見出し画像

二刀流

「書とカリグラフィー、両方やるのね!
書ける限りずっとやっていたほうがいいわよ。」

とある日、その方は
ご自身の書かれた葉書を
色々出してきて見せてくださって
そうおっしゃったのです。

ふだんはお話したことなかったのですが
カードの文字や絵を介して
どこか通じあえた気がして
素敵だな〜と思うその方に
いつも緊張気味な私は、
とても嬉しかったということがありました。

私の拙いカリグラフィーに
和文字を添えて。
勇気を出してお渡ししたカード。

お渡しして良かった!

「アイデアは出てくるのにもう
手がだめ」

そうおしゃっていました。
思うようにならないもどかしさ
なのでしょうね...、

昔は書けたのに書けないその方と、
書きたいのに書けない私

その差は何処なのだろう...

出てくるアイデア、衝動のなさなのか

いつか思うように書けるようになりたい
ではなく、

いつか、ではない。

書きたいことがらが
衝き動かされて書く

なにが一番先で
なにが一番大切なのか

その衝動が沸き起こったときに
書きたいことを
書きたいように書くために

今、色々な経験や鍛錬をする

そんなところ。



昨年の大谷選手といい
素敵なカリグラファーは実は書道家だった

ということもあって
二刀流というワードを
続けざまに耳にするこのごろ

なんだか意識してしまうんだよな〜
二刀流。。。