hololive EN3期生FUWAMOCOカラオケ枠は、もはや選曲が特定層の日本人向けとしか思えない

なんだかどこに向かっているのかよくわからないんですが、日本人から見て面白い海外の双子ユニットなのは、今のところ間違いないなと思います。

先日デビューしたばかりのhololive EN3期生-Advent-の『魔界乃番犬』らしい2人組、Fuwawa Abyssgard (フワワ・アビスガード)と、Mococo Abyssgard(モココ・アビスガード)。

彼女たち二人の共有YouTubeチャンネル「FUWAMOCO ch.」で、今日初めて配信されたカラオケ配信は、特にめちゃくちゃ歌がうまい、とか、とても演出が凄い、というようなわけでもなかったのですが。

とにかく「海外Vtuber配信とは思えないほど選曲がカッとんでいた」ので、ちょっと今回は、特にホロライブ海外勢を未視聴の方なんかにお勧めしてみたいなと思います。



まあ、多くを語ってもしょうがないので、早速セットリストをご紹介します。
今回はこんな感じでした。


『さんぽ/井上あずみ 1987年』
『ふわふわ時間/放課後ティータイム 2009年』
『DANZEN!ふたりはプリキュア/五條真由美 2004年』
『津軽海峡・冬景色/石川さゆり 1977年』
『走れ!/ももいろクローバー 2010年』
『コネクト/ClariS 2011年』
『PLASTIC LOVE/竹内まりや 1984年』
『輪舞-revolution/奥井雅美 1997年』
『渚のシンドバッド/ピンク・レディー 1977年』
『オーケストラ/BiSH 2016年』
『うしろゆびさされ組/おニャン子クラブ・うしろゆびさされ組 1985年』
『〜secret base〜君がくれたもの〜/ZONE 2001年』
『恋のバカンス/ザ・ピーナッツ 1963年』
『激!帝国華撃団/横山智佐・帝国華撃団 1996年』
『レッツゴー!陰陽師/矢部野彦麿&琴姫With坊主ダンサーズ 2006年』
『Rebellion/hololive English -Advent- 2023年』

以上、全16曲。


一番最後に歌った自身たち「-Advent-」のオリジナル楽曲以外は、新旧アニメ主題歌タイアップ曲から、海外で2010年代以降に流行ったシティポップ、演歌、昭和歌謡、平成ガールズバンド楽曲、果てはゲーム楽曲に至るまで、とにかく幅広いのが特徴と言えば特徴なんでしょうか。
(ちなみに一番古い曲から新しい曲までの幅はなんと約60年あります)

印象としては、まるで日本で10年以上前から生息している古参オタク層を狙い撃つかのような、実に個性的なカラオケ枠でした。

是非気になった方は、一度聞いてみていただければと思います。



彼女たちの配信は、双子での共同チャンネル運営もそうですし、配信予定時間の5分前ぐらいから配信を開始して予定時間ぴったりに待機を切り上げコンテンツ提供を開始する配信スタイルなども、これまでのホロライブにはない珍しいものだなと思い、色々と興味深くチェックしているのですが。

そんな彼女たちフワワ&モココのデビュー配信後のチャンネル登録者数の伸びも、今のところIRys(アイリス)、ラプラス・ダークネス、Gawr Gura(がうる・ぐら)といった過去のホロライブで衝撃的な勢いでのデビューを果たしたメンバーとほぼ同程度の勢いで急加速で伸びていて、そのファン側の反応もまた面白いなと思って見ています。

今回の「日本語楽曲を集めているがゆえに、権利関係の難しい曲を歌っている多くのENメンバーのように、配信後にアーカイブを消さなくていいカラオケ枠の選曲」もそうですが、ちょっと今までのメンバーとの差別化を図ったような活動が目立つ彼女たちが、今後どんな面白いことをしてくるのか?そしてそれはどの程度ファンに受け入れられるのか?などは、これからも楽しみだなと思います。

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