢市に「伊勢うどん」っていうご当地のうどんがあって、めちゃ美味しかったです。
どろっとした麺つゆの原液みたいな濃いお汁に太いうどんがちょっと浸っている。太麺は美味しいですよね。
500円くらいで色々な飲食店で提供されていました。伊勢に行った際はぜひ。

東京にもあるチェーン店

ゲストハウスは食事が出ないところが多いので、だいたい近くのお店に食べに行きます。
わたしは食事にそこまで興味がないので、現地の人が使う安いご当地チェーン店で飯を食った後は、だいたい東京にあるチェーン店に入ります。しかし、しかし……伊勢で串カツ田中に入ったら、意外に高くついて後悔しました。
ご飯代の最高金額は1,769円(串カツ田中)。伊勢に鳥貴族とかサイゼリアがあったら迷わず突入したのに……。

学生時代に京都旅行に行った時は、鳥貴族とかマックとかやよい軒とかで済ませていた気がする。

その他

あとは御朱印代とか水とかウェットティッシュとか移動のバス代とか諸費用がかかってこの金額です。

一つ間抜けなミスを犯して、荷物を東京に送る際に誤って携帯充電器(iphoneの四角いやつ)まで送付してしまいビックカメラで買い直しました。
痛恨のミスでしたが、アンペア数の高いものを買ったので、100均の充電器を捨てて、こちらを普段使いにしています。

五年ほど前、奈良・京都にも似たやり方で旅行したんですが、こちらは5泊6日(交通費・宿泊費込み)で4万円くらいでした。
旧都はさすが日本が誇る観光名所といった感じで、ゲストハウスが至る所にあり、泊まりやすく居心地も良かったです。途中で大型台風が来て帰るに帰れず、ダラダラ居続けて一週間くらい経っていました。

暇でお金ない人はこういう旅行がおすすめです。
高速バス、ゲストハウス、安いご当地チェーン店。
個人空間は皆無だし、なんとか御膳とか懐石料理は食べれませんが楽しいです。
グルメを抜いて自分で最安値を調べると旅行はめっちゃ安くなる。
その場その場でプランを立てて、観光名所を回りまくったり鳥貴族でダラダラしたり、出会ってしまった変な人をうまくかわしたり、今夜の寝床を探し回っているだけで非日常感。めっちゃ楽しいし、思い出に残ります。

ゲストハウスは宿泊費3000円くらいなので、ダラダラ居続けてもそんなにお金かからないし。

余談

日本一周自転車旅をしている人が、youtubeで毎日朝8時に1時間だけおしゃべり配信をしています。
たまに聞いているのですが、その人は「快活club」の個室に寝泊まりしているらしい。
「快活club」って行ったことないんですが、漫画喫茶みたいなものなんでしょうか。

いいなあ、寝心地が良くて安かったら「快活club」に宿泊するのもアリだな。
ググったら近所にもあるようなので、今度見てきます。


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