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根拠、無根拠。

子供の頃は価値がないと思っていた物が、今になって「ああ、いいかも」と、思うことがある。
でも、子供のわたしは本当に、周りの友人達がそれを買っているのを見ても羨ましいとは思わなかったし、少しもらって食べてみても、やっぱり「何がそんなに美味しいの?」と心に秘めたまま、相手に合わせるように美味しそうに笑うだけだった。
でも本心では、ガムのほうが格好いいと思っていたし(どうしてだかは思い出せない)、キャラメルや他のパリパリのウエハースチョコなんかのほうが美味いに決まっているのにと、自らそれを選ぶことは一生ないなと考えていた。
今になって、一生ないとか、絶対とか、あの気持ちや自信はどこから来ていたのか不思議になる。
みんな、口が大人だったんだな。

「グミ」って、美味しい。

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