最初からラストが確定していた配信「#ジャンプ黄金期ディベート大会」

週刊少年ジャンプの黄金期はいつだったのか?それを決めるというのが、この10/12の配信「#ジャンプ黄金期ディベート大会」の趣旨だろう、と、タイトルから連想して私はこの配信を見た。

当然のことながら、そんなもの決まるわけがない、と思いながら。


ところが、この配信はタイトルに堂々とディベート、と書いておきながら、全くディベートをしなかった。

討論どころか、プレゼンでもなかったかもしれない。

単純にジャンプの年代ごとの連載作品を10年ごとに区切って、ライバーが作品を紹介し、その作品紹介にみんなで思いをはせ、懐かしむ。そんな感じで終わった1時間20分だった。

当然と言えば当然のことながら、黄金期がいつだ!という結論もなかった。



だが、懐かしかったし、面白かった配信ではあった。

終わってみれば、配信参加ライバーの特定作品への熱や、それぞれの話の膨らませ方が特に楽しめる配信だったように思う。

特に、参加者の話の中に伊東ライフのような同人作家目線や、西義之といった実際に週刊少年ジャンプで連載していた漫画家目線の話が混ざるのが、個人的には興味深かった。

週刊少年ジャンプを一定期間読んだことのある方は、この配信は楽しめると思うので、見てみるのもよいかもしれない。
そして自分なりの週刊少年ジャンプ黄金期に思いをはせてみると良いのではなかろうか。

黄金期はどこか、の答えは多分そこにしかない。

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