手助け

ひとは自分で自分を助けようとする

抗ったり、諦めたり、耽ったり、逃げたり、ひとはストレスがかかったり困難や苦しみに晒されると、いろいろな応じ方をする。

それが時に手首を切ることだったり、冷蔵庫の中身をあらかた胃に収めてトイレで戻すことだったり、お酒をたくさん飲むことだったり、夜中に誰かに電話をかけることだったり、物思いに耽ることだったり、Googleの検索窓に悩みを打ち込むことだったり、SNSで遠くの有名人を殴ったり、性器にパワーストーンを入れると救われると信じたり、学習性無力に陥ったり、部屋に引きこもったり、挙げはじめるとキリがないけれど、最後には自ら命を絶つこともこの国ではよくある話だ。

でもひとつ共通していることがある。
それがもたらす結果が好ましいものであれ都合の悪いものであれ、ひとは何かしら自分で自分を助けようとしてそうするのだということ。

そうしてこの世界にたくさんの悲しみがもたらされたりもするけれど、信じてほしい。

あなたの中にはあなたを助けようとする力が働いている

植物が水を吸い上げ芽を伸ばそうとするように、誰もが自然にこの力を持っている。
そうしてここまで息をつないできたのは、これはもう偉業と言わざるを得ない。
そしてその力の働き方が整っていくことで、何かが少しずつ変わっていく。

信じてほしい。あなたには力があるのだということを。
一足飛びに奇跡を起こす力ではないかもしれないけれど、ゆっくりと、でも確かに、変わっていけると思うから。

(次回から具体的なTIPSも掲載していきます。よろしければご覧ください。)

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