見出し画像

冬のバーゲンが始まった〜肩を張らずにフランス156

 冬と夏、年に2回あるバーゲン。今年の冬はこの水曜日に始まった。1ヶ月間やっている。

 フランス語では « les soldes »と呼ぶ。冬のバーゲンは « les soldes d’hiver »。文字通り売れ残りを「決済」するのが基本。安ければいきなり50〜60%オフなんていうのもある。日が経つと値段も下がる。お目当ての商品がないのなら2週目3週目を待つのも作戦の一つ。

 目玉商品とかは元の値段が張るものが多い。値引き後でも目を剥くほどなので話にならない。

 ボーナスもないヒラ公務員だと、真ん中くらいのレベルのモノが手の届く値段になったところを狙うしかない。


 ところでこの歳になると大体モノも揃っている。断捨離したところでそれほどスペースもなければ、ないと困るモノもない。

 それでもバーゲンというのは不思議な魔力があって、普段チマチマとしか出てこない購買欲が頭をもたげる。

 結局毎回何か記念になるようなモノを買ってしまう。本当に必要かと尋ねられると「ん〜?!」と答えに窮するが、買ったモノより買う行為そのものに満足している風がある。生活に問題ない限度はわきまえている。自己満足するだけの遊びみたいなものかもしれない。

 昨日はスキー用のウィンドブレーカーのようなモノをポチった。2〜3ヶ月前にどこかに置いたまま盗まれてしまったヤツの穴埋めにするつもり。数字だけ見ると半額以下。一応名前の通ったメーカー品なので損ではないはず。週明けには届く。


 まあ « On verra »。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?