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あらためて「ホロライブ」と「にじさんじ」をビジネス目線で見るのって面白い

 先日、講談社「マネー現代」でVtuber市場の急成長とその課題について、記事にまとめられていた。

『月給1000万円超のVtuberも!2大事務所「にじホロ」のスゴい戦略』というその記事中で主に語られていたのは、2Dモデルによる運用開始からの3D化の流れ「ホロライブ」と「にじさんじ」の経営戦略対比や、管理体制と人材確保に課題、といったところだった。

しかし、あらためて「ホロライブ」「にじさんじ」をビジネス目線で見てみる、というのは一旦Vtuber好きの沼に入った身としては逆に新鮮面白かった

 例えば、四天王時代のVtuberファンに多かった失望要素の「本来は新技術を活用したコンテンツだったはずのVtuberが、既存文化のゲーム実況や雑談に甘んじている」ことが、この記事では商業的な点から肯定的な評価を得ている。

 その一方で、私たちが散々まとめサイトとかで目にしていた話題の、許諾問題も、情報漏洩も、誹謗中傷も、この記事の視点だと「大人の事情ともいうべきトラブル」の一言で片付いてしまう程度の事なんだなぁと、再認識させられたような気がした。

 この記事の内容がすべて正しいとまでいう気はないが、こういう趣味的でない視点からの物の見え方は、一般視点から見た非常に的確な評価だと思ったので興味がある方は是非読んでいただきたい。わかりやすい文章でとてもおススメである。

あと、こんな風にVtuber批評みたいな記事がもっと増えたら、物事の見え方捉え方も色々と増えて面白そうなので、今後も探していきたいところだ。

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