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ある夏の思い出 伊勢神宮から賢島 前編

2022年の夏、伊勢神宮から賢島へ2泊3日の小旅行に出掛けました。当日は朝から大雨。でも昼には上がる予報を信じて土砂降りの中最寄り駅に向かい、東京駅から新幹線に乗りました。名古屋に着くと予報通り雨は止み、午後、伊勢市駅に降り立つと、空は晴れ渡り日差しが眩しいほどです。空と同じく気分も晴れてすっかり参拝日和となりました。

まずは下宮から参拝するのだと情報収集済みでしたが、下宮と内宮が思いのほか離れていることを実感しました。下宮の後はバスで移動するとして、いよいよ神宮内に進みます。

大木に囲まれた境内を玉砂利を踏み締めつつ正宮を目指してゆっくり歩いていると、木々が出す清浄な空気に心も洗われていくようです。目の前にひらひらと緑の葉っぱが舞い落ちて来ました。

生宮本殿前も空いていてすぐに順番がやってきました。進み出て手を合わせたところ、風が吹いて白い幕がふわりと持ち上がり、奥の建物が見えました。

お参りを済ませて歩いているとお馬が一頭道なりの小さな小屋にいました。神馬かしら。とても大人しいけれど、馬場を駆けたり草を喰んだりしたくないかしら。

そんなこんなで下宮を廻り、次は内宮へと向かいます。

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