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書く瞑想で自分を見つめる

このnoteでは、僕が5年以上実践している
書く瞑想についてご紹介します。

書く瞑想のやり方

瞑想と聞くと「難しいのでは?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
やり方はとても簡単です。

①話題を決める

まずは話題を決めます。

・「今感じている感情は…」
・「私の大切な価値観は…」
・「私は今日…」
・「5年後の自分は…」

などなど、どんな話題でも構いません。

ご自身が書きたいと思った内容を
自由に選んでください。

②話題に続けて、頭に浮かんできたことをそのまま書き出す

話題を決めたら、その話題に続けて心に浮かんできた思考や感情を紙に書き出します。
難しいことは何も考えずに、ただひたすら、
本音を書き出します。


モヤモヤしているときや、
自分としっかり向き合いたいときは、15分〜20分くらいの長めの時間で、
毎日の習慣としてサクッとやりたいときは、
5分から15分くらいの短めの時間でやるのがおすすめです。

途中で話題からそれても構いませんが、
時間が来るまでペンは止めないでください。

途中で書くことがなくなっても、
「書くことがない」
「あとはなんだろ」
「あー、」
などなど、そのときに浮かんできたことをそのまま書き出しましょう。

(2)実践して感じた書く瞑想の効果

書く瞑想を5年以上実践し、
たくさんの効果を感じてきました。
このnoteでは、そのうちの2つをご紹介します。

①ネガティブな感情に気づき、客観視できる

人はネガティブな感情を抑え込んでしまいがちです。

ネガティブな感情に真っ向から直面するのは苦しいですし、
ネガティブな感情を感じる自分は、未熟だと考えてしまうからです。

特に自分の存在や気持ちを否定されたり、
否定されたような気持ちになる体験をしたりした人にとって、ネガティブな感情を感じるのはとても難しいです。

しかしネガティブな感情も、
自分の現在地を教えてくれる大切な感情です。


怒りを感じるからこそ、
現状や他者に不満があることに気付けます。
寂しさを感じるからこそ、
人の温もりを欲っしていることに気付ます。

ネガティブな感情と自分を同一視し、
飲み込まれるのは良くありませんが、
ネガティブな感情に気付き、見守り、受け入れることは、自分の現在地を知る上でとても大切です。


書く瞑想では、難しいことは何も考えずに、
心に浮かんできたことをそのまま書き出すので、抑え込んでいた感情に気づきやすくなります。

また感情が紙に連ねられていくので、
自分と感情を切り分け、客観視するのが容易になります。

②ありのままの自分とつながり、自己を確立できる

書く瞑想で自分の本音と向き合っていると、
自分自身への理解が深まります。

・自分はいま何を感じているのか
・理想の自分はどんな自分なのか
・自分はどんなときに幸せを感じ、どんなときに苦しみを感じるのか
・何を手放すべきで、何を手放すべきではないのか
・結婚したいのか。子どもは欲しいのか
・自分に合った仕事は何なのか
・人生で成し遂げたいことは何なのか
・自分の大切な価値観は何なのか

といったことが、徐々に徐々にわかってくるのです。

自分について深く理解し、
ありのままの自分とつながり、自己を確立することは、幸せな人生を送るうえで欠かせません。


大谷翔平に歌を歌わせても、
ご本人は幸せでないでしょう。
米津玄師に野球をやらせても、
ご本人は幸せでないでしょう。

大谷翔平が野球をやるから、
米津玄師が歌を歌うから、
あれだけの成果を出し、幸せになれのです。

幸せに生きるために必要なのは、
自分以外の誰かになることではなく、
自分自身を深く見つめ、
ありのままの自分とつながり、
自己を確立することです。

おわりに

一切の現象は無常なので、
自分自身の心や周りの環境は、瞬く間に変化します。

注意深く心を観察していなければ、
ありのままの自分と離れ離れになってしまうでしょう。自分が何者なのか、わからなくなってしまうでしょう。

ぜひ書く瞑想で自分自身を深く見つめ、
ありのままの自分とつながり、自己を確立し続けてください。

臨機応変に変化できれば、適切な場所で、
いつまでも自分らしさを輝かせ、
幸せに生きられるはずです。

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