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誰も教えてくれない、シャンプーの正しい知識。

この記事は、こんな人のための記事です。

(1)最近、髪質の低下が気になる
(2)ヘアケアで、髪や頭皮を痛めてないか不安。
(3)極力、洗浄力の弱いシャンプーを使いたい。
(4)シャンプーの無駄遣いを減らしたい。
(5)自分にあったシャンプーがわからない。

シャンプーって、誰かに習ったことはありますか?

銭湯(正確には、高円寺の小杉湯に)にすっかりハマった僕は、美容師という職業柄、他のお客さんがシャンプーしている姿を観察してしまう癖がある。

人それぞれが様々な洗い方をしている。その時、ふと思った。

「みんな、シャンプーの仕方って、誰かに習ったことはあるのかな?」

僕のいる美容室『らふる』では、髪型の相談だけでなく、お客様から髪に関するお悩み相談をもらうことが多々ある。飲みに行った先の店主や常連客からも、私が美容師だとわかると、同じような相談を多くもらう。

「最近、髪質が悪い」
「頭皮の臭いが気になる」
「頭が痒い」
「フケが出る」
「オイリーな感じがする」

聞くとみんな、毎日シャンプーは必ずしているし、トリートメントもしっかりしている人がほとんど。

シャンプーがあっていないのかな?
洗い方が間違っているのかな?
ひょっとしたら洗い過ぎ?
いやいや、洗いきれていないのか?
どっちなの…?  

はて、正しいシャンプーとはなんだろう…?

僕自身も長い期間、臭いや地肌の痒みが気になっていた。頭がクサイのは嫌だから一生懸命ゴシゴシ洗ってみたり、乾燥してフケが出るからシャンプーを変えてみたり、シャンプーを2日に1回にしてみたり、逆に1日に2回洗ってみたり…。いろいろと試したが、なかなか上手くいかない。

美容師のアシスタント時代に、心地よいシャンプーの練習は死ぬほど行ったが、「正しい洗い方」については誰からも習った記憶がない。実際、プロの卵でもそんな感じなので、一般の方は全くと言っていいほど、ご存知ないだろう。

でも、髪は人間にとって大切な身体の一部。髪の状態がいいと、見た目だけでなく、心も明るくなる。

そこで、今回、僕が美容師として働くなかでわかった「正しいシャンプーの知識」を伝えたい。

1. 頭皮ケアの第一歩はブラッシングから

シャンプーをする前に行ってもらいたいのが、ブラッシングだ。

ブラッシングを行なっている方は非常に少ない。

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